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世の中にはさまざまな占いがある。意外に知られていないようだが、手相や四柱推命など多くの占いは統計学だという。

同じような手相を持った人や同じ生年月日の人に多い特徴を統計学に分析して、そのデータを占いに来た人に当てはめているということである。

では、統計学だけではなく、医学的な根拠を持つ占いがあるのはご存じだろうか?それが「指の長さ占い」である。

オックスフォード大学とノーザンブリア大学の共同研究

かの有名なオックスフォード大学とノーザンブリア大学が生み出したのがこの指の長さ占いだ。名前を聞けば信頼できそうなのは分かるだろう。

この占いで見るのはいたって単純で、人差し指と薬指の長さを比べることである。イギリス人とアメリカ人合計600人のデータから、統計学的にそれぞれの特徴が分かった。

人差し指と薬指が長い人それぞれの特徴とは

600人のデータから分かった特徴は以下のとおりである。

■人差し指が長い人の特徴

・運動が不得意
・言語的な記憶力が高い
・不安障害や抑うつになりやすい

■薬指が長い人の特徴

・運動が得意
・空間認識能力が高い
・ADHD(注意欠如多動性障害)や自閉症になりやすい

テストステロンの濃度が影響するという医学的なデータ

ではなぜそうなるのか、それが医学的な話である。

人差し指と薬指の発達、実は男性ホルモンの影響を受けているのである。胎児期と生後に男性ホルモンであるテストステロンが多いと、薬指が長くなるということが分かっている。

つまり、人差し指が長い人はテストステロンの影響が少なく、薬指が長い人はテストステロンの影響が大きいのである。

そしてテストステロンが多いと運動が得意であり、空間認識能力が高いという男性の特徴が出て来る(※1)。

また、テストステロンが減少すると、抑うつや不安障害を引きこす。男性の更年期障害と言われるものに抑うつや不安障害が起こるのはこのためである(※2)。

一方で、テストステロンが高いとADHDや自閉症を引き起こしやすいというデータも出ている。

つまり、指の長さによってテストステロンの強さが分かり、その影響を受ける特徴を言い当てることができるというのが、指の長さ占いの正体である。

そして、もう一つのデータとして、薬指が長いと浮気をしやすいというデータがある。こちらもやはりテストステロンが関係しているようだ。

男性はもちろんのこと、女性の性欲にもテストステロンがかかわっている。実際に、海外では女性の性欲増強のためにテストステロン補充療法が行われているという。

一方、浮気をしにくいのは人差し指と薬指の長さが同じ人だという。これに関しては、なぜかは不明である(※1)。

統計と医学に基づいた指の長さ占い、他の占いよりも信頼度は高そうだ。自分の恋人やいいなと思う人の指のチェックをしてみよう。相手の薬指が長い場合には男女問わず、注意が必要かもしれない。

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