※本記事は裸の画像が含まれます。

・精神的・肉体的にストレスがかかる

・過食症と闘う

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過食症という病気をご存知でしょうか。過食症とは、自分の食欲がコントロールできずに食べ続けてしまう病気です。その過食症を意外な方法で克服した方がいらっしゃいました。

・周りからひどい扱いを受けると怒る女性

彼女はカリフォルニア出身の写真家サマンサ・ゲバレさんです。
サマンサさんは周りからは身体が大きいという理由でひどい扱われ方をされ、怒りを覚えていました。

・過食症は「食欲をコントロールできない」

出典 http://www.samanthageballe.com

彼女の病気は過食症。食欲を抑えきれずに食べ続け、どんどん身体が大きくなっていったといいます。

過食症とは、食欲をコントロールできず、異常なほど大量の食べ物をひたすら食べてしまう病気のこと。摂食障害の1つであり、「過食と嘔吐を繰り返す場合」と「過食のみを繰り返す場合」の2パターンに分かれます。

出典 http://www.sessyokusyougai-clinic.com

摂食障害はキレイになりたいという思いから始めたダイエットがきっかけで発症することが多いことから、若い女性に多く見られます。また、拒食症と過食症を交互に繰り返すような症状を見せる方も少なくありません。

・別名「むちゃぐい障害」

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サマンサさんが悩んでいた過食症は、おう吐や下痢を伴わなず、ひたすら食べ続ける症状の方の過食症でした。別名で「むちゃぐい障害」などとも呼ばれています。

むちゃ食い障害が続くと脂肪肝など様々な健康被害を引き起こしたり、食べてはいけないと分かっているのに止められない自分に強い自己嫌悪を感じ、引きこもりの生活に陥るなど精神が不安定になる傾向があります。

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短時間で大量の食品を食べ、あまり時間をおかずにまた過食するというサイクルを繰り返すため、精神的・肉体的にストレスがかかり、さらに過食がエスカレートする悪循環におちいるのが特徴です。

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・わかっているのに止められない

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本人もいけないことだとわかっています。しかし、止まらない食欲、抑えられない症状に悩まされるのです。それによって精神が不安定になりうつやなどの精神疾患を発症したり、自殺にまで追い込まれるケースもあります。

・日本でも多くの人が苦しんでいる

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そして、日本でも過食症になる人の多くは女性というデータがあります。

BNは20-29才に多く90%が女性です。多くは発症前にダイエットを経験し、ANから移行することもあります。
※神経性過食症(BN: bulimia nervosa) 神経性食欲不振症(AN: anorexia nervosa)

出典 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp

過食症、拒食症などの摂食障害は国境を越えて女性を悩ませている病だということがわかります。

・過食症を克服した方法

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そんな彼女が病気を克服するためにとったある行動が意外なモノでした。

・自分の写真を撮る

周りからの冷たい視線に我慢が出来なくなった彼女は、ついに2013年に胃のバイパス手術を受けることにしました。手術で胃を小さくして、1度に食べられる量を制限するという治療です。
これで過食症を克服できるのでは…と思いきや、さらに彼女は自分の姿を写真に撮るという活動を始めたのです。

・写真を撮って後悔した

自分の裸を写真に撮る決心をしたサマンサさんですが、初めて鏡の前に立ちカメラ構えたときに後悔したと言います。

しっかりと鏡で見た自分は、普通の体重で成長していたら存在しないはずの人間だったからです。

・とても辛かった

彼女はシャッターを切るたびに自分の身体にがっくりきました。全てをさらけだした自分の姿にショックを受けたのです。今まで周りの人が自分に向けていた目線の意味を初めて知ったのです。
それでも彼女は写真を撮り続けました。そこまでして写真を撮り続けた彼女の真意はどこにあるのでしょうか。

・自分を見れていなかった

彼女は自分をカメラに収めることで、自分を客観視しようとしたのです。
自分がこんなにもひどい姿になっている事、過食症が自分自身をコントロールできなくなっていることにも、カメラを向けるまで気付いていなかったといいます。

・写真を撮り続け、自分を見れるようになった

バイパス手術を受け、食事制限が進み、少しずつ痩せていく自分。そんな姿を撮り続けました。苦しみながら自分の写真を撮り続けるうちに、彼女はようやく自分の姿に目を向けられるようになったといいます。

・写真は真実を教えてくれた

今まで自分がしてきたことや本当の姿に目を背け、頭の中で物語をつくりあげ、本当の自分と向き合うことを避けてきたと語る彼女。けれど写真は嘘をつきません。逃げる場所を与えてくれませんでした。写真は、真実と向き合わせてくれ嘘を暴いてくれたのだと彼女は語っています。

・自分が半分消えた

彼女は11歳の頃から成人と同じくらいの体重があったそうで、痩せていく自分を見て寂しい思いを感じ「自分が半分消えた」ような感覚に陥ったと言います。太っている自分も嫌だけれど、痩せていく自分にも不安を感じていた彼女。しかしそんな感情も次第に「新しい自分ができていく」という感情が生まれ、癒されていったといいます。

・笑顔を取り戻した

そして彼女は現在素敵な笑顔を見せるようになりました。彼女は自身の写真をホームページやインスタグラムへ投稿しており多くの閲覧者から「すごいわ」「あなたはとってもきれいよ」「シェアしてくれてありがとう」「素晴らしい」といった活動に対する前向きなコメントが寄せられています。

・あなたが自分を好きになるための助けになれば

元気を取り戻したサマンサさんですが、彼女が自分の身体を撮った写真を世界中に共有したのには理由がありました。
その本当の目的は病気を治すためだったのではなく、この写真を見た人が『私も同じ気持ちだった』と共感してほしいためとのことでした。外見に自信を持てず苦しんでいる人が『自分を好きになるための助け』になってほしいという思いがあったのです。

・どんな外見の人もコンプレックスはある

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どんな外見の人も少なからずその見た目で肩身の狭い思いをしたことがあるはずだとサマンサさんは語ります。

過食症などの摂食障害はそういった外見のコンプレックスからくる精神不安によって引き起こされるケースがあります。逆に、過食症になったため外見にさらに自信がなくなってしまったという悪循環に陥ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

・過食嘔吐は食べたことを「なかったことにしたい」

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例えばサマンサさんが経験した「むちゃぐい障害」の過食症とは別に、嘔吐や下痢を繰り返す過食嘔吐の症状がある拒食症があります。

これは、美を意識する若い女性や、芸能人にも多い症状だと言われています。

過食症状が始まると、我を忘れて食べ物をつめこみ、気づくと家の中の食糧を食べ尽くしていた…コンビニで大量に買い込んだ食料を全部食べてしまった…など食欲のコントロールができなくなります。

過食してしまった後、「どうしてこんなに食べてしまったのか」と激しく自分を責めたり、気持ちが落ち込んで抑うつ状態に陥り、太りたくない一心から口に指を入れて嘔吐をし、食べたぶんを「なかったこと」にしようとします。

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痩せている身体、美しいプロポーションを維持するために食事制限をしダイエットを試みる方がいらっしゃいますが、身体は食べ物を欲しています。

その結果、その食欲を抑えられずついついたくさん食べ物を食べてしまうのです。ここだけ見れば世間でよく言う「リバウンド」に思えますが、過食嘔吐の症状をお持ちの方は食べてしまったことにすごくショックを受けるのです。そしてリバウンドが起きることに恐怖を覚えます。

その結果、吐いたり下痢をしたりして食べたことを「なかったこと」にしようとするのです。

・拒食症は過食症の前段階の場合が多い

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拒食症のほとんどは過食症の前段階である場合が多く、拒食症状の後に過食症を引き起こし、精神的・身体的に様々な障害を引き起こします。

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食べ物をほとんど食べれなくなる拒食症という病気は度々メディアでも紹介され知名度が高くなってきていますが、その拒食症と過食症は関連している場合が多いという話もあります。

・体も心もボロボロに

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症状が進むと、過食を止められない自分を責め精神が不安定になるだけではなく、身体もむしばまれていきます。

・歯がボロボロ、腸の機能停止

カラダが慣れると次第に楽に吐けるようになって習慣化し、食道に炎症がおこったり、胃酸で歯がボロボロになるなどの合併症を引き起こします。また下剤を常用する人もいますが、カラダが慣れて量が次第に増えていき、規定を超える下剤の乱用から腸の機能停止を引き起こす場合があります。

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・激しい自己嫌悪、うつ病、自殺

食べすぎたぶんを吐き出す「過食嘔吐」と、吐かずに過食症状のみを続けるケースがありますが、自律神経のバランスが乱れていたり、ホルモンの分泌異常が起こっているため理性で衝動を抑えることが難しく、様々な合併症を引き起こすだけでなく、激しい自己嫌悪からウツ病や自殺に発展する場合もあります。

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このように様々な合併症が潜んでいる病なのです。

・レディーガガなどの有名人も

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過去に摂食障害だったこと告白した芸能人もめずらしくありません。やはりそのほとんどが女性でした。釈由美子さん自身が自叙伝で過去の過食症を告白したり、ともさかりえさんも過食嘔吐だったということを告白されています。厳しい体重制限のためスポーツ選手が摂食障害になることもあります。フィギュアスケーターの鈴木明子さんも、過去の過食嘔吐の経験にふれていました。
世界の歌姫であるレディーガガさんは15歳のときにファッションをバカにされたり学校でのイジメがきっかけで精神不安定になり接触障害になったことを告白しています。

・「太っていても私は私」

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レディガガさんはを救ったのは歌でした。彼女は音楽に目覚めたことにより、過食嘔吐を繰り返すことで胃酸で喉が焼かれ歌が歌えなくなることを恐れるようになったのです。その結果、過食嘔吐を克服することが出来ました。

少しぽっちゃりしたことをメディアにからかわれたときも「太っていても私は私」というコメントも残しており、世の女性に勇気と希望を与えたのです。

・自分の身体は自分のモノ

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いかがでしたか。自分の写真を撮り、自分自身がどういう状態にあるのか客観的に見れたことで過食症を克服できたという話をご紹介させていただきました。

著者も無理なダイエットなどに若い頃悩まされてきましたがサマンサさんの写真を見て改めて考えさせられました。

自分は自分らしく、ありのままでいいんだよと自分自身に言えるようになりたいと思います。

誰もが自分の身体にどこかコンプレックスがあるモノです。「キレイになりたい」という女性の願いは永遠のテーマです。

しかし頑張りすぎるあまり、逆に自分を傷つけてしまっているということがあります。自分の身体をいたわり愛してあげられるのは自分しかいないのかもしれません。

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