記事提供:TOCANA

出典 https://www.youtube.com

画像は「WHAT’S ON EARTH」より引用

米・フロリダ半島の先端とプエルトリコ、そして英領バミューダ島を結んだ三角形の海域「バミューダトライアングル」――昔から航行する船舶や航空機が忽然と失踪してしまう“魔の三角海域”や“北大西洋の墓場”と呼ばれ、人々に恐れられてきた話はオカルトファンならずとも一度は耳にしたことがあるだろう。

これまでその謎に数多くの科学者が挑むも原因は一向に解明されず、ブラックホール説や宇宙人説も登場、果ては海中にクリスタルピラミッドが存在するという主張まで繰り広げられている。

もはやバミューダトライアングルは人類にとって永遠の謎として、未解明のまま語り継がれることになってしまうのか――誰もがそんな予感を抱きかけていたが、最新の科学は着々と真実に近づいていたようだ。ついに魔の三角海域の謎を解明したとする科学者が出現、現在海外で大きな話題を呼んでいる。

六角形の雲が多発している!?

今回、バミューダトライアングルの真実を突き止めたと語るのは、米・コロラド州立大学の衛星気象学者、スティーヴ・ミラー博士をはじめとする研究グループだ。

米放送局ディスカバリー系列、サイエンス・チャンネルの番組「WHAT’S ON EARTH」に登場した博士によると、魔の三角海域で起きている“恐ろしい現象”を解き明かすには最新の衛星技術が不可欠だったようだ。

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画像は「WHAT’S ON EARTH」より引用

高解像度の衛星写真を用いてバミューダトライアングルを徹底的に分析した研究チームは、同海域で奇妙な形の雲が多数出現していることに気づく。それは“まだら状”だが、ところどころにポッカリと六角形の穴が見られる雲だった。

「雲の端が、これほど直線的になることは通常あり得ません」(ミラー博士)

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画像は「WHAT’S ON EARTH」より引用

この(大小さまざまな)六角形が現れた場所では、一体どのような気象現象が起きているのか?博士らは最新の気象衛星に搭載された高性能レーダーを使って解析、そこで起きている“恐ろしい現象”を導き出した。

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画像は「WHAT’S ON EARTH」より引用

恐怖!「空気爆弾」

なんと六角形状の雲の切れ間では、前代未聞の猛烈な暴風が吹き荒れていたのだ。研究チームが「空気爆弾」にも喩えるこの暴風だが、風速は時速約270km、つまり秒速75mにもなり、気象庁が区分する最強ランクの台風(秒速54m、樹木が根こそぎ倒れて木造住宅の全壊が始まる)を遥かに上回る数値である。

そしてさらに興味深いことに、「空気爆弾」は猛烈な“下降気流”だった(台風、ハリケーン、サイクロンは強烈な上昇気流)。つまりこれが直撃すれば、航空機などまるで海に吸い込まれるように墜落してしまううえ、海面では巨大な波が生じる。

研究チームは「空気爆弾」で生じる波の高さを13mと試算しており、ほとんどの船を軽く沈めるだけの威力を備えていることは指摘するまでもない。そう、多くの航空機や船舶を一瞬にして“消し去った”犯人は、この「空気爆弾」としか考えられないというわけだ。

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「多くの場合、(六角形の穴を持つ)雲はランダムで発生しているようです」(ミラー博士)

しかし、なお謎は残る

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研究チームの科学者 画像は「WHAT’S ON EARTH」より引用

ミラー博士らの研究が正しければ、バミューダトライアングルの正体とは、誰も予期しない形で「空気爆弾」が突然生じる海域であり、消えた船舶や航空機は、運悪くその直撃を受けてしまったということになる。

なお、「空気爆弾」について研究チームは、「マイクロバースト」と呼ばれる気象現象に近いものと考えているようだが、詳しい言及を避けている。今後の研究テーマは、この「空気爆弾」が発生する原因とメカニズムの解明へと移行するのかもしれない。

さて、またひとつ世界のミステリーが解明に近づいたという事実に興奮を覚えるとともに、なんとなく寂しさを覚えたオカルトファンも多いのではないだろうか?

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参考:「WHAT’S ON EARTH」、「INDEPENDENT」、「Mirror」、ほか

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