若干10歳にして発明賞を受賞したブリジットちゃん

小さな天才がまた一人ここに誕生しました。オーストラリア、メルボルン在住のブリジット・ウェネリスちゃんは若干10歳にして、このほどオーストラリアの電力ガス会社「Origin Energy」主催の「littleBIGidea」に応募し、見事グランプリを受賞したのです。小さな子供の大きな発明品とはいったい何なのでしょうか。

2015年、ブリジットちゃんは白血病を患っていた

ブリジットちゃんは去年、白血病を患い入院生活を送っていました。その時に、看護師さんが絆創膏を使うのに手こずっている姿を目にしたのです。

一枚一枚を袋から出す作業に手間取っていた

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ブリジットちゃんは、看護師が手袋をしながら患者のために絆創膏を一枚一枚袋から出すという作業が不便で意外に時間がかかっていることに気付きました。結局看護師は、ブリジットちゃんのお母さんに絆創膏の開封をお願いしたのですが、お母さんも爪が長かったために素早く袋から絆創膏を取り出せなかったのだそう。

それを見ていたブリジットちゃんは閃きました。「絆創膏がセロテープみたいになっていれば、簡単に使えるんじゃない?」と。

バンドエイドディスペンサーを発明

ブリジットちゃんは、セロテープのように絆創膏を引き出してそのまま貼れるディスペンサーを発明。誰でも簡単に使えるという利点がある他、何より忙しい看護師さんの時間短縮にも繋がります。ポイントは、ディスペンサーは完全に密閉できる作りになっているために埃などが入らず、衛生面でも安心だという点。

先日、指を切ってしまった筆者ですが、出血がひどく1枚1枚の絆創膏を素早く指に貼るという作業がなかなかできずにイライラしました。指が怪我した場合には、あの絆創膏の包装紙を剥がすことがいきなり難しくなる場合ってありますよね。でも、こんな風に引っ張り出してそのまま貼れるディスペンサーなら確かに便利!

「そのシンプルさが素晴らしい」

今回の「littleBIGidea」の主催者である電力ガス会社「Origin Energy」のジェイムズ・オログリンさんは「ブリジットのアイデアは、シンプルなのが素晴らしい。最も一般的な作業がこのような時短アイテムになることで、包装紙などの無駄を防ぎ、素人でも早急に処置ができる」とブリジットちゃんのアイデアを称賛しました。

NASAとディズニーランド行きが待っている!

ふとしたことがきっかけに生まれるアイデアが大ヒットすることは往々にしてあります。10歳のブリジットちゃんは、自分の闘病中に発案し見事賞を取りました。優勝した暁には「NASAとフロリダのディズニーランドご招待」というなんとも豪華な特典が得られるということで、現在も白血病の治療をしているブリジットちゃんは、病気が回復したらどちらも楽しみにしていると語りました。

父親のスティーヴさんは、娘の発明品優勝の知らせに感動を隠し切れません。「闘病中は、ブリジットは美しく長い茶色の髪を全て失い、歩くこともできなかったんです。そんな病の最中にこんな発明をするなんて…娘は私のヒーローです」とインタビューで話しています。

「学校で勉強して以来、宇宙が大好き」だというブリジットちゃん。1日も早く元気に回復して、NASAとディズニーランドへ行ける日が来るといいですね!

*記事掲載に関しては出典元の許可を得ています

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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