国内で7月22日にリリース開始となった「ポケモンGO」。配信1週間で利用者が2000万人超え、国内では歩きスマホで徘徊するユーザーが急増するほど社会現象となりました。

スマフォ視聴率データ「Nielsen Mobile NetView」の調査によれば、配信1週間のピーク時と比較すると、右下がりに下降して行き、9月19日~25日の週では1000万人と約半数にまで減少しています。

アメリカやヨーロッパで事故多発

日本より一足先にリリースされた米・ニューヨークでは、車が木に激突するという事故が発生。運転者は28歳の女性。警察の事情聴取によると、「ポケモンGO」の"ながら運転"による前方不注意事故だったことが分かりました。

その他、アメリカ東部で、ポケモンGOをプレイしながら運転していた若者が、ハンドル操作を誤りパトカーに激突する事故や、スペインのバロセロナで、ポケモンを探すために高速道路トンネル内に入り込んだ日本人観光客2名が保護される、というニュースも話題になりました。

国内でも事故が多発!

「ポケモン探しながら」ミニバイク蛇行運転

配信された当日7月22日の夜。京都府亀岡市曽我部の国道で、蛇行運転しているミニバイクを警察署員が発見。停止させたところ、ミニバイクを運転していた男子学生(22歳)が、配信されたばかりの「ポケモンGO」に夢中になり、「ポケモンを探しながら走行していた」と供述しました。

クマに気づかず接近!

7月22日に配信開始となったポケモンGOプレイ中の交通トラブルが各地で相次ぎ、3日後の25日には、全国で36件もの交通事故が発生。

25日には、金沢市の国道で、軽自動車が停止中のライトバンに追突。軽自動車を運転していた20代の男性は「ポケモンGO」をプレイしながら前方不注意だったと話していました。

同日25日広島市では、携帯電話を見ながら運転していたなどの道路交通法違反の疑いで取り締まったケースが5件も発生したことを発表。富山・石川・島根・高知などでも同様のケースが発生しました。

また、北海道長万部町では、ポケモンGOをしながら町道を徘徊していた男子学生がクマに気づかず、至近距離まで接近したというニュースが報道されました。大学生にケガはなかったということです。

配信直後のポケモンGOによる事故が相次ぎ、警察は「携帯電話をしながらの運転は重度な事故に繋がる。危険なので辞めて欲しい」と呼びかけました。

死亡事故が発生・・・

ポケモンGOに夢中になるあまり、プレイをしながら運転する人が急増しました。警察やメディアが、「ながら運転」や「歩きスマホ」は危険であると厳重に注意を呼びかけました。しかし、最も危惧されていた痛ましい事故が発生しました。

23日午後7時25分ごろ、徳島市方上町の県道で女性2人が車にはねられる事故があり、病院に搬送されたが1人が死亡、1人が重傷を負った。

徳島県警徳島東署は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、運転していた農業五王敬治容疑者(39)=同市南二軒屋町=を現行犯逮捕した。県警によると五王容疑者は、スマートフォン用ゲームアプリ「ポケモンGO(ゴー)」をしながら運転し、「前を見ていなかった」と供述している。

出典 http://www.jiji.com

ポケモンGOが配信開始されてから1ヶ月目にして初めての死亡事故。運転手がプレイ中の”ながら運転”でした。

現場は片側1車道の直線道路で信号はなかったといいます。五王容疑者は、仕事を終え帰宅する途中で、時速50キロ程度の走行でした。

小学4年生の児童がトラックにはねられ死亡

10月26日。愛知県一宮市の市道で、横断歩道を渡っていた小学4年生の則竹敬太君(9歳)が1.5トンのトラックにはねられ死亡するという大変痛ましい事故が発生。警察によると、運転手の川合信右容疑者(36歳)は、事故当時、「運転中にポケモンGOを使用していた」と供述していました。

一宮署によると、川合容疑者は「ポケモンGOをしていて前を見ていなかった。運転中は必ずポケモンGOをしていた」と話している。

出典 http://www.sankei.com

則竹君は頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡。則竹君は横断歩道を渡っていたところで、現場にブレーキ痕はなかった。同署は容疑を過失致死に切り替えて調べている。

出典 http://www.sankei.com

警察庁によると、運転中のポケモンGOを巡る交通事故で、小学生が死亡するという事故は全国で初めてだと発表しました。

運転中には必ずポケモンGOをしていたという容疑者。小学生の息子の命を奪われた両親の思いは、どんなに辛いことでしょう。その思いは想像を絶します。

この事故の被害者・則竹敬太君の父・崇智(たかとし)さん(46歳)が、ポケモンGOの運営会社「ナイアンティック」宛に、手紙を書きました。

道路上にはキャラクターやアイテムを出現させない▽歩行速度以上ではゲームを起動できなくする――の2点を求める

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

事故後に愛知県警などが、「ナイアンティック」にシステム変更を要望。

「ポケモンGO」の速度制限機能

ポケモンGOは、8月のアップデートから「速度制限」機能が追加され、速度制限に達すると「移動速度が速いためプレイを制限しています」「安全のため、走行中のプレイは禁止です」という表示が出るようになっています。

これは、多発する事故防止のための運営会社側のシステム変更により、自動車・自転車での運転中にポケモンGOをプレイしないための注意喚起メッセージです。

なお、「私は運転者ではありません」の表示をタップすれば解除されるようになっています。

県警は〈1〉運転中はアプリを起動させないよう、または、操作できないようシステム上の措置を講じること〈2〉アイテムが入手できる「ポケストップ」などの設定を道路上では解除するとともにキャラクターが出現しないようにすること――などを要望。

出典 http://www.yomiuri.co.jp

これに対し「ナイアンティック」は、11月7日、一定の速度以上で移動中の時は、操作できなくなるようにシステムを変更しています。

以前より徐々に厳しくなっていた速度の制限が更に厳しくなりました。時速40kmを超える速度で移動すると、ポケモンが出現しなくなりポケストップが回せなくなりました。またポケモンGOプラスでも、ポケストップからのアイテムがほとんど入手できないようです。

事故防止の対策として、ポケモンGOプラスを使用していても、車・電車でのプレイはほぼできなくなりました。

出典 https://game8.jp

しかし、事故で亡くなった則竹敬太君の父・崇智さんは、「安全安心に楽しめるゲームにするには、もう一歩進んだ規制が必要だ」と話しています。

ユーザーの意見は?

■卒業します

■電車は関係ないでしょ

■助手席でやってる人は関係ない、電車やバスも関係ない

事故に対する世間の声

■利用者がいなくならない限り・・・

厳しいご意見です。

■運転中のスマホ操作自体がまずい

■こんな意見も

例えが深いですね...

問題なのは、利用者のモラルだということ。

■飲酒運転で死亡事故を起こされても飲料メーカーを訴えない

■人間が悪い

分かりやすく整理してくれました

■被害者の心情はお察しするが、やりすぎ・・・

世間はどのように考えているか?アンケート調査

ニュースサイト「Buzz Plus News」で、1500名の日本在住者に対して「ポケモンGO」に関する大規模なアンケート調査を実施。その貴重な調査報告が掲載されていました。

ポケモンGOは運転中に使用できないシステムを導入するべき?

導入の必要あり 249票 (49.8%)
導入の必要なし 251票 (50.2%)※計500人


「そんなの無理だわ。速度制限はついてるけど。運転席と助手席で分けられないし」「Googleのテクノロジーをもってすればそれも可能」

「そのような必要は、ありません。使う側の人間の問題ですから」
「起動後5分以上静止もしくは低速で移動しないと操作不能」
「スマホ自体を操作できなくすべき」

出典 http://buzz-plus.com

ポケモンGOの運転中プレイで男児が命を落とした事故は運営に責任ある?

責任はない 305票 (61%)
責任はある 195票 (39%)※計500人


「100%無い。責任転嫁すべきじゃない」
「ゲームの特性から見て予期できる事ではあったし、全く責任が無い事は無いと思う」
「法的な賠償責任となると判断できないが、見舞金くらいは出ても良い」

「運転中にゲームやるとか普通の神経じゃありえない」
「ポケモンは移動しながらのプレイが超有利なのがね。同じナイアンテック社のイングレスは止まらないといけないのに」

出典 http://buzz-plus.com

自民党は、道路交通法改正を含む事故防止策を検討

自民党は15日午前、交通安全対策特別委員会などの合同会議を開き、スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を操作しながら運転することによる死亡事故の発生を受け、運転中のスマホ使用への厳罰化も視野に道路交通法改正を含む事故防止策の検討に入ることで一致した。被害者のヒアリングを実施し、意見集約を図る方針だ

出典 http://www.sankei.com

合同会議では、ポケモンGOに限らず運転中のスマホ使用について、「酒酔い運転と同様に罪が重い」と罰則強化を求める意見が相次いだ模様。

被害者のヒアリングを実施し、事故防止対策を検討するということです。

痛ましい事件が再び起きないために・・・

「ポケモンGO」のアクティブユーザーはピーク時に比べると、かなり減少してはいるようですが、今もなお、きちんとマナーを守りゲームを楽しむユーザーもいます。

個人としては「ポケモンGO」のシステムの問題ではなく、使用者のモラルの問題ではないかと思います。しかし、大切な息子さんを失った遺族の気持ちは計り知れないものがあります。その原因が、「ポケモンGO」の”ながら運転”で・・・という悲痛な叫びをどこにぶつければ良いのでしょうか。

亡くなられた被害者遺族の方には心からお悔やみ申し上げます。今後、このような痛ましい事件が再び起こらないために。みなさんは、社会の一員としてどう思われますか?

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cocon☆hanna このユーザーの他の記事を見る

キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています☆

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