博多駅前で、大規模な陥没事故が発生

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8日の朝、ニュースを見てびっくりした人も多いはず。予想したよりもはるかに大きな穴が、福岡イチ大きな駅前に・・・

幸い、人的被害は無かったようですが、もし昼間に起きていたら・・・と思うとぞっとしますよね。

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ガス漏れ疑いもあるため、ガスを止めて調査&修復中とのこと。

あまりにも大きな陥没穴に、日本中が驚きました。主要なライフライン・・・ガス・水道・電気・下水道などがすべて停止。しかも、一夜明けた今も復旧のめどは立っていません。

福岡県 <駅> 乗降客数(日)
1位 博多駅 JR鹿児島本線 214,224人

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博多駅は、毎日21万人以上が利用する、福岡一の主要駅です。

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朝起きて、速報に口があんぐり・・・

地下鉄七隈線延伸工事に伴う道路陥没事故について(第2報)

 平成28年11月8日(火)5時15分頃,博多駅前2丁目交差点付近において,道路陥没事故が発生したため,現在,博多口交差点から博多区役所南口交差点の区間において,全面通行止めといたしております。 陥没の大きさは,幅約27メートル,長さ約30メートル,深さ約15メートルです。また,これに伴い,事故現場付近の上水道,中水道,ガス中圧管を停止しております。 なお,本件に関し,お怪我をされた方はおられません。原因については調査中であり,通行止めの期間は未定です。詳細が分かり次第,お知らせいたします。 市民の皆様にご迷惑をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます。
 
福岡市交通局

出典福岡市交通局

朝5時とまだ人もまばらな時間帯だった上、とっさの判断で現場が通行止めにしたため、人的被害が0となったそうです。

こうした場合、とっさに隠蔽しようとしたために大損害・・・ということもありますので、とても素晴らしい判断だったのですね。

実は、博多では同じ地下鉄の延伸工事で、2年前にも同様の事故が起きていたそうです。事故は防げなかったものの、その時の経験がしっかり生かされているということかもしれません。

東京にも、危険な場所が・・・どこだかわかりますか?

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1964年、戦後の焼け野原からの復興を、世界に見せ付けた東京オリンピック。

その際につくられたあるものが、いま老朽化で大変なことになっているそうなのです。

首都・東京中を縦横無尽に走る「首都高速道路」です。

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まるでヘビのように入り組んだこの道路は、世界でもめずらしいほど、狭い場所にみっしりと詰まった高速道路。

1964年、東京オリンピックの開催に合わせて作られたのが、首都高速道路です。当時は33kmしかありませんでしたが、現在では301.3kmと約10倍にまで伸びています!

どんなメンテナンスをする?

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コンクリ片の崩落事故などのニュースを見ていると、「目視で点検したところ、問題はなかった」などの言葉が聞こえてきますが、ほんとうに「見るだけ」なんでしょうか?

また、点検で問題が発生した場合、どうやって補修するのでしょうか?

パトロールカーによる巡回点検、歩いて目視で点検する徒歩点検、そして壁や天井にまで近づいて目視したり、打音検査をしたりします。高所には高所作業車に作業員が乗り込み目視点検をし、作業者が入れない箇所にはビデオカメラをとりつけたポールカメラで確認するといいます。さらに目や打音検査ではわからないキズを電磁波レーダーや赤外線サーモグラフで確認しているのです。

出典 https://thepage.jp

目で見るだけではなく、音を聞いたり、危ないと思われる箇所は赤外線でチェックしたりするのですね。

さらに、亀裂の起きているところには、より強い素材でカバーをしたり、コンクリートを入れ替えたりして補修するそうです。

メンテナンスがしにくい

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首都高は、多くが河川や海の上に建てられたこと、あまりにも狭い場所であること、さらに常に混雑していることから、メンテナンスがとても困難な道路なんです。

都心の大動脈として、一日に100万台もの車両が行き交う首都高速道路。東京の平均的な一般道の5倍という交通量からも、その重要度がうかがい知れる。’64年の東京五輪開催に合わせて突貫工事で建設されたこの高速道路は、用地買収コストを避けるため、路線の8割が河川や一般道の上空の高架を通っている。

出典 http://nikkan-spa.jp

100万台の間をぬって工事は行なわれます。夜中も、車は行きかっている首都高・・・何日も通行止めにするわけにもいかず、工事を一気に行なうための人件費もかさむといいます。

しかも、その車の中にはたくさんの荷物を積んだ重いトラックも!こうした「重さ」も首都高を老朽化させていく原因なのだとか。

安全性は?

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まず、都民としてもっとも心配なのは大地震による崩落ですよね。大地震が起きた際に、首都高が落ちると、救助の車両さえ通れない、各地がとても小さな範囲で寸断されかねません。

現在、最も古くボロボロの姿で心配されている「東品川付近の桟橋」ですが、こちらは少なくとも2020年までそのままの状態で使われるそうです。

アメリカなどでは、同様の劣化で崩落事故が起こっているといいますが、危険はないのでしょうか?

「たとえば鉄筋コンクリート構造物でも、老朽化した部分をその都度はぐって鉄筋を入れ替え、溶接してコンクリートで埋めて取り換え取り換えして行けば、極端な話、最終的には全部入れ替えることもできます。つまり適切な維持管理を続ければ、100年でも200年でも持たせることはできるんです。ただ、徐々に修繕費用がかさんでいきますから、ある時点で、長期的には造り直したほうが安上がりになるときが来ます」

出典 http://trafficnews.jp

少しずつ新しくツギハギしているんですね。老朽化で差し迫った危険があるから一気に補修・・・ではなく、費用の問題が大きいのでしょうか。

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そこまで心配しなくても、大丈夫かも・・・

東日本大震災でもあの区間には特に問題が起きず、はるかに新しい大黒JCT(横浜市鶴見区)の高架と荒川河口橋のほうに軽度の損傷が生じました。

出典 http://trafficnews.jp

たしかに、最も古い高速道路がある範囲でも、東日本大震災で大きな事故になったということはありませんでした。

補修費用は?

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補修費用がかさめば、利用者の料金にも反映されていきます。

すでに、法律的には無料になっていなければならない首都高速道路、一体どれくらいの補修費用となるのでしょうか?

首都高速道路構造物は、現在実施している補修により当面の安全性は確保できるものの、長期にわたって健全に保つための補修費用は将来、飛躍的に増大していくことが予想される

出典 https://thepage.jp

これからどんどん補強が必要→費用はうなぎのぼり。

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利用料も・・・・もしかして!?

 仮にこの単価で首都高全線(約310km)を造り直すと、およそ15兆円という途方もない金額になります。

出典 http://trafficnews.jp

1kmあたり500億円・・・全部終わるまでに15兆円!?

首都高の無償化はいつ?

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15兆円の補修費用は、一体いつになったら返すことができるのでしょうか?実は、あくまで計算上ですが、借金返済は2065年だそうです。

これからあと50年間も、借金を返し続ける首都高速道路・・・。

首都高は今後、定期的(たとえば10年毎)に更新個所を見直していく予定で、そのたびに、今回ほどの額にはならないと思われますが、新たな費用が発生する見込みです。つまり「老朽化を受けた道路更新」と「借金」というサイクルが、続いていくことになります。

出典 http://trafficnews.jp

しかも、借金を返済し終わった50年後、また補修でもおかしくありませんよね!?

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ぼくが大人になってからも、まだ借金が・・・

そして、そこに国民の老齢化・少子化がプラスされると、利用者は激減・・・利用料金もどんどん目減りしていくわけで・・・・

行き着く先は、破産!なんて未来も無いわけではないようです。

都市の大動脈、首都高速道路はいつまで必要?

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復興の象徴が、再度のオリンピックを前にして重くのしかかっています。

これから国民が減少し、これほどの物資が都市を行きかう必要がなくなったときこそ・・・首都高速は役目を終えるのかもしれません。

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