漫画の実写化としては最大級ブームとなった映画「NANA」

矢沢あい作の大人気コミック『NANA』
これまでに計21巻が発行され、累計発行部数は2,300万部を超える、言わずと知れた大人気少女漫画です。

さらに、2005年には豪華キャストを揃えて実写化され、実写版映画としては類を見ない40億円超えという驚異的な興行収入を叩き出し、社会現象となりました。

原作のイメージそのまま!奇跡と言われた豪華キャストの数々

映画「NANA」がここまでの大ヒットとなった理由、それは原作のイメージを決して損なわない、完璧なキャスト陣を揃えたことにあったと言っても過言ではありません。

主演の大崎ナナ役を演じた中島美嘉さん、ハチを演じた宮崎あおいさんに加え、オレ様キャラのタクミ役には玉山鉄二さん、家庭環境の影響から心の隙に闇を抱えるシン役には松山ケンイチさん…と、とにかく豪華かつ原作ファンも納得のキャスティングで万を持して発表された同作。

そんな中、この映画をきっかけに一躍注目を浴びることとなったのが…

歌姫、レイラ役を演じた伊藤由奈さん

この作品で衝撃的なデビューを飾ったのが、圧倒的な存在感と歌唱力を誇る歌姫として描かれる芹澤レイラ役を演じた伊藤由奈さんです。

韓国系アメリカ人とのハーフというそのゴージャスな見た目と、抜群の歌唱力で”奇跡のハマり役!!”とまで称された伊藤さん。その期待を裏切らない見事な演技と歌で、次々とファンを魅了していきました。

その後、バラードの女王として君臨

自身が担当した劇中歌「ENDLESS STORY」もオリコンチャートで最高2位を記録する大ヒットとなり、デビューシングルでいきなり『紅白歌合戦』(NHK)への出場を果たすという快挙を成し遂げた伊藤さん。

全てを包み込むような大らかな歌声で、一躍”バラードの女王”として君臨することとなりました。

その後も『LIMIT OF LOVE 海猿』や、『アンフェア the movie』など話題作の主題歌を次々と務め、2008年には世界的歌姫セリーヌ・ディオンとのコラボレーション・シングルも発表するなど、誰もが羨む活躍を続けていました。

でも最近、めっきりその姿を見ない…

気づけば、最近めっきりテレビでその姿を見せることがなくなった伊藤さん。

2010年に最後の作品となるベストアルバムを発表し、公式ブログの更新も2011年でストップ、それ以降すっかり表舞台から姿を消してしまいました…

一世を風靡した歌姫が、現在は一体どこで何をやっているのか…気になる人も多いのではないでしょうか?

彼女の現在とは…?

実は彼女、現在は自身の生まれ故郷であるアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに移り、歌や演技のレッスンを受けるという、武者修行に励んでいるのだそうです。

そんな彼女の現在の姿は、インスタで垣間見ることができます。

こちらが現在、33歳になった伊藤さんの姿です。
当時と全く変わらず…いや、むしろよりゴージャスなオーラに満ちた印象ですよね。

こんな小さな劇場で演技を披露するなどして、修行を重ねているという彼女。

日本では誰もが知る有名人へとなることができた彼女は、一体なぜこんな茨の道を歩むことを選んだのでしょうか…?

大ヒットとなった「NANA」レイラ役の呪縛

大成功を収めたかのように思えた彼女が日本を飛び出さねばならなかった理由、それは奇しくも大ヒットとなった映画「NANA」にあったようなのです。

「NANA」の大ヒットと同時に、伊藤由奈=レイラというイメージが世間にも浸透してしまったため、バラードソングを多くリリースすることになった伊藤さんですが、実は彼女はポップもロックも歌えるオールジャンル派。

しかし、いつまで経っても抜けられないレイラのイメージに苦しんでいたのだといいます。

今まで“バラード・シンガー”というイメージがあったのかな?
私も「あぁ、そっか」って、振り返って思っちゃうんですけど。バラードはもちろん大好きだし、The Divaと呼ばれるマライア・キャリー、セリーヌ・ディオン、ホイットニー・ヒューストンももちろん大好きで、「1番女の子のハートにくるのはやっぱりバラードなんだな」っていうのもあるんですけど、それだけではないんですよね、オールジャンル聴くし

(中略)

そろそろ「バラードだけじゃなくて、こういう所もあります!」っていうアピールも。

出典 http://news.livedoor.com

世間が求めるイメージとは裏腹に、バラード歌手からの脱却を測りたかったという伊藤さん。

実は、「NANA」で主演を務めていた中島美嘉さんも、ナナのイメージが強く浸透し過ぎてしまい、「自分は中島美嘉ではなくナナとしての存在価値しかないのでは…」と酷く悩んだ時期があったことを明かしているんです。

大ヒット作でハマり役を演じたことによる思わぬ代償に悩まされることになっていたとは、なんとも皮肉ですよね。

背中を押された、セリーヌ・ディオンからの一言

2008年には、世界的歌姫であるセリーヌ・ディオンとのコラボ楽曲「あなたがいる限り〜A WORLD TO BELIEVE IN〜」を発表した伊藤さん。

そこでセリーヌからこんな言葉をかけられたのだそうです。

アーティストとしてだけじゃなく、一人の人間としてセリーヌ・ディオンさんから沢山のことを学びましたし、少しの間だったのにすごく影響されました。一人の女性として彼女は「愛」そのものですね。

ミュージックビデオを作るためにラスベガスに行ってそこでセリーヌさんと初めてお会いしたんですが、私は彼女に会えるだけで興奮していたんですよ。そこで最初に何を言おうか考えていたらセリーヌさんから「由奈ちゃんの曲、聴いたよ。素晴らしいね!」って言ってくださって、もうその瞬間号泣ですよね!メーキングでもその号泣シーンを使われちゃっていて恥ずかしいんですけど(笑)

更に「由奈は世界にいける心を持ってるから頑張ってね。」なんて言われたから号泣の上に号泣で!

出典 http://mfound.jp

まさか、セリーヌに歌声のみならず、そのハートの強さまで認められるとは大感激だったに違いありません。

セリーヌの心強い一言は、レイラの呪縛に苦しんでいた彼女が一歩を踏み出す、大きなきっかけにも繋がったのではないでしょうか。

パワーアップを遂げ、日本に戻ってきてくれる日が待ち遠しい!

ロスでの武者修行を、「パワーアップして日本でまた歌えるようになるため」と語っている伊藤さん。

またいつか、あの美しい歌声を日本で披露して欲しいですね。
その時きっと彼女は、どんなジャンルの歌も歌いこなす、スーパーマルチな存在へと成長を遂げているのでしょう。

彼女の成長と活躍を心から応援しています。

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