11月4日放送回の『ダウンタウンなう』に、人気お笑いコンビ・ピースの綾部祐二さんと又吉直樹さんがコンビ揃って番組の人気コーナー「本音でハシゴ酒」にゲスト出演。

番組MCのダウンタウン、坂上忍さんらと蒲田の人気居酒屋にて、ぶっちゃけながらも真相に深く迫る濃ゆ~いトークが繰り広げられました!

トークの焦点はもちろん、ピース・綾部のNY進出の件

出典 https://www.facebook.com

トークの焦点になったのはもちろん、先月8日に単身でのニューヨーク進出のために芸能活動休止を記者会見で発表した綾部さんについて。

そんな綾部さん、芸能界を志すきっかけとなったのは「ダウンタウンみたいになりたい」という憧れからだったそうですが、事務所の大先輩であり尊敬してやまないお二人の前で、いったいどんなお話をされたのでしょうか?

長年の夢だった。どうしても「レッドカーペット」を歩いてみたい…

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又吉さんとのコンビ格差がフォーカスされがちですが、綾部さんはレギュラー8本を持つ超売れっ子芸人。本人は否定するも番組では年収4千円といった話も出ていました。

そんな安定を自らの意思で手放し、活動拠点と住居をニューヨークに移して本気で挑戦する決意を固めた理由については、来年で40歳を迎える節目であることも一つだそうですが、「どうしてもレッドカーペットを歩きたい」という思いを、もう抑えきれなくなったということ。

そして相方の又吉さんの影響はやはり大きかったようです。

芸人で初の芥川賞作家、時の人となった相方。コンビ格差が開く中で…

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「又吉くんが芥川賞をとったのが、更なる後押しになったの?」と番組MCの坂上忍さんに訊かれた綾部さんは、相方との“格差”を埋めていきたいという正直な気持ちはあり、それもきっかけにはなったものの相方の成功は素直にスゴイと思い、嬉しかった。嫉妬の気持ちは本当になかった」と言及。

コンビで人気や仕事量に格差がある場合、応じて不仲説が疑われるものですが、綾部さんのこの発言に、松本さんも「コンビって、そういうの分かって貰えないかもしれないけど、ないよね」と同調。又吉さんも頷き「勝負じゃなと強調されていました。

そして又吉さんに渡米の決意を伝えた際、一体どんな気持ちでいたのか、と本音を問われると…

「又吉は“もう大丈夫なんだな”って思った」

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綾部さん:「先生(又吉さん)が芥川賞を受賞して、グ~っと上がっていったときに、コンビとして収入の面とか、そこがもう『大丈夫なんだな』って。

(又吉さんは)もう(自分のポジションを)確立されているから、あとはもう俺のわがまま、決心ひとつなんだなって思うようになってしまってからは…」

出典11月4日放送回の『ダウンタウンなう』より参照

相方の前で初めて本音を漏らした綾部さん。楽屋に二人きりで自分の気持ちを伝えたときのことを思い出していたのでしょう、その目は涙で充血していました。

傍から見れば事後報告もいいとこの一方的な形。普通なら怒るなり反対しそうな状況ですが、又吉さんは「ええんちゃう?」と、相方の強い意思と覚悟を汲み取ります。

ちなみに記者会見後に、又吉さんはこんなツイートを投稿されていました。

・どれくらいの顔をして横にいればいいのだろう

綾部さんの記者会見後に投稿したツイートです。「相方を素直に応援したい。楽しみ」とも語る一方で、ユーモアたっぷりの発言。ほんと“らしい”ですよね(笑)

そして番組の後半には、綾部さんが「どうしても感謝の気持ちを伝えたいことがある」と、ダウンタウンのお二人に報告したときの話に。

渡米について周囲からは、「失敗して帰ってこい」「失敗して戻ってきたら、ボロクソにけなしてやるわ」といった、もちろん良い意味での叱咤激励の言葉を頂くことが多かったそう。

しかし、ダウンタウンのお二人が綾部さんにかけた言葉は少し違っていたようで…

綾部さんから渡米する意思を報告された際、浜田さんが真っ先にかけた言葉は「お前、金大丈夫か?ツテはあるのか?」というものでした。

ニューヨークの物価ってとても高いです。東京では賃貸アパートの1LDKで探す場合、価格相場は約12万6千円ほどになりますが、ニューヨークで同じ間取りで借りた場合は、約30万1千円ほど。そのほかにもたばこや卵、ミネラルウオーターといった生活に必要なモノは、あらかた日本で購入するよりもずっと割高です。

「お前、何してんねん!?」と怒るより、嘲笑するより、「向こうでちゃんと生活できるだけの準備はできているのか」と、まず自分の身を案じて出てきた浜田さんの優しい言葉に、綾部さんはいたく感激されたそうです。

そして松本人志さんは…

「頑張れや。いや…“頑張ろな”」と言い直した

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「解散だけはしたらアカン。吉本はやめるな」と、単身で勝負するにしてもコンビを解散することだけは駄目だと伝えます。報告を一通り聞いたあと、楽屋を出ようとする綾部さんに「頑張れや」とエールの言葉をかけた松本さん。

そして少し間を置いてから「いや…“頑張ろな”」と言い直したのです。大した違いなどないように聞こえるかもしれませんが、筆者はこんな解釈をしています。

「頑張れや」はもちろんエールの言葉としては定番です。言われた相手だって背中を押してもらえるので、嫌な気などはしないでしょう。

ですが、「頑張ろな」となると意味合いが随分と変わってきます。そこには「お前に負けないように俺だって頑張るし、お前も俺に負けるな。フィールドこそ違っていくけれど、お互い頑張っていこう」という共闘、仲間意識です。

先輩から後輩へのエールとしてだけはなく、同じ芸人、エンターテイメントの世界に生きる者同士として、「自分の力だけで勝負したい」と海を渡る綾部さんへの強いリスペクトを感じられました。

たった一言なんですが、ズシン…と重みがある素敵な言葉だと思います。

「お二人にこんな報告ができるなんて…」

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「ダウンタウンさんに憧れてこの世界に入った。そのお二人にこんな報告をできるなんて…」と感極まった綾部さんのあまりにもマジなトーン、号泣ぶりに番組では逆に笑いが(笑)

筆者はとくべつ綾部さんの大ファンという訳でもないのですが、彼の志しの強さを挑戦というベクトルに変える行動力は素直にスゴイことだと関心します。

「海外で挑戦したい」「憧れだった夢を叶えたい」と、心の何処かではずっと忘れていなかったり温めていたとしても、それを本気で実行に移すというのは、なかなか出来ることではないですもんね。

ちなみに筆者は綾部さんの渡米報道を知ったとき、2009年にサッカーのスペインリーグでプレーしていた中村俊輔選手(現横浜F・マリノス所属)について、サッカー日本代表キャプテン・長谷部誠選手が自身の著書『心を整える。』で言及していた“ある一文”を思い出していました。

少しお話が逸れるようですが、紹介させて下さい。

かつて世界最高峰のリーガ・エスパニョーラに挑戦した中村俊輔

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長谷部誠さん:「海外に移籍した選手が試合に出られなかったら、メディアの人たちはすぐに失敗だったと報じようとする。けれど僕は全然そう思わない。たとえ試合に出られなかったとしても、貴重な経験をしているはずだからだ。

俊さん(中村俊輔)は、09年夏、スペインに移籍した。約半年間も満足に出番がない時期が続いて、結局、10年1月に古巣の横浜F・マリノスに移籍した。

半年間の合計出場時間だけを見たら、成功とは言えないかもしれない、だが、一度きりのサッカー人生のなかで憧れていたリーグでプレーできる選手は一握りしかいないだろう。

それを実現できたという意味ですでに成功であり、異なるサッカー文化の国でプレーしたことで、純粋にサッカー選手としてもプラスになったものは多かったはずだ。

あえて強い言い方をさせてもらえば、もし俊さんのスペインを失敗だという人がいたら、その人は挑戦をしたことがない人のはずだ。

挑戦した経験のある人なら、それによって、何を得られるかを知っているからである。」

出典 http://www.gentosha.co.jp

※長谷部誠著『心を整える。』参照。一部省略あり。

中村選手のスペイン挑戦の経緯や、サッカーをあまりご覧にならない方にはちょっと分かりづらい話だったかもしれませんが、ここで述べられていたように、自分のものさしだけで他人の挑戦を非難する人は、本当に挑戦をしたことがない人なんだろうなって、そんな風に感じるわけです。

傍目からは無謀で、仮に「失敗」という結果に映っていたとしても、それが成功か失敗かどうかを決めていいのは本人だけ。何かに向かって真剣に努力し、挑戦しようとしている人間を笑うことは、本当に愚かな行為です。

「最最最悪、ヒラリーを抱いたらええねん」

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感動ムードが漂う番組終盤で、松本さんは「最最最悪、ヒラリー(・クリントン)を抱いたらええねん。ヒラリー、待ってろよ!と言え」と、かつての「おかみさん騒動」で注目を集めた熟女好きの綾部さんに無茶ぶり!

これには、綾部さんも「入国できなくなるでしょ!」と反論。涙で顔をクシャクシャにしながらも、尊敬する大先輩からの愛あるお約束に感謝されていたご様子。

ピースのコンビ愛、そして綾部さんの背中を押したダウンタウンのお二人の言葉、本当にグッときます。綾部さんは、これでもう成功するしかなくなりましたね(笑)

いつの日か、トム・クルーズ、ブラッド・ピットらと…

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日本から単身でアメリカにやってきた40歳手前のコメディアンが、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオらハリウッド俳優達と肩を並べてレッドカーペットを歩く。

そんなニュースが海を越えて報じられる日が、そう遠くないうちにやって来るかもわかりませんよ。

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