朝公園でウォーキングしていたら…

インコが登場しました!

か、かわいい…。ピーピー寄ってきて、手に乗っかってきたのです。何だこの人懐っこさは!びっくりしていたら、おばさんが登場しました。

「おやまあ、インコじゃないの。かわいいけど、東京じゃあ普通だよ。最近なんか群れをなして飛んでいるからね。春になると桜の蕾を落とすからやっかいなのよね~。」

地方から来た私はびっくりしました。
1、インコに驚かない
2、群れをなしているらしい
3、その群れは春になるとやっかいらしい

これは東京あるあるでしょうか?気になって調べてみました。

ワカケホンセイインコが野生化している

出典 http://www.jspb.org

ワカケホンセイインコ(Psittacula krameri manillensis)は、ホンセイインコ(Psittacula krameri)の亜種で、本来インド南部やスリランカに生息している緑色の鳥です。

原産地では、主に低地の半砂漠から二次的な明るいジャングルにかけて生息していますが、標高1,600mのような標高の高い場所にも分布しているようです。日本には飼い鳥として持ち込まれたものが逃げ出したりして、1960年代に入ってから関東地方などで野生化し始めたと考えられています。

今まで関東のほかにも名古屋や大阪、新潟等でも記録があります。東京都では大田区の東京工業大学構内のイチョウ並木にねぐらがあり、夕方になると1,000羽を超えるワカケホンセイインコが毎日集結します。

出典 http://www.jspb.org

飼い鳥が逃げ出して野生化したそうです。1960年代からこんなカラフルな鳥が野生化していたなんて知らなかった…。

衝撃! こんな感じで群れている

出典 http://sippolife.jp

こんな景色を見たら腰を抜かしてしまいまそう。野生化は本当だったんですね。群れをなして日本に生息しているとは、恐るべし生命力。

春になると桜の蕾や花を落とす

出典 http://blog.goo.ne.jp

サクラの花が咲く季節になると、花蜜を求めてメジロをはじめ、さまざまな野鳥がサクラの木にやってきます。

枝先にとまった鳥たちは、花の中へくちばしを差し込んだり、花の子房を突き差したり、切り取ったりして蜜を吸います。こちらの花からそちらの花へと枝の上を行き来し、くちばしや顔が花粉で黄色く染まるのもかまわず、一心不乱に花蜜を吸います。

普段は枝から枝へ素早く移動するメジロやシジュウカラなどの小型の鳥も、花をつけたサクラの木に来ると、同じ場所に留まる時間も長くなります。そのため、サクラが咲く時期は、動きの機敏な鳥たちを撮影する絶好のチャンスだといえます。

サクラの花と絡めて狙えるのは、メジロやヒヨドリ、シジュウカラ、スズメ、イカル、シメなどです。意外なところでは、虫を好むと思われるコゲラ、今は野生化していますが元々はかご抜け鳥のワカケホンセイインコもサクラの花を目当てにやってきます。

出典 http://www.kowa-prominar.ne.jp

何と桜の花の蜜目当てで花をちぎっていたとは!お花見文化の日本でそんなことしたらダメですよ~。

桜の花をちぎる動画もありました

出典 YouTube

あ~…ちぎって落としている。

すっかり日本で野生化しているインコ。生態系に及ぼす影響は?

ワカケホンセイインコは現在、東京都、神奈川県、埼玉県を行動圏にしているグループと、千葉県千葉市を中心としたグループ、群馬県前橋市を中心として分布するグループの3グループが知られています。

東京都等を中心とするグループは1,000羽を超えるグループですが、ねぐら環境の変化もあり、主なねぐらであった東工大以外にも一時的にねぐらができていることが報告されています。

このような変動期の分布情報は特に重要であり、今後のワカケホンセイインコの動向を把握していくうえでも多くの情報を蓄積していかなくてはなりません。

どんな些細な情報でもかまいませんので、もし見かけられた方はご連絡のほどよろしくお願いいたします。

出典 http://www.jspb.org

生態系に及ぼす影響や動向などは現在まだ調査中です。春の桜事件以外にこれといって害の報告がないのです。

(公財)日本鳥類保護連盟 調査研究室ではワカケホンセイインコに纏わる情報を募集しています。新しい情報等がありましたらご協力をお願いします。

うっかり接触しないようにご注意ください

<オウム病とはどんな病気か>

オウム病は、クラミジア・シッタシという微生物を保菌している鳥からヒトに感染を来す人獣共通感染症で、肺炎を主体とする急性感染症です。

年齢分布は9〜90歳(中央値53歳)と幅広い年齢層にみられますが、30歳未満での発症は少ないと報告されています。発症日を月別にみると、鳥類の繁殖期である4〜6月に多いほか、1〜3月もやや多いとされています。

肺炎に占めるオウム病の頻度は、世界的にもあまり高いものではなく、日本でも1〜2%程度です。オウム病の多くは散発例で、これまで集団発生は極めてまれであるとされていました。しかし、日本では2001年以降、相次いで動物展示施設で集団発生が確認されています。

<どのように感染し発症するか>

推定感染源としてはインコに関連したものが最も多く、次いでハト、オウムに関連したものです。鳥では保菌していても、ほとんどは外見上健常にみえます。

弱った時や、ヒナを育てる期間などでストレスが加わった時、他の感染症を合併した時などには、不定期に便中に菌を排泄しヒトへの感染源となります。

出典 http://health.goo.ne.jp

オウム病なる病気があります。野鳥にうっかり触れた際は手洗いをしっかりしましょう。ヒトで発症する場合はインフルエンザに似た症状とのことです。二次感染を防ぐためにもしっかり予防しましょう。

外来種が来るということ。生態系について再考しよう。

近年、外来種のせいで古来種が減少している。もともと害獣対策で外来種を入れたのに、その外来種が害獣にすり替わってしまった。ということをよく耳にします。

この記事で取り上げたワカケホンセイインコも、もともとは人間のペットとして海外から運んできた品種。そのインコが今や日本で野生化し群れをつくって定住しています。

本来存在しなかった種が生態系に混ざっていくことによって、生態系には多かれ少なかれ乱れは生じます。また、人間の都合で持ってきた種に対して害鳥扱いすることは大変ひどいことです。

地球はひとつ。同じ仲間として仲良く共存していけるような環境も大切だと思います。人間だけの利益を追求しないような地球にしていきたいですね。

ワカケホンセイインコ、突然の出会いでした。生態系について考えるきっかけをくれた素敵なインコです。

それではまた会いましょう♪

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