今年のリオ五輪で日本中に大きな感動を与えてくれた日本体操男子のエース・内村航平選手が「プロ転向」を目指すことが明らかとなりました。

体操男子のエースでリオ五輪の個人総合と団体総合の2冠に輝いた内村航平(27)が、日本体操界初のプロ転向を検討していることが10月31日、複数の関係者の話で明らかになった。11月中旬の全日本団体選手権(東京・代々木)後にも所属先のコナミスポーツを退社する見通しで、20年東京五輪に向けて新たな挑戦に踏み切る。

出典 http://www.nikkansports.com

2011年にコナミスポーツに入社。2012年のロンドン五輪の直後「いずれはプロとしてやってみたい気持ちはある」と明かしていた内村選手の願いが叶うこととなりました。

■日本体操界では初の試み

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個人でスポンサーを獲得しながら競技に取り組む体操のプロ選手は日本ではまだ前例がなく、内村選手が初の試みとなりますが、たくさんの名選手を生んできた男子体操の選手たちの中に、これまでプロになった方がいないというのも意外なところです。

そして、プロ野球やサッカーなどを除いたスポーツ選手の多くは、学校卒業後に企業や団体に就職し、給与をもらいながら競技を続けています。仕事で練習時間が取れないこともあるので、そこは多くの選手が苦労している部分でもあり…。

ではここで一旦、プロスポーツ選手になるための条件を確認してみましょう。

■プロスポーツ選手になるための条件とは?

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プロ選手になるためには、資格はありませんが、競技を主催する団体やスポンサーにプロとしての実力を認めてもらう必要があります。その条件は大きく分けてこの4つ。

①入団・契約型:プロのチームに入団&契約する(野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど)

②テスト型:競技団体が実施するプロ試験や選考に合格する(ボクシング、ゴルフ、ボウリングなど)

③養成型:専門の学校を卒業後、検定試験を受ける(競馬、競輪、競艇、オートレース)

④宣言型:スポンサーと個別に契約を結ぶなどしてプロ宣言する(卓球、水泳、ゴルフ、陸上など)

今回、内村選手は④の「宣言型」でスポンサーと契約してプロへ転向します。

■内村選手が熱望しているのは「体操競技のメジャー化」

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プロ転向にあたっては、サッカー日本代表の岡崎慎司選手や、長友佑都選手らを担当するマネジメント会社「スポーツコンサルティングジャパン」がバックアップ。実力も知名度も抜群の内村選手ですから、支援を希望する企業が殺到することは必至でしょう。

「プロ転向により複数の大手企業から支援を受けられるようになるほか、内村が希望する普及活動にも力を入れやすくなる。メディアでの露出など発信力も強まる」

出典 http://www.nikkansports.com

プロに転向することで、個人の判断でCMやTV出演を自由に決められるようになります。もちろん今後も競技が最優先ですが、体操競技をもっとメジャーにするために発信力を高めて、普及活動にも力を入れていく。

リオ五輪で大逆転で優勝した個人総合の決勝後に「体操の面白さを証明できたかな」と話していた内村選手がソロ転向の決断に至った背景には、体操への熱い思いがありました。

■他のスポーツではどうでしょうか

競泳「北島康介」

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競泳では、今年引退した北島康介さんが、現役時代に日本コカ・コーラと契約してプロスイマーの先駆けとなりました。

活動としては、2020年東京オリンピック大会の「コカ・コーラ・チーフ・オリンピック担当・オフィサー」として大会を盛り上げ、スポーツを中心とした社会貢献活動などを行ったり、「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」プロジェクトにも参加し、子どもたちに、"夢を持つこと"や"目標を持って努力すること"の大切さなどを伝えています。

陸上「有森裕子」

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陸上での日本におけるプロランナーの草分け的存在は、日本女子陸上界で初となる二大会連続のメダル獲得の快挙を達成した有森選手。2007年に現役を引退後にプロへ転向しました。

「プロ精神を自覚する競技者が増えた現在、私のプロ宣言が選手たちの環境を変えるのに一役買ったのだとすれば嬉しい。世界を目指してみんなを引っ張るランナーを育てていく環境を整えることが、私の役目」と有森選手は語ります。

卓球「福原愛」

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4歳で出場した「宮城県小学生卓球選手権大会」で優勝し、マスコミから『天才卓球少女』と報じられて一躍人気者になった福原選手。小学校4年生、10歳4ヶ月の時にプロ宣言し、ミキハウスと専属契約をしました。

■世間の声をのぞいてみましょう

新たな道を開拓。本当に凄いですね。

内村選手の価値はまさにプライスレス。

確かにそういった番組に出れる可能性も増えてきそう!

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内村選手が切り開いた道。これを機に、体操からも新たにプロ選手が誕生するかもしれませんね。

これから内村選手の活動の幅が広がることに期待しつつ、東京五輪に向けて体操競技がもっと盛り上がるよう応援していきましょう!

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