クロネコヤマトの宅急便、魔女の宅急便のジジ、クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズなど、色んなキャラクターに採用されている黒猫ですが、こんな迷信を聞いたことがありますか?

『黒猫に横切られると縁起が悪い』

たしかに、そんな話を耳にしたことがあります。

しかし、企業のキャラクターにも採用されている黒猫が“縁起が悪い”なんて、なんだか違和感が…。

その違和感を払拭してくれるかもしれないコメントを、Twitterユーザーの「えいくら」さん(@ikurakoikura)がTwitterに投稿していました。

(※権利者の許可を得て掲載しています)

黒猫は元々「餡子(あんこ)猫」と呼ばれて親しまれ福の象徴だったので、その「福」に素通りされるなんて縁が無いね、という意味で「黒猫に横切られると縁起が悪い」という言葉が生まれた

出典 https://twitter.com

※諸説あります。

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…え!?(こちらは白猫)

縁起が悪いどころか、黒猫自身は福の象徴だったんですね!

このツイートは、37,000以上RT(リツイート)されるくらい話題となっており、見た人たちからは…

「なるほど!」
「知らなかった!!」
「実に同感です」
「今度から黒猫見たら全力で追いかけます」
「餡子猫…昔の人は、いい表現していたんですね」
黒猫が近づいてくれるのはいいことなんですね!」

などの声がコメントが挙がっています。

昔の日本では福の象徴だった黒猫!

たしかに近代以前の日本では、黒猫はとても縁起が良いとされていました。「夜でも目が見える」といった理由から、「福猫」として魔除けや幸運、商売繁盛の象徴にもなっているんです。

有名な小説、『吾輩は猫である』(夏目漱石)の主人公“吾輩”のモデルは、37歳の時に夏目家に迷い込んできて住み着いた黒猫で、漱石の妻・鏡子から福猫として可愛がられていたといいます。

黒猫を飼うと労咳(結核)が治る、恋煩いにも効験がある、などの迷信もあり、新選組の沖田総司が労咳を患って床に伏せっていた際に、この迷信を信じて黒猫を飼っていたという話もあります。

他の国では黒猫はどんな風に思われているのか…

日本では、「縁起が良い黒猫⇒素通りされる⇒縁起が悪い⇒黒猫が縁起が悪い!?」と、猫自体の縁起の善し悪しが変わってきたとされる説もありますが、では、他の国ではどんな風に思われているでしょうか…?

欧米では…

かつては不吉の象徴とする迷信があり、魔女狩り等によって黒猫が殺されることもあったんだとか…。これは悲しすぎる…。

特にイタリアでは…

黒猫というだけで、迷信を信じる市民によって年間6万匹もの猫が殺害されており、動物愛護団体が署名を募るなどという動きもあるようです。

その一方で、イギリスの一部の地域では…

幸運の象徴ともされ、3年毎の5月第2日曜日にKattenstoet(=猫のパレード)が行なわれたりもします。このパレードでは、黒猫装束の人が多数参加し、教会の塔の窓から投げられた黒猫のぬいぐるみをつかむと幸運になると言われています。

ドイツでも…

右から左に黒猫が横切ると幸運が舞い込むと言われています。さらに「黒猫の乗った樽のワインは美味しい」という、モーゼル地方のツェル村に伝わる伝説から由来して、『Zeller Schwarze Katz(ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ)』のラベルには黒猫が描かれています。

同じアジアの中国では…

古来より黒猫は「幸運」と「冨」の象徴とされています。

各国で色んな迷信があるんですね!ただ、同じ国でも“縁起が良い”とされていたり“縁起が悪い”とされていたり、諸説あるようです。

まぁ、世界各国で色々言われている黒猫ですが、横切ろうが、素通りしようが、突進してこようが、可愛いことには変わりありませんよね!

あなたも近くに黒猫がいたら、可愛い姿を愛でながら、福を分けてもらっちゃいましょう!

※全ての話には諸説あります。

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