昨年12月25日。電通の東大卒女子新入社員(当時24歳)が自殺をした事件で、都内の労働監督署が労災認定していたことが大きな話題となりました。

女性は、昨年4月に新入社員として入社。本採用となった10月以降、労使協定で定めれられた70時間を大幅に超えた130時間以上もの残業が続き、上司からも叱責されるなどで、”うつ病”を発症していました。

10月以降の自身のTwitterには「本気で死んでしまいたい...」「朝起きたくない...」など悲痛な叫びを頻繁に書き込み、12月25日、クリスマスの日に寮から飛び降り自ら死を選びました。

世間の反応

ネットやSNSの反応は、女性を擁護する気持ちから「死ぬくらいなら辞めればよかったのに...」、という声が多かったようです。

そんな中、女性イラストレーターのTwitterユーザー、しおしおしいしおしお@sodiumさんが、10月25日の自身のTwitterに「昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。」というタイトルの漫画を投稿。

自らの体験をもとにした内容に、12万超えのリツイート、10万超えのいいね!が付けられ、瞬く間に多くのユーザーにシェアされています!

※記事掲載について、ご本人に了承を得ています。

「しおしおしいしおしお」さんは、元広告制作会社デザイナー。現在はゲームキャラクターイラスト・漫画・ジャケットイラストなどを手掛ける「汐街コナ」さんというイラストレーターです。当時は100時間もの残業を余儀なくされるほどの苛酷な日々との格闘だったようです。

「死にたいと思ったことはなかった」、けれど、飛び乗った終電ホームに電車が近づくと、「一歩踏み出せば明日会社にいかなくていい」との考えがふと脳裏に浮かんだそうです。

では、漫画をご覧ください。

「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由 

昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。

彼女が伝えたかった最も重要なメッセージとは

過労死自殺のニュースが出ると、『死ぬくらいなら辞めればいいのに』という意見が必ず出ます。みなさんの中にも、そう思われた方は少なくはないのではないのでしょうか。

しかし、この状況に追い込まれた人でなければ分からないものがあるようです。「不可能な状況になった人が死ぬ」ということを伝えたいと思い、漫画を描くことで世間に訴えたかったのだそう。

「過労死への道は、途中からは本人の意思とは関係なくつながってしまう、ということです。だから、早い段階での対処が必要です。本人も周囲も、この点は知っておいたほうが良いと思いました」

出典 http://withnews.jp

「まだ大丈夫」のうちにできること

①同じ扉を何度も塗りつぶしてると感じ始めたら要注意!

②体調不良が出てきたらとにかく一度会社を休み、考える時間を作る
・心療内科を受診する
・とにかく寝る

③それも無理なら通勤中にとにかく座る→救急車に運ばれること

Twitterユーザーの反応は

汐街コナさんの生の体験をもとに描かれた漫画を見たユーザーは、追い込まれた人間は”うつ症状”が発生しても病院にも行けず、同期や学生時代の友人、親にも本音を言えず、なかなか簡単に辞められない苦労や悩みを抱える闇の深さを知りました。

こんな優しい漫画のオマケが!

私は、周囲の人に恵まれていた

汐街コナさんは、周囲の人たちに恵まれていたようですね。誰かひとりでも、一番話しやすい人に愚痴をこぼしてもよいのではないでしょうか。

ご自身の辛い体験があってこそ、人に優しくなれる。今回の電通女性社員の過労自殺の被害者が自ら死を選んだ心理を代弁し、そして現在悩み苦しんでいる多くの人に少しでも役立つように...と、多くの人々の心を動かしてくれました。

そして、こんな心温かいツイートも。

この漫画を読み、苛酷な労働状況で苦しみを抱えている世間の方に、どうか思いが伝わりますように。そして「追い込まれた本人でければ分からない」、ということを学ばせていただきました。

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cocon☆hanna このユーザーの他の記事を見る

キャリアカウンセラーの道を目指し、資格取得後オンラインカウンセラーとしてデヴュー。WEBライターとして活動をはじめ7年になります。人に「読まれる・読ませる」ライターを目指しています☆

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