記事提供:子ある日和

現在2歳の我が家の息子。0歳の頃から、少々便秘気味ではあったものの、大きな病気もせず、一見健康に育っていました。

健康がゆえに、いつのまにか親の私の中で「健康であることは当たり前のこと」と思ってしまい、数日に一度大泣きをする息子に「熱もないのに泣くな…!」と怒ってしまったことが何度もありました。

しかし、息子の体の中では大変つらい変化が起こっていたのです…。

何の前触れもなく突然泣き出す0歳児にイライラしていた私

息子は、母乳やミルクの飲みも良く、離乳食がはじまってもよく食べてくれました。

体は少々大きめで、お腹は張っているものの、成長曲線にそった体重の増え方をし、いつも元気でニコニコしていました。

今思うと、これってすごくありがたいことなのですが、当時の私は、この一番良い状態を基準と捉えてしまっていて、好きな遊びをしてたくさん食べたにもかかわらず、突然ギャーッと泣き出す息子によくイライラしていたものです。

あやしても、ミルクを追加しようとしても、泣き止まない息子…。熱もないしどこも痛そうでもない。いったいなんなんだろう。

はじめの数回は息子を抱いておろおろしていましたが、結局原因もわからず、繰り返されるたびに大きな声で「泣くな…!」と言ってしまうこともありました。

息子は便秘で本当につらかったとわかった1歳の頃

子どもの通院や健診などで、私は、「夜泣きがひどい」「かんしゃくを起こす」など、息子の泣きの原因がわからず、つい「自分が参っています…」といった相談をよくしてしまっていました。

すると、その時も風邪で通院していたのですが、小児科の先生から意外な質問が。

「〇〇くん、最近うんちはちゃんと出ていますか?」

「…?」

これまで何度か息子は便の出が悪く、麦芽糖のエキスなどをもらっていましたが、便秘といっても放っておいても4日も出ないこともないので、まぁそんなものだろうと特に気にしていませんでした。

何の質問かはわからなかったものの、「まぁ麦芽糖のエキスを飲みながら3~4日に一度くらいは…」と答えると、先生はお腹とおしりのチェックをされました。

そして、わかったのです。息子は、便が溜まって苦しく、肛門の内側に少し切れた跡があるということが…!

一般的に、赤ちゃんから大人まで、数日程度便秘であっても平気な人はたくさんいます。しかし、もちろんその度合いや苦しさにも個人差があります。

息子は、たくさん食べて便は下りてきているのに、うまく排泄できず、肛門付近が切れ、その苦しさや痛みにたびたび耐えられなくなり泣いてしまっていたということでした。

こんなつらい状況を、私はいったい何か月見てみぬふりをしていたのか…。それどころか怒ってしまっていたのか…。胸がとても苦しくなりました。

息子は、麦芽糖のエキスだけでなく、きちんと便秘改善の薬も処方してもらうことになりました。

傷もあったので、小児科で浣腸もしてもらい、排せつ後には薬も塗ってもらいました。きちんと治療を受けていると、だんだんと理由のわからない大泣きや苦しそうな泣き方をしなくなりました。

やっぱり、便秘が一番の原因だったようです。問題なのは、私自身が、息子が便秘気味であることに気づきながら、「(大人でもよくあるし)これくらいのこと…」と重要視していなかったことです。

これがきっと、3歳くらいの子どもであれば、「おなかが痛い」「おしりが痛い」と私に教えてくれたでしょう、そして私も気づけたでしょう。

しかし、まだ0歳や1歳の言葉がしゃべれない“息子の泣いて伝える”というアピールに、どうして気づけなかったのか、見てみぬふりをしようとしてしまったのか…。

とても後悔しています。あの時私ができたことは、今思うとたくさんあります。「最近ウンチ出ていないね」とマッサージをしてあげること。泣き方がおかしいのですぐ病院に連れて行き相談をすること。先輩ママなどに相談をすること。

そして、原因が分かった後は、できるだけ早く自宅での浣腸を適宜おこなったり、食事の見直しをすること…。すべてを怠ったのは、私の「これくらい大丈夫だろう」という甘さです。

二度と後悔しないために。子どものケアは慎重すぎるくらいに

人によっては「過保護」と捉えられてしまうかもしれません。しかし、私は思うのです。言葉を発せない子どもの、小さな変化にも気づくことができるのは、いつもそばにいる者だけだと…。

それが、我が家では私です。私が変化を感じられなければ、息子は苦しみ続けるだけです。

いつもと泣き方が違う、食欲がないなど、少しでも変化があれば、重要でない予定などはキャンセルして、大切な我が子を見守ろうと思いました。何もなければ「良かった」となり、何かあれば「早期発見」につながります。そんなことを学んだ一件でした。

現在2歳になった息子は、定期的に便秘での通院は続けているものの、苦しくなる前にマッサージや薬などで、大分落ち着いてきています。

たかが便秘、されど便秘。大人がどうだとか一般的にとか、そんなこと関係ありません。何か月もお腹が苦しい思いをさせてごめんね…。今は、家族全員で適度な運動や野菜中心の食生活に見直そうと心がけています。

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