カメラに向かってはいどうぞ!突然現れた天才少年

観光地での短期アパート賃貸を提供しているAspect Holidaysという会社が発案したコンテスト。それはカメラに向かっていわゆる『一発芸』でした。

イギリスの小さな海辺の町セントアイヴスにあるAspect Holidays社オフィスの外に設置されたウェブカメラに向かって多くの人々がとっておきの一発芸を披露する中、主催者は一人の小さな参加者に目が釘付けになりました。

“我々が出勤する時に、彼が外でダンスをしているのを見かけたのですが、あまりにも見事なダンスに驚きを隠せませんでした。”

出典 http://www.cbsnews.com

そう話すのはAspect Holidays社のマーケティングマネージャーのダグ・ハワードさん。

マイケルジャクソンの再来?!謎のダンサーの正体は…

カメラの前でマイケル・ジャクソンのスリラーを踊っていたのは、地元に住む8歳のウィリアム・ライアン君でした。

スリラーのミュージックビデオを何度も繰り返し観て完璧に振付を覚えたウィリアム君は、家族にコンテストのことを知らされるとすぐにお母さんの手を引いてカメラの前にやって来たのです。

ウィリアム君のダンスに魅了されたのは主催者側だけでなく、彼のダンスビデオがネットに掲載されるとほんの数日で十万回以上閲覧され、あらゆるSNSで突然現れた第二のマイケル・ジャクソンの存在は拡散されました。

コミュニケーションは難しいけど…自閉症の少年の自己表現

実はこの天才ダンス少年ウィリアム君は三年前、5歳の時に自閉症と診断されました。
人とのコミュニケーションや学校での勉強は彼にとって困難で、友達もなかなかできませんでした。

そんな彼に転機が訪れたのはおよそ一年半程前でした。

お父さんにYouTubeでマイケル・ジャクソンのビデオを観せてもらったウィリアム君は今は亡きポップの王者に魅了され、何度も何度も繰り返しビデオを観てはマイケル・ジャクソンのダンスを自ら習得しました。

言葉や表情で自分を表現することが苦手な少年は、ダンスというエネルギッシュな手段で自己表現することを覚えたのです。

見事なパフォーマンスを披露したウィリアム君とその家族には年末年始の旅行とたくさんのお菓子がAspect Holidays社から贈呈されました。

けれど、どんなに豪華な賞品よりも、ウィリアム君にとっては自分のダンスに向けられた賞賛の言葉こそが一番意味のある贈り物となったようです。

“ウィリアムは踊ることが何よりも大好きなんです。彼のダンスビデオに寄せられたコメントを読み上げてあげたら、こんなにも大勢の人々も彼のダンスを気に入ってくれたことが信じられないみたいで驚いていました。”

出典 http://swns.com

そう話すのは母親のジェマさん。夫であるディヴィッドさんとの間には次男で4歳の息子エドワード君がいますが、彼もまた自閉症と診断されました。

人と同じじゃなくてもいい!個性を才能に育てよう!

社会生活を営むにあたり、私たちは様々なタスクを与えられます。

生まれ持った性質や性格によっては、『普通』であることが何よりも難しい人も少なくはありません。

それでも、ウィリアム君の様に類稀な才能を発揮し、それを通して世間、そして世界と繋がっていけたら素晴らしいですね。

それでは、ウィリアム君の華麗なダンスをご覧ください!

出典 YouTube

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