記事提供:messy

元女優の高樹沙耶容疑者(53)が10月25日、沖縄県石垣島で乾燥大麻数10グラムを所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで厚生労働省麻薬取締部に現行犯逮捕された。

彼女はつい先日(10月7日)放送のテレビバラエティ『爆報!THEフライデー』(TBS系)で「大麻報道の真相」と題して特集されたばかり。

番組では、石垣島にある高樹の生活拠点を撮影スタッフが訪れ、大麻疑惑を追及するシーンが放送され、高樹は「ないない」「法律がありますから」と否定していた。

同番組では、「消えた女優」として高樹にスポットを当てた。

19歳で女優デビューしバブル時代に活躍、高級マンションに住み六本木のディスコで夜通し遊んでいた彼女が、34歳で中西圭三と結婚~離婚を経て自然回帰思想になったことなど半生を振り返る内容。

2012年に彼女が自身のブログで「大麻草検証委員会」の幹事を務めることになったこと、「大麻はお酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感を得られる、そしてアンチエイジングには最高の植物だと信じております」等と大麻肯定論を綴ったことで“大麻女優”のレッテルを貼られて芸能界を追放された…そうして消えた女優・高樹沙耶は今どこで何をしているのかを探る、といったものだった。

しかし「消えた女優」も何も、彼女は今年、第24回参議院議員通常選挙に新党改革より東京都選挙区で出馬、落選している。

また、大麻女優のレッテルを貼られて涙を流したとの回想もあり、「逮捕でもされたら全部パーになるぞ、と悪評が流れ、干された」と当時を振り返った彼女だが、結果的に今回、逮捕されて彼女の出演番組(ドラマ『相棒』テレビ朝日系)の再放送が中止になったわけであるから、当時のバッシングがいわれなき誹謗中傷であったとは言えない。

もっとも彼女自身は、大麻の「多幸感を得る」目的での使用を、現行の法律違反であると認識しつつも「違法とされていること」に納得はしていない様子だった。

「自分自身で大麻草がどういうものかどうして調べようとしないのか。大麻草のイメージ、どこで仕入れた情報なのか」と語気を強め、大麻が麻薬であるという「偏見」を捨て有効性に目を向けよと説いていた。

だからこそ彼女は今回の逮捕にも納得はしていないだろう。

番組では他にも気になる箇所があった。高樹は現在、石垣島で4人の男性と恋愛関係なしの同居生活を送っている。

彼らは顔も名前も番組に公開しており、58歳の男性、26歳の男性、41歳の男性、そして元参議院議員の平山誠(64)というメンバーだった。

朝の風景をうつしたシーンで、彼らはパイプに葉っぱをつめて火をつけ吸っていたのだが、「大麻?」ときくスタッフに、「ないない、タバコ」と一笑に付した。

しかし今回、高樹とともに、同居する男2人も大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕されたと発表されている。全員、「私のものではない」と容疑を否認しているという。

VTRが流れた後、スタジオでは爆笑問題の太田光が「大麻じゃないんならパイプで吸わなきゃいいのにさ、怪しく見えちゃう」と茶化したが、笑い事では済まない事態になった。

「大麻は違法」という前提で収録・放送された『爆報!THEフライデー』だったが、高樹と彼女に賛同し同居する男性陣は、「大麻が違法であることはおかしい」と訴える立場の人々だった。

だからこそ高樹は、大麻合法化に向けた活動を理由に芸能界を追放されたことに納得がいかないようであった。

高樹は芸能界を離れて以降もブログでの発信を継続しており、今年5月の更新記事では「私は5年前に大麻草の有効利用をと声を上げた時には大麻は麻薬という洗脳がありますので、気が触れてしまったというような誹謗中傷を浴び所属事務所にもやめていただきたいと言われてしまった」と記している。

もうこれは認識の違いとしか言えないが、やはり現状、違法は違法である。医療用大麻の合法化を促進しようとする動きは彼女に限らずあちこちであるし、そうした書物がベストセラーになったりもしている。

しかし「医療用」大麻の合法化を望むならば、それこそ医療行為以外での大麻使用に厳格でなければならない。

高樹の生活実態は大麻の有効性を世間に知らせる役割を果たしていたと言えず、むしろ自ら大麻のマイナスイメージ、「偏見」を強める方向に動いてしまっている。

『爆報!THEフライデー』では、彼女を「仲間」として受け入れてた石垣島住民もVTR出演していたが、彼らにも迷惑をかけることになってしまった。大いに反省すべきだろう。

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス