子供って喜怒哀楽を素直に表現しますよね。そこがまた可愛かったり問題だったりするわけですが…何でもないことにでもすぐに泣いたり怒ったりする時に限って数分経てばケロッとしていたり。

でも、感情を表現することが命の危険に関わるという病気を抱えた子供がいます。英バーミンガムに住むイザベル・サラットちゃんは生まれた時から心臓病を抱えており、悲しい気持ちや泣きたくなったりした時は命の危険に晒されてしまうのです。

心臓に4つの欠陥があり生まれてきたイザベルちゃん

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5年前、イザベルちゃんを産んだキンバリーさん(27歳)は、娘の異常にすぐに気付きました。イザベルちゃんの体温はとても低く全身が青白かったために、キンバリーさんが医師に話すと「体温が平均より低いだけです」という答えが返ってきただけでした。

母の直感で検査を依頼したキンバリーさん

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母の直感というのは凄いですね。我が子の異変を瞬時に感じ取る不思議な能力があるのはおそらく母親だけではないでしょうか。キンバリーさんは、イザベルちゃんのことが不安だったために再度検査を依頼しました。すると、イザベルちゃんの心臓に4か所もの欠陥があることがわかったのです。

事態は予想していたよりもはるかに深刻だった

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超音波検査で判明しなければならなかったはずの欠陥を気付かれないまま、生まれて来たイザベルちゃん。深刻な心臓の欠陥症ということで、イザベルちゃんの場合は感情が高ぶってしまうと血圧が急激に下がり、酸素の循環を止めてしまうため命の危険に晒されるという状態だと医師はキンバリーさんに告げました。

生後半年で心臓手術を受けたイザベルちゃんでしたが、成長するとともにまたその欠陥が出てきてしまうように。5歳になったイザベルちゃんは心臓の治療を頻繁に受けています。

それと同時に両親にとって大切なことは「イザベルちゃんを悲しませないこと」。もし、感情の起伏が激しくなってしまう事態が起こればそれはイザベルちゃんにとってすぐに「死」に繋がってしまうからです。

両親はFacebookにイザベラちゃんのアカウントを設置

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兄が2人と妹1人を持つイザベルちゃんの両親は、Facebookに「Princess Isabell heart warrior」というアカントを設置。「6月の誕生日にどうかイザベルに誕生日カードを送ってあげてほしい。みんなからのカードは娘をきっと幸せにする」とメッセージを綴りました。

世界中からカードやプレゼントが…!

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イザベルちゃんのことが英紙で取り上げられ、またFacebookを見た世界中の人たちからイザベルちゃんに誕生日カードやプレゼントがたくさん届けられました。

海を越えてまでイザベルちゃんに届けられたカードの数はなんと2,000枚以上にものぼったそうです。キンバリーさんは「こんなに多くの人に娘を気にしてもらえるなんて予想外でした。とても嬉しいです」と喜びを露わにしました。

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世界中の人からの思いやりに感動するキンバリーさん。

実はイザベルちゃん、去年の4歳の誕生日に感情が高ぶり泣いてしまったそう。その時血圧が急激に低下し心臓に負担がかかったためにすぐに病院で治療をしなければならない羽目に陥ってしまいました。

その時に医師は「生後半年目に受けた心臓手術はもはや効き目はない」とイザベルちゃん夫妻に告げたのです。つまり、今後感情の起伏が激しい時には常に死と背中合わせになるということを宣告されてしまいました。

そのため5歳の誕生日には、なんとしてでも穏やかに過ごしてもらいたいという両親の願いがあったのです。多くの人からカードをもらったイザベルちゃんは、自分の誕生日までに数枚ずつ開けて行きました。ワクワクするけれども、あまりワクワクし過ぎないようにしなければ心臓に負担がかかってしまうというのも、幼い子供にとっては酷なことでしょう。

残念なことに、イザベルちゃんは今心臓の手術を受けることができません。キンバリーさんいわく「心臓の手術を受ける許可を得るには、状態がもっと悪くならないといけない」のだそう。今でさえ十分に命の危険に晒されているイザベルちゃんなのですが、病院の規則と法律の壁がこの手術を妨げているという状態なんだそう。

去年、動脈移植を受けたイザベルちゃん

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去年、動脈移植を受けたイザベルちゃんですが、やはり心臓にかかる負担をできるだけ軽減させないといけないと医師からの指示を受けています。とにかく「いつもハッピーでいられること」が命を繋ぐ鍵となるイザベルちゃん。

キンバリーさんはそんな我が子のために「今年のクリスマスも是非、イザベルにカードを送ってやってください。あの子にとってはみなさんからの1枚1枚が心の支えなんです」と訴えています。

たくさんのクリスマスカードが届くといいね!

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この記事を読んでいるみなさんが、イギリスに住むイザベルちゃんにクリスマスカードを送ろうと思ってくれるのならとても嬉しいです。Facebookにも記載されている住所は下記の通り。

2 Howes Croft
Castle Vale
Birmingham
B35 7EL
England

現在、小学校へ通っているイザベルちゃんですが、油断のできない容態のため、始終気を付けて体調管理しないといけないという状態なんだそうです。友達と元気いっぱい走り回れないことはイザベルちゃんにとっても辛いでしょう。でも、キンバリーさんによると、これまでなんとか落ち着いて生活ができているそうです。

そんなイザベルちゃんには、今年のクリスマスも誕生日同様たくさんのカードが届けられて、穏やかでハッピーなクリスマスを家族と一緒に過ごせるといいなと願う筆者です。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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