交通事故現場を見たことありますか?

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交通事故を見たあるいは経験をしたことありますか?

実は私はどちらも経験あるのですが、交通事故現場というのは胸が痛むものです。飛び散る血痕や車の破片、泣きじゃくる人などを目の辺りにすると何も行動ができなくなります。

実際私は救急車や警察に電話したことがありますが、第三者であっても壮絶な事故現場を見たら動揺してしまって上手く話せません。

寒い冬、ある交通事故が起きました

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これは私が経験した交通事故です。冬の夕方、見通しのよい緩いカーブでこんなところで交通事故があるの!?そんなところで遭いました。

いきなり対向車が反対車線をはみ出し衝突
してきたのです。エアーバッグが開くほどでライトの破片やバンパーなど車の破片が飛び散っていました。

その日は母親(筆者)の誕生日でした

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主人が運転し、後方に筆者と子供が乗っていました。その日は筆者の誕生日で、子供の習い事の迎えに家族で行き、その帰り道に誕生日ケーキを買いに行こうという話になりました。普段は通らない道でしたが、ケーキ屋さんに行くためにその道を走っていました。

「どんなケーキにする?」「チョコレートケーキがいい。」

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子供に「どんなケーキにする?」と尋ねると「チョコレートケーキがいい。」と会話した直後の交通事故。筆者の誕生日だったのですが子供が望むケーキを頼みたい、私は思ったのです。子供の笑顔が見たくて…まさかその会話をした直後、子供の笑顔どころか泣き顔を見るなんて思ってもみませんでした。

よくニュースになる…加害者は高齢者でした。

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よく高齢者の方たちの交通事故はニュースに取り上げられますよね。私たちもニュースで見るような交通事故を経験するなんて思ってもみませんでした。まさか真正面からぶつけられるなんて…

私たちはブレーキをかけましたが、向こうはブレーキなしで突っ込んできたため体験した衝撃は想像を超えるものでした。ただ私たちの車のドアは開いたため、後方からの追突を避けるために泣きじゃくる子供を社外へ運び出しました。

何で事故を起こしたのかわからない、覚えていない。

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この言葉もよくニュースに出てきますよね。どうして対向車線をはみ出したか、よそ見していたのか、ボーっとしていたのか?その問いに返ってくる言葉は「事故当時のこと覚えていない。」とのことでした。

そしてショックが大きかったのか車の中にいてボーっとしていました。

警察や救急車への電話が上手くできない

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加害者に電話をしてくれといっても電話ができる状態ではないぐらいボーっとしていため、自分達で電話をすることにしました。今までは事故現場で第三者の立場で警察などに電話をしたことはありますが、被害者という立場では冷静さが欠けて上手く話せません

そして住所が全く分からず、そばにある目印になるものがなく、上手く伝えることができませんでした。

電話を代わって住所を伝えてくれた

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住所が言えず困っている私に手を差し伸べてくれる方がいました。下を俯いていた顔を上にあげると周りには数人の人が立っていました。男性に携帯電話を渡すと私の代わりに住所を伝えていただきました。

その後も警察への電話でも住所を伝えていただき、その時この事故現場のご近所の方だとわかりました。

車の誘導をしてくれた

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車と破片で道路をふさいでしまい、急いで保険会社に電話してレッカーをお願いしましたが、すぐに来るわけではありません。警察もすぐには来ることはもちろんできません。そんな時、男性が何人か道路にたち、車の誘導を始めたのです。

私は救急車に乗ってしまったのですが、警察が車でずっと誘導してくださったそうです。寒い中ずっと誘導してくださったかと思うと…感謝の気持ちでいっぱいです。

泣きじゃくる子供…だけど体が痛くて抱っこができない

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お腹が痛いと泣く子供をそっと抱き寄せることはできるのですが、体が痛くて抱っこができません。車からは必死に子供を抱えて外に出ましたが、急激に体と手に痛みが走り座り込んで泣きじゃくる子供に必死に声をかけることしかできませんでした。

あの日女性がくれた温もりは一生忘れない

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抱っこできない私に代わり、娘を膝に乗せ抱っこしてくれた女性がいます。そしてその女性はお子さんに毛布を持ってくるように伝え、私にも毛布をかけてくださいました。毛布ももちろん温かったのですが、女性のその心の温もりが私には温かくて…一生忘れません。

「あなたのせいじゃない。」そう言ってくれた

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見知らぬ人たちの優しさが胸に沁み込んできて、急に『今日誕生日ケーキを買いにいかなければ…』『今日誕生日じゃなかったらこんな事故に遭わなかった。』自分を責めるようになり、涙が止まらなくなりました。

そんな時「あなたのせいじゃない。」と背中をさすってくださった女性の手が温かくて…涙が止まりませんでした。

交通現場に遭遇した場合

・住所を教える(被害者や加害者が住所を知らない場合)
・怪我していたら救急隊員に電話で伝え、処置が必要ならする
・パニックになっている場合、落ち着かせてあげる

私には今までできませんでしたが、事故現場のご近所の方たちは私がしてほしいことをサッとしていただきました。今度もし自分が遭遇したら、自分がされて嬉しかったことをしてあげたいと思います。

こんなに最悪な誕生日はない…だけど人の優しさにふれた日でもあった

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ハッキリいってあんなに泣いて最悪だと思った誕生日は今までの人生ではありませんでした。

だけど、人の優しさをあんなに感じたことも今までありませんでした。私は先に救急車に乗ってしまいましたが、警察が来るまで車を誘導してくださった男性方、毛布を持ってきてくれたお子さん、優しい言葉をかけてくれた女性に感謝の気持ちでいっぱいです。

これから誕生日のたびに、あの日感じた人の温もりを一生忘れないように生きていきたい、そう思います。

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