時々、いきなり夫がもしくは妻が失踪する事件がありますが、日本でも、毎年8万人もの人が失踪行方不明となっております。今回はアメリカのインディアナ州で家族仲良く暮らしていたホーグランド(Hoagland)一家の大黒柱であるリチャード・ホーグランド(Richard Hoagland)氏が失踪して23年振りに生きて見つかったのです。このニュースはアメリカの多くのメディアを驚かせました。

失踪前のリチャードと妻のリンダさん

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なんとも仲睦まじく見える夫婦です。既にこのとき二人の間には9歳と6歳の二人の息子がおりました。リンダさんは当時の事を振り返ってこう話してます「彼は前の奥さんと離婚した後に私と出会い、そして私たちは結婚しました。」「彼の仕事は非常にうまくいっており、安定した収入と大きな家そして家族とのエキゾチックな休暇を楽しむ生活を送っていました」リンダさんの話を聞く限りでは絵に描いたような幸せな家族です。

当時の事を振り返るリンダさん

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リンダさんの話では、この幸せな時間に終わりがくるとは思いもしてなかったようでした。結婚して11年後の1993年にこの幸せな生活に終止符が打たれてしまったのです。リチャードが失踪する当日にリンダさんは彼から電話を受けたそうです。それは仕事中に具合が悪くなり早急に病院に行くという知らせだったのです。

リンダさんは病院に付き添うつもりだったのですが、リチャードから「付き添いの必要はないから」と言われ自宅で待っていたのです。しかし待てど暮らせど病院から帰って来ない夫が心配になり病院に電話をしたのですが、病院からはリチャードという男性は来ていないとの回答だったのです。

その日からリチャードの姿を見る事はなくなったのです。

家族を残して失踪してしまう理由はなんだったのでしょう

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彼がなぜ、育ち盛りの可愛い二人の子供と愛する妻を残して姿をくらましたのか、当時リンダさんも理解が出来なっかったことでしょう。

自宅には、リチャードの歯ブラシ、洋服、そしてパスポートも置かれたままでした。2月の寒い時期だったにも関わらず、コートも持っていないまま失踪してしまったのです。警察に失踪届を出したリンダさんにその後、リチャードの車がインディアナポリス国際空港の駐車場で見つかったという知らせを受けたのですが、彼が失踪した日のどの便にも彼が搭乗した記録は無かったのです。

リチャードが車を放置したインディアナポリス国際空港

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不審に思った警察はリチャードが麻薬取引などに関わっているのではと疑い始めリンダさんに尋問にも似た質問をするようになったそうです。この時リンダさんの心労はかなりのものだったに違いありません。

無理もありません。想像してみて欲しいのです。家族団らんで夕食を食べて何気ない日を過ごした翌日、夫、または妻が仕事からそのまま病院に行くとウソをついてその日から二度と家に帰らなくなる事を誰が想像できるでしょうか。

失踪から10年経った頃リチャードはもう死んでいるだろうと言われ、リンダさんは再婚したのでした。時はリンダさんの心を癒し、そのまま悲しい出来事を忘れ去る事が出来るはずでした。

しかし、リチャードが失踪してから23年経った今年の夏にリンダさんは否応なしに悲しい記憶を呼び起こされてしまったのです。フロリダの警察署からリンダさんに電話があり「リチャード・ホーグランドという男を知ってますか?」と初っ端から聞かれたそうです。リンダさんは静かに答えました。「それは私の元夫です」と・・・。

リンダさんの脳裏にせっかく忘れる事ができたはずの当時の記憶がよみがえる。

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失踪から23年の間、リチャードはテリー・シマンスキー(Terry Symansky)という男に成りすまして生きていたのです。失踪後すぐにリチャードはフロリダへ向かい部屋を借りて住んでいたのですが、その部屋のオーナーの息子がボート事故で死んでしまっていたのです。この事を知ったリチャードは、この息子の死亡診断書を盗んでその場を去ってしまったのです。

この死亡診断書の男がテリー・シマンスキーだったのですがリチャードはこれを利用してテリーの出生証明書を取り寄せ運転免許証を作ったのです。この運転免許証が彼の身元を証明するものとなり、リチャードは確実にテリーになる事ができたのです。

テリーに成りすましたリチャードはその後、メアリーという名の女性と結婚をしますが、これが、彼の身元を判明する鍵になるとはリチャードは思いもしなかった事でしょう。今年の夏にシマンスキーの家族が家系図をつくるために家族の歴史を調べていたのです。その時にテリーが死んでいるのにも関わらず結婚しているという事が判明したのでした。

シマンスキーの家族はすぐさま警察に通報したのです。警察の質問に対してリチャードは自分の名前はテリー・シマンスキーと言い張っていたものの、警察からシマンスキーの家族の事を伝えられると素直に自分の名前を名乗ったそうです。「私の本当の名前はリチャード・ホーグランドです」

逮捕時のリチャード

出典 http://abcnews.go.com

リチャードは今回は文書窃盗と成りすましによる詐欺罪で逮捕されました。彼は大きな大罪をはたいた訳でもありません。しかし、彼に関わったリンダさんと息子たちそして、その後結婚したマリアさんとその子供たちを大きな悲しみに突き落としたという大きな大罪を犯したのです。

前妻のリンダさんとの間に何があったかは知る由もありませんが話合いもせずにそのまま姿をくらますといういい加減な行動は許されるべき事ではありません。しかし、家出をしてしまう家庭を持つ男性のほとんどが家庭でのストレスが理由だそうです。

夫が家出に至る心理としては「家に帰ってきても心休まることが出来ない」ということがポイントになっています。

出典 http://www.hiddeninvestigator.com

今回、23年振りにリチャードの顔を見たリンダさんと既に成人している息子たちは、彼の事をどう思うのでしょうか?筆者としてはこのままリチャードがリンダさんの目の前に現れないでいてくれたほうが彼女の心を傷つけずに済んだのではないかと感じました。

みなさんの旦那さんは家庭でリラックスしてますか?もし最近、緊張した面持ちでいるようでしたら、少しは優しい言葉をかけてみてください。

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