同じ日本に住んでいても、エリアによって“ジョーシキ”はさまざま。一部の地域では当たり前のことが、他の地域ではまったく知られていないケースもあります。そんな地域限定のジョーシキをご紹介する、その名も「地域のジョーシキ!ヒジョーシキ?」。今回は、とある地域の一風変わったパンをご紹介します。

それは、神奈川県・横須賀市にある、見慣れた「あのお菓子」を挟んだご当地パンです。

横須賀のソウルフード「ポテチパン」

そのご当地パンとは、「ポテチパン」。その名の通り、ポテトチップスがコッペパンに挟まれているというもので、初めてポテチパンの名を聞いたTwitterユーザーからは、こんなコメントが。

どうやら神奈川県在住でも知らない人がいる様子。それもそのはず、「ポテチパン」は横須賀の限られたパン屋さんでのみ販売されている、知る人ぞ知るソウルフードだったのです。

ですが最近では、横須賀出身の俳優・小泉孝太郎さんが紹介したことや、テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』や『出没!アド街ック天国』をはじめとするメディアで取り上げられたことから、地元以外の人にも知られるようになりました。

「ポテチパン」のお味は…

ポテチ、キャベツ、マヨネーズ。ポテチパンの具材は、この3つの食材を混ぜたもので、いたってシンプル。食べた人からは「ポテチの味と塩気がキャベツ、マヨネーズと絶妙にマッチ!」と絶賛する声があがっています。

誕生したきっかけは?

この「ポテチパン」の発祥は、1970年代にさかのぼります。

「ポテチパン」の元祖と言われているのが「中井パン店」。この店のご主人が、粉々になって売り物にならないポテトチップスの使い道を近所の菓子問屋に相談されたのが誕生のきっかけ。依頼を受けてキャベツとマヨネーズとともにポテトチップスをパンに挟んで食べてみたところ、意外とおいしかったことから販売が始まったのだそうです。

今では、メディアに取り上げられる機会が多くなったことで有名になった「ポテチパン」は、50年近い歴史を誇る食べ物だったのです。現在は「中井パン店」と「ワカフジベーカリー」の2店で食べることができます。

こちらが「中井パン店」。

こちらが「ワカフジベーカリー」のもの。

自作する人も登場!

「横須賀まで行くのは遠いけど食べてみたい…」

そんなことを思ったのか、ネット上には「ポテチパン」を自作している人も多数出現。

具材はコンビニやスーパーで調達できるため、自作するのも簡単。

作ってから時間が経つと、ポテトチップスがキャベツの水分を吸って、しんなりしてしまうので、早めに食べるのがオススメ。興味を持った方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

■「地域のジョーシキ」話を募集中!

このコーナー『地域のジョーシキ!ヒジョーシキ?』では、皆さんの地域に根付いた風習・文化の情報を募集しています。ぜひ下のフォームから応募よろしくお願いいたします。

この記事を書いたユーザー

Spotlight編集部 このユーザーの他の記事を見る

Spotlight編集部の公式アカウントです。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス