ついにブラック体質に強制捜査のメスが入れられた電通

昨年末に、当時新入社員だった女性社員が過労を理由に自殺したことが明らかになった広告代理店大手の電通。

その後、月に100時間を優に超えていたという残業の実態や、サービス残業、また女性社員や若手社員に対するセクハラ・パワハラのような言動も日常的に蔓延っていたことが次々と明らかになりました。

Densu Building
by Dick Thomas Johnson

この女性社員以外にも、3年前には当時30歳だった男性社員を過労死させ、25年前の1991年にも当時入社2年目だった男性社員を過労による自殺に追い込んでいた同社。

一向に変わらない会社の体質にメスを入れるべく、11月7日には労働基準法違反の疑いで、東京労働局が強制捜査に入り、大規模な家宅捜索が行われるに至りました。

ホリエモンも注目を寄せた強制調査

この強制調査のニュースは大きく報じられ、実業家の堀江貴文さんも「ほぼほぼ逮捕者でます。」と注目を寄せていました。

ブラック企業としての同社の体質を批判しつつも、エリートが集うだけに”プライドが邪魔して辞めにくい”という、大企業ならではの呪縛が存在することも指摘していました。

「自虐で忙しさを麻痺させてる」伊集院光の指摘に納得

大手の広告代理店にて行われている強制調査ということで、マスコミや芸能人の多くも注目を寄せていると思われる今回の一件。

そんな中、タレントの伊集院光さんが、自身がメインパソナリティーを務めるラジオ番組「伊集院光とらじおと」(11月8日放送)で、電通社員の実態について語りました。

ニュースコーナーで、電通の本社を含めた3支社にも家宅捜索が入ったことを伝えた同番組。

すると、CM出演の際などに電通社員と仕事を一緒にしたこともあるという伊集院さんは…

「電通に限らず、この業界は”ものすごく働いてる自慢”みたいなのが蔓延ってる」

「まるで業界コントみたいに、労働条件の悪さとか自分が寝てない自慢とかをやってる」

「寝てない自慢を皆んなでして、それをゲラゲラ笑いながらむしろ定時で仕事する人をダメにたいな感じにしてる

出典「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ・11月8日放送)

と、「働きす過ぎ自慢、忙しすぎ自慢、寝てない自慢」を吹聴し、”働きすぎ=良い社員”であるかのような感覚へと麻痺してしまっているという実態を指摘しました。

さらに、

「自虐的に話すことで、自分を楽にしていくことが蔓延している」

出典「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ・11月8日放送)

と、自身の置かれた立場を自虐することで、慰め合いを行っているような雰囲気が根付いてしまっていることを指摘しました。

ネット上には多くの賛同の声が

日本人の悪いクセとも思える”働きすぎ自慢”が、働きすぎであるという実態を卑屈に感じさせないように感覚を麻痺させているとズバリ指摘した伊集院さんの意見に、ネット上にも「その通り!」と多くの賛同の声が寄せられています。

中には、広告業界に限った話ではないブラック企業の実態と、それを誤魔化すように”忙しい自慢”を繰り返す社員が存在することを報告する声も相次ぎました。

改善するのは困難か?

ブラック体質な企業が蔓延してしまった背景には、なんとかして自分をコントロールして社会に馴染もうとする、日本人の真面目で勤勉な国民性が仇となってしまったかのようにも感じますね。

伊集院さんが最後に「1回そっち側(働きすぎを自虐によって慰める現状)になった基準を変えていくのは相当難しいですけどね」と指摘した通り、すでに当たり前のように浸透してしまっているこの現状を打破するのには、かなりの大胆な意識改革が必要であると考えられます。

その改革の第一歩として、電通という巨大企業への家宅捜索が良い意味での”見せしめ”として機能してくるのかもしれません。

会社への忠誠心や一生懸命さを、長時間労働でしか伝えられない現状をどうにかしなければならないと、強く感じます。

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