これまでに8,000人と10,000回以上セックスをしてきたAV男優の森林原人(もりばやしげんじん)さん。

自身の経験を活かし、「女子SPA!」で『性活相談』の連載を始めたところ、幅広い世代の女性から熱烈な支持を集めることに。

そこで、選りすぐりの31本のQ&Aをまとめ、待望の書籍化。その名も『イケるSEX』(扶桑社)が発売されました。

10,000回以上セックスしてきた男優と聞くと、浅黒い肌の、ギトギトした筋肉男をイメージしちゃいますよね(?)。ところが、意外なことに森林さんは、どこにでもいそうな普通のお兄さんという風貌です。

しかし、かつては中学受験でラサール、麻布、筑駒すべての学校に合格したという天才児でした。その偏差値の高さは『性活相談』でも多分に発揮されており、森林さんの回答は、わかりやすく具体的。インテリジェンス溢れる表現で、笑いを織り交ぜつつ、セックスを解き明かしてくれます。

例えば、こんな質問。

Q.おっぱいが小さくて恥ずかしいんです(相談者:36歳)

「胸って女性のセックスシンボルな気がして、胸が大きな人はやっぱりどこか女性らしいです。森本さんは胸が大きい人が好みですか?」

A.「僕にも悩みがあります。ハゲてきてるとか、身長が低いとか、ブサイクだとか(中略)でも楽しく生きています。これは自分に自信があるということではなく、自分を許して受け入れているからなんです」

温かい言葉が胸に染みますよね。しかし、この後、こんな言葉が続きます。

「大人の男はおっぱいより尻です。大人になったら尻です」

こんな風に、森林さん独自の「大人の男の視点」が、随所に散りばめられています。この本で最も参考になるのは、もしかしたらこの部分ではないかと思われます。

あるいは、こんな質問も。

Q.「首をしめて殺したい」とラブラブな彼に言われました(相談者:匿名)

「普段はDVっ気などまったくない彼ですが、ベッドに入ると『首をしめて殺したい』と言われます。もちろん本気ではありませんが、彼の心境は?」

A.「エッチに刺激を求めていくと、どこまでも際限なく過激になっていき、行き着く先には事故があり、別れか死に至ります」

AV男優が、マジメにこんなこと言うと、怖いです。何を見てきたのか?という気持ちにさせられます。

はたまた、AV男優としてのプライドを感じさせる一面も。

Q.一夜をともにしたAV男優が萎えた…よっぽど私がダメだったの?

「デビューしたばかりの男優と一夜をともにしましたが、彼が中折れしました。仕事でセックスしている方が萎えるって、よっぽど自分に非があったということですかね?」

A.「その男優は女体に対してありがたみを感じないぐらいのヤリチンだったのです。デビューしたての男優は、男優であって男優ではありません。ヤリチンは服を脱がせるまでが好きな人で、男優は脱がせてからが好きな人です」

どうですか?これぞ、AV男優哲学ではないでしょうか。セックスのプロから繰り出される金言にもシビれます。

ほかにも、セックスレスの悩みや、テクニックについての悩みなど、過激すぎてここでは紹介できない内容が満載です。

でも、ゲスな表現は一切なく、乙女にも読みやすい。むしろ、乙女にこそ読んでほしい。読んだらきっと、セックスに対する何かしらの革命が自分の中で起こるはずです。

Q&A以外に、森林さんのセックスコラムもタメになります。体のある部分を見ると、セックスの相性がわかるなんて、興味深いと思いませんか?それがどこなのかはぜひ、読んで確かめてくださいね。その理由も、ナルホドといった感じです。

AV男優だからこそ持つ“性”の価値観は、中々お目にかかれないもの。乙女の皆さん、校外学習だと思って手に取ってみては。

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