記事提供:CIRCL

最近、ベッドに誘っても夫がどうしても乗り気にならない…なんて嘆いているのなら、そんなときは、パートナーに積極的な日光浴をおすすめするといいかもしれない。

イタリアで実施されたある実験によると、うつ病治療で使用するライトボックスで光を照射すると、性欲が向上することが判明したのだ。

毎朝30分の光治療で性欲に変化?

イタリアのシエナ大学分子発達医学部研究チームは、眩しい光を浴びることで男性の性欲と生理的反応にどのような変化が現れるかを調査した。

対象となったのはセックスへの関心がないことが特徴的な「性的欲求低下障害」と「性的興奮障害」の診断を受けた男性38人。

2つのグループに分けられた参加者たちは、冬季うつ病などの治療に使われる「ライトボックス」と呼ばれる機器を使い、2週間毎朝30分間光を浴びた。

そのうち、片方のグループのみ光量を低くした設定で照射を行い、治療の前後に計測した性欲と男性ホルモン「テストステロン」の分泌量について、2つのグループを比較した(※1)。

2週間で性欲が3倍に!

実験の結果、浴びる光量によって性欲とテストステロン分泌量に大きく違いがあることが分かった。

治療前はどちらのグループも0~10点で性欲を表す指標において約2点ほどだったにもかかわらず、通常の光量を浴びたグループは、治療後このスコアが6.3まで伸びたのだ(※1)。

通常、テストステロンは2.01~7.50ng/ml(1ナノグラム=10億分の1グラム)が正常値とされている(※2)。

治療前は2.1ng/mlと最低ラインだったが光治療後は3.6ng/mlにまで上がったという(※1)。光量が少ないグループは、治療前後で変化はなかった。

光量が多い春~夏は性欲が自然に増加

本来、北半球では、テストステロンは日が出る時間が短くなる11~4月に自然に減少し、春から夏にかけて次第に上昇する。

テストステロンの分泌量が増えるほど性欲も増加することから、光量が性欲に関係していることは確かだろう。事実、妊娠数が最も多くなるのは、日差しが強くなり始める6月だという(※1)。

詳しいメカニズムはまだ分かってはいないが、この先さらに研究が進めば、病気による性欲減退に悩む人たちを対象に、具体的な治療法が確立される可能性もある。

最近セックスがご無沙汰でお悩みの方は、ぜひパートナーとの早朝お散歩デートを日課にしてみてはいかがだろうか?付き合ったばかりの頃の新鮮な気持ちを取り戻すとともに、夜にはうれしいサプライズが待っているかもしれない。

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