これいい本でした。職場のおっさんに読ませたい、という全国の若者の声が聞こえてきそうです。

「打ち合わせ」にまつわる名言がたっぷり

打ち合わせを変えれば仕事は10倍うまくいく!ヒット連発のクリエイティブディレクターが明かす効率を高める仕事術。

出典 https://www.amazon.co.jp

「打ち合わせ」って、ホント時間の無駄ですよね。大嫌いなことばです。

サラリーマン時代、どれだけ「打ち合わせ」にうんざりしたことやら…。1ミリでも生産性を高めるために、無駄な打ち合わせの最中はブログを書いておりました。印刷した資料を口頭で読み合わせるための「打ち合わせ」とかほんとゴミ!

フリーランスになった直後も、無駄な打ち合わせに同席してしまったこと数知れず…。高知に移住して在宅勤務ベースになってからはだいぶスッキリしました。

関連記事:在宅勤務歴5年のぼくがメリットとデメリットを語ろう。

というわけで、無駄な打ち合わせで消耗しているみなさん。「佐藤可士和の打ち合わせ」を読んでください。これ名著です。名言を引用するので、ダイジェスト式でお楽しみください。

しゃべらないなら参加するな

いいですよ、佐藤可士和さん!いきなり、日本のサラリーマンの9割5分をぶった切る名言。

厳しい言い方ですが、しゃべらないのであれば、打ち合わせに参加するべきではないとすら僕は思っています。発言しないなら、出てこないほうがいい。

というのも、黙っている人は、本人にその気がなかったとしても、打ち合わせの場に「負のオーラ」を漂わせてしまうのです。いわば「黙るというパワー」が出てしまっている。

その見えないパワーは、しゃべろうとする人の気持ちを削いでしまうのです。しゃべらないことによって、活性化しようとする空気を重くしてしまう。

出典佐藤可士和の打ち合わせ

負のオーラ!!!

いるだけで邪魔というわけですね!いやー、わかるわ~。「なぜか打ち合わせに参加している、何もしゃべらない他部署の上司」とか、場を萎縮させる以上の意味はありませんからね。

これは打ち合わせに参加する上での、もっともわかりやすい分水嶺です。つまり「この打ち合わせでは、特に言いたいことがない」のなら、参加するべきではないのです。無駄な時間になりますよ。

目的を明確にせよ

「いい打ち合わせ」と「悪い打ち合わせ」は何が違うのか。

極めてシンプルに言ってしまうと、「打ち合わせの目的がはっきりしているかどうか」に尽きます。

目的がはっきりしている打ち合わせは、明らかにいい打ち合わせになる。決めることが明快だからです。一方、目的のない打ち合わせは、ゴールのないマラソンのようなもの。走り始めても、どこに行っていいかわかりません。

大切なのは計画です。ゴールをどこにするのか。どの道を通るのか。どの山を登るのか。それが最初に定まっていないといけないのです。

出典佐藤可士和の打ち合わせ

「定例化」しているだけの無目的な打ち合わせってありますよねー!「定例MTG」とか9割がゴミですわ、ほんと。予定から削除すべし!

「その場」で新しいことを考えろ

打ち合わせに出るときは、クリエイティブな仕事をするんだ、何かをみんなで一緒に作り上げるんだ、という意識を持って臨む必要があります。

何かを生み出すために発言をしないといけないし、ずっと考えていなければなりません。事前に考えてきたとしても、打ち合わせ中にどんどん話は展開していきますから、その場で新しいことを考えないといけない。

逆に、そのくらいの意識を持って、みんなが打ち合わせに臨めば、打ち合わせのクオリティは大きく変わるはずです。

出典佐藤可士和の打ち合わせ

激しく共感。報告・共有するだけの打ち合わせとか、Slackでええやん、という感じですよね。メールすらうざい。

みなさん、「共有MTG」とかスケジュールに入ってませんか?大丈夫?

「仕切り役」がいない打ち合わせは最悪

まだまだ行きます、佐藤可士和さん!

これはどんな打ち合わせでもそうですが、誰かその場を仕切る人がいなければ、絶対にうまくいきません。これこそが、ファシリテーターの存在意義です。

仕切り役のいない打ち合わせは、まさに最悪の打ち合わせといえます。

誰も発言の口火を切ることができないし、上司に萎縮した若い人の発言も引き出せない。意見を出し合うような雰囲気も出てこないし、何も前に進んでいかない。そんなことが起こりうるのです。

そして打ち合わせは、ファシリテーターの腕でその質が決まります。打ち合わせにおいて仕切り役は、極めて重要な役割を持っているということです。

出典佐藤可士和の打ち合わせ

お互いが空気を読みあって、誰も仕切らない会議とか、サラリーマンあるあるですよね!ほんと会社やめてよかった…。まだ無駄な会議で消耗してるの?

イケダハヤトの打ち合わせ論

というわけで、刺激的な一冊です。書中ではまだまだ熱い打ち合わせ論が語られているので、関心がある方はぜひポチッと。

ここからはぼくの経験談ですが、打ち合わせのなかでも、最悪なのは「顔合わせ」とかいうやつです。

あるんですよ…。「まずは顔合わせも兼ねて、飲みに行きませんか?」みたいなオファーが…。

これほんと勘弁してください。交通費出されても行かないですよ…5万円くらいくれるなら考えますが。ぼくと「顔合わせ」なぞするくらいなら、その人件費を世の中のために使ってください。

また違うパターンでは、「ブレストしましょう」とかも無駄に終わることが多いですね。目的がはっきりしているようで、曖昧だったりしますから。いっそ「美味いもの食べに行きましょう」とか誘ってくれた方が爽やかです。

最後に重要なこと。

「その打ち合わせにワクワクするかどうか」は、参加の可否を決める判断軸です。全然ワクワクしないのなら、参加すべきではありません。魂が削られていきます。直感はわかっているのですよ!

とまぁ、語り出すと止まらない「打ち合わせ論」。

本書を読んで、ぜひ自分なりの打ち合わせ論を語れるようになってください。ビジネスパーソンに幅広くおすすめできる良著です。

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