「裏表がある人」ってどう思いますか?

「裏表がある人」っていますよね。絵のように好みの異性がいる時といない時で態度が急変する人(男女問わず)。目上の人がいる時はいい顔して、いない時にはひどい態度をとる人等々。

「人によって差別している」「人によって態度を変える」ということは、差別や贔屓をするということだし、正直ではないこと=嘘をついていることにもなるので、基本的には良いイメージが無いと思います。

パート時代に私を嫌っていた人達がいました。

数年前、私は大きなデパートの書店でパートをしていました。社員もパートもバイトもほぼ女性という職場だったのですが、私はそこで働いていた2人の先輩社員(仮にPさんとQさんとします)に嫌われてしまい、無視や陰口等を受けていました。

働き出してまだ間もない頃、特にPさんQさんとは接点がほぼ無かった頃からそんな感じだったので、何が原因だったのかはわかりません。

PさんとQさんは一緒にいることが多く、2人で私を嘲笑したり無視をしたりしていたのですが、私は今あの時のことを振り返ってみてある事実に気づきました。

私は裏表の無いPさんは頭痛がするほど苦手でしたが、裏表のあるQさんはそんなに嫌だと思っていませんでした

嫌な対応を受けていたのは同じなのに、どうしてこんな差が出てしまったのでしょうか。パートを辞めてしばらく経った今改めて振り返ってみました。

PさんとQさんの共通した対応

まずはPさんとQさんに共通していた対応について考えてみたいと思います。ざっくりまとめて2つです。

①勤務時間外は無視(挨拶含む)

PさんにもQさんにも、基本的に勤務時間外は挨拶も含めて無視されていました。

最初の頃は「私の声が小さかったからかな」と思っていましたが、何度試みても無視されるので、意図的なものだったんだろうなと思います。

②陰口を言う

PさんとQさんに、「あのひとの××がムカつく」等、所謂陰口も言われていました。

名指ししなければ近くで話しても気づかないとでも思っていたのか、もしくは敢えて聞こえるように言っていたのか不明ですが、勤務時間内・外問わず、本人(私)が近くにいるのに堂々と陰口を言われていました。

PさんとQさんの違い

上記のように同じように無視をし、陰口も言うPさんとQさん。それでも印象に差が出たのはなぜなのでしょうか。

それを考えてみた時、「仕事時間中」の私への対応がPさんとQさんでは違っていたことに気づきました。

①Pさんの場合:仕事中も「嫌い」で通す

Pさんは所謂「裏表が無い」タイプで、仕事中でも「嫌い」という態度を崩さず、仕事に関する質問や依頼をしても、拒まれたり無視されたりしていました

シフト上Pさんとは2人で同じ仕事をする場面があり、質問や確認をしたいのにそれができないことは非常に不安が大きく、とても苦痛でした。

②Qさんの場合:仕事は仕事として割り切る

Qさんは『「嫌い」は「嫌い」、でも「仕事」は「仕事」』と割り切るタイプの方で、仕事に関しては質問すれば教えてくれたし、仕事に関する依頼もすぐに取り組んでくれました

「あんなに陰口言ってたのに……」と思いはありましたが、それは「陰口言ってたのになんだよ!」という怒りではなく、「陰口言っても手伝ってくれたー!」という喜びや感謝の方の感情でした

「仕事」は「仕事」として接してほしかった。

私がPさんに対して一番ストレスだったのは、無視や陰口に対してではなく、「仕事」に支障が出てしまっていたことに対してでした。

Pさんに拒まれた質問や依頼は、他の社員さんやパートさんに依頼しなければなりません。他に頼れる人がいない時には、わからないのに自分で対応しなければなりません。対応して失敗して怒られて……そんなことが何回もありました。

他の方にしわ寄せがいくことも、わからなくて慌てることも、結果失敗して迷惑をかけてしまうことも、すべて「お金をもらっているのに」「皆忙しいのに」と申し訳なく、どうすればそれが解消されるのかということばかり考えていました。

Qさんのように、「仕事」は「仕事」として接してくれたら、無視も陰口もそこまで気にならなかったのになぁと思います。

時には「裏表」が必要なのではないでしょうか

結局、1年でそのパートは辞めてしまいました(引っ越し等個人的な事情もありました。Pさんのことだけが原因ではありません)。務めた期間は短かったですが、色んなことを感じ、考えた1年でした。

はじめにも書きましたが、「裏表がある」は基本的には良いことではないと思います。だから裏表をつけたQさんの対応は、正しくないのかもしれません。でも私は、そんなQさんの対応に救われていました。

嫌いな人と無理に好きになろうとしたり、仲良くなろうとする必要は無いと思います。でも「仕事」等嫌いな人とも付き合っていく必要がある場合には、最低限でも円滑に協力し合うために、時には「表の顔」というものが必要なのではないでしょうか。

皆さんはどう思われますか?

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仙台出身、結婚を機に夫の地元:栃木に移住。主婦。
0歳児の長男に振り回される日々を送っています。

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