出典Spotlight編集部

イケメンシェフとして、多くのメディアに出演している川越達也さん。その活動は、自身がオーナーシェフを務めるレストラン「TATSUYA KAWAGOE」の経営だけにとどまらず、料理教室の講師、著書の出版、プロデュース商品の監修など多岐に渡ります。

そんな川越さんにSpotlight編集部が独占インタビューを敢行。報告もあるとのことで、お話を伺ってきました。

Spotlightだけに話してくれた報告とは?

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ーー今日はよろしくお願いします。川越さんから、報告があると伺いましたが…。

川越:私事で恐縮ですが、結婚しました。そして先日、女の子の赤ちゃんが誕生しました。

ーーえ〜!!おめでとうございます!そんなビッグなニュースをいきなりサラっと…(笑)。

川越:ありがとうございます。実は、まだうちのスタッフにも話してません(笑)。僕自身メディアにたくさん出演していたこともあって、にぎやかなイメージが強いかもしれませんが、誕生日を迎えれば44歳です。もう若手ではないですし、今までとは違う方向性の活動も考えていますね。

もちろんこれまでのバラエティに富んだお仕事が嫌だったわけではありません。家族ができたこともきっかけではありますが、今までのイメージとは違った、より家族や子どもにフォーカスした仕事にも取り組んでいきたいと考えています。

料理人の道を選んだ理由

出典Spotlight編集部

ーーご結婚という節目にあえてお聞きしたいのですが、料理人の道へ進んだきっかけはなんだったんでしょうか?

川越:僕は、子供の頃から野球しかやってなかったんです。「プロになれたらいいな」という希望を抱きつつ、真剣に小学校から高校まで取り組んだんですが、野球選手にはなれませんでした。

じゃあ、なぜ料理人を選んだのかというと、小さい頃から料理は好きだったし、興味のある分野だったので料理人を職業にするという選択肢はずっとあったんです。

「料理の仕事を頑張れば、もしかしたら食べていけるかも?」と考えていたことも、進路選択のきっかけだったように思います。

元々はオーナー志望ではなかった?

出典Spotlight編集部

ーー川越さんは20代で独立していますが、最初から独立を考えていたんでしょうか?

川越:いやいや、僕は野球をやっていた頃もリーダー気質ではなかったし、人の前に立って指揮をとるタイプでもなかったんです。

だから料理人になっても、自分の店を出そうと強く思っていたわけではありません。どちらかと言えば、自分が尊敬できるシェフを探してサポートしていくというのが希望でした。

でも、僕が社会に出てからはバブル崩壊の影響で、閉店するお店をたくさん見てきました。それは大きなグループのお店であってもです。そういう状況を目の当たりにした時、初めて独立の意志を持ちました。

たとえ小さくても潰れない店を自分でやらないと、自分の身は守れないと感じたんです。それが28歳の時でした。10年後、20年後に牙城が崩れたとしたら、結構な年齢でしょ?その年齢からあたふたするより、チャレンジして失敗するならば早いほうがいいとも思いました。

でも、まさか自分が東京にお店を持てるとは、夢にも思っていなかったというのが本音です。

自分がついて行きたくなるリーダー像をイメージしていた

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ーーかなり早い段階で独立したように思えますが、何か心がけていたことはありますか?

川越:リーダー気質ではありませんでしたが、お店を出したからにはリーダーとしての自覚を持たなければならなかったんです。そこで僕が心がけていたのは、自分がついて行きたくなるリーダー像をイメージして、スタッフに接することでした。僕のエゴですけどね。

それから、どんなに経営が苦しくても、自分が外にバイトに行ってでもスタッフのお給料と業者さんへのお支払いは滞納しないことと、食材のクオリティの維持は遵守していましたね。

あとは、僕自身が雇われている時に社会保険や社宅がなくて、とても苦労したんです。昔は一般的に個人店は社会保障の制度がきちんとしていないことが多く、それこそ家に帰れず、店に泊まったこともありました。

この経験から、僕がお店を出すならば少しでも早く法人化して、スタッフの社会保険や社宅を用意しようと思ったんです。

やっぱり自分がスタッフの家族だったら、安心して働ける会社で働いて欲しいですからね。

ーー現在、社会保険や社宅はあるんですか?

川越:フル装備です!(キリッ)僕も地方から出てきた人間だから、親御さんや奥さんが心配する気持ちはわかります。最低限、住む場所が確保されているのと、いないのとでは全然違うはず。

僕は、スタッフをご家族からお預かりしている立場ですから、彼らの生活を第一に考えています。

認知度を高めるためにしていた特別な取り組み

出典Spotlight編集部

ーーやはり川越さんの知名度が高まったのは、メディアへの出演によるところが大きかったと思うのですが、何か特別なことを考えていらっしゃったんですか?

川越:東京という激戦区で店を出して、生き残るためには絶対的に認知されることが必要だと思っていました。そして、興味を持ってもらう。最終的には、お店に来ていただかなくてはいけません。

そういった意味では、10年前はすごく試行錯誤していた時期でした。メディアにお声をかけていただけるような仕掛けを考えること、そしてお声をかけていただいた時に素人なりにもできる限りのパフォーマンスをするために、様々な工夫をしていました。

ーー具体的にはどんなことをされていたのでしょうか?

川越:料理番組の場合は、視聴者の方にわかりやすく伝えることが大切です。ですから標準語でゆっくり丁寧に話すことと、料理中の鍋の中を上手に見せる練習をしていました。

あとは、僕なりの考え方の1つとしてスーツやカジュアルな服装で出演する、というものがあります。多くの料理人の方は、コックコート(厨房で着る服)でメディアに出演することが多いと思いますが、そうするとオファーが料理番組などに限定されがちです。

僕は、あらゆる年代の方に知っていただきたいと考えていたので、幅広いオファーを受けられる環境を作りたいと考えていました。そこで、料理を作る番組でない場合はコックコートではなく、極力衣装で出演できるようにお願いしていたんです。

結果的に幅広いお仕事をさせていただけることに繋がりました。

一度にたくさんの方に知っていただける場として、多くのメディアに出演する機会をいただいたことは本当に感謝しています。

コラ画像について率直に話してもらった

出典Spotlight編集部

ーーSpotlightはWEBのメディアなのですが、川越さんがWEBの世界で特有の愛され方をしていていることについてお聞きしたいです。

川越:あれね(笑)。コラ画像ですよね。たしかに誹謗中傷もありますし、よく「平気なの?」とか言われるんですけど、世界中のシェフの中でコラで遊んでみようかと言われるシェフがいますか?

そんなシェフにノミネートしていただけたことは、光栄に思います(笑)。

例えば海外の権威あるシェフや、国内の超有名シェフの方のコラ画像なんて見たことないですよ。もしかしたらあるかもしれませんけどね。

ネットの方が僕をいじってくれる、触ってくれる…僕はこの10年間、興味を持っていただくためにメディアに出ていたので、率直にありがとうと伝えたいし、実際にコラ画像のコンテストもやったんですよ。

コンテストのプロモーション動画はこちら

出典 YouTube

※コンテストはすでに終了しています。

川越:コンテストでも審査員をやりましたね。大体同じ写真が使われていたんですけど、他にもあるぞと内心思っていました。

ーー素材の提供もされていましたよね。

川越:しましたね。やるならもっとやって欲しいなと(笑)。

いろんなコラ画像を見せていただきましたが、一番嬉しかったのはL'Arc〜en〜Cielのメンバーになっていた作品ですね。あの時は、L'Arc〜en〜Cielさんには申し訳ないですけど、「よっしゃ!」と思っていました。

誹謗中傷は嫌ですけど、僕の生活に支障が出ない範囲で楽しんでいただけるなら、どうぞどうぞお使いください(笑)。

ファミリー向けのお店や食育、地方創生のお手伝いをやっていきたい

出典Spotlight編集部

ーー最後に、今後の活動についてお聞かせください。

川越:父親になったこともあり、子どもや家族に向けた活動も積極的にしていけたらと考えています。具体的には食育や、ファミリー層でも利用しやすいお店づくりなどです。

食育に関しては僕だけが発信するのではなく、他の親御さんたちと一緒に僕自身も学ばせていただければという思いでいます。わからないこともたくさんあるので、いろんな形で親御さんたちと交流できれば嬉しいです。

あと僕、キムチのお仕事やらせて頂いているのですが、「お漬け物」って大人向けの商品が多いじゃないですか。そういったなかで子どもでも食べやすい「お漬け物」の開発とかもやってみたいですね。

そして僕の出身地である宮崎県産の野菜ブランド「PLANE FARM」の立ち上げ準備もしています。僕の生まれ育った町の美味しく安心で安全な野菜を全国の皆さんにご賞味いただくと共に、地元のPRもできればと思っています。

また地元のみならず、全国各地の地方創生のお手伝いもさせて頂ければと思います。これまでに埼玉県川越市や神奈川県の三浦半島、大分県国東市といった自治体と一緒に地元の食材を使用したメニュー開発や、ふるさと納税のプロモーションなどもさせて頂いております。

今後も全国各地の自治体と色んな食材で、このようなお手伝いをさせて頂けると嬉しいです。

ーーご結婚、そしてお子さんの誕生で幸せいっぱいの川越さんですが、たゆまぬ努力とスタッフの方とそのご家族への愛に溢れたお人柄が、インタビュー中にもにじみ出ていました。

お父さんになったことで、今後の活動がより広がっていくのではないでしょうか。これからの飛躍に期待したいと思います。

<取材/黒川沙織 横田由起 文/横田由起 写真/長谷英史>

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