記事提供:キングコング西野 オフィシャルダイアリー

YouTubeの人達がやっている【やってみたシリーズ】が結構好きで、いつか僕もやってみたいなぁと思っていたところ、今回、その機会に恵まれました。

先日、「西野って情報感度の高い人達に支持されてるよねぇ」と言われ、一瞬デレデレしたが、直後に、「いやいや、それではいかん!」と首を横に振るワタクシ。

私、キングコング西野は「ウォルト・ディズニーを倒す」と豪語しており、目指すは稀代のポップスターであります。

『知る人ぞ知る』なんぞには興味がありません。

ファンもアンチも、理解も誤解もキチンと存在し、チビッ子から爺ちゃん婆ちゃんにまで愛され嫌われる…そんな渦のド真中に立つ男、それがキングコング西野なのです。

ビジネス書が10万部以上売れました。

今やっているクラウドファンディングの支援者数は日本記録を塗り替え、支援総額は4000万円を突破しました。

しかし、そんなことは誰も知りません。

当然、このブログ記事はスマホかパソコンでご覧になられているでしょうが、しかし、皆が皆、ネットを触っていると思ったら大間違いです。

私は稀代のポップスターになる男なので、ネットから離れた場所にいる人達にもアプローチせねばなりません。

というわけで、キングコング西野の【やってみたシリーズ】第一弾。

新聞の一面を買ってみることにしました。

(最近、話題になった、こういうやつ↓)

当初より、「クラウドファンディングで余ったお金は作品の広告に使う」と約束していたので、ちょうどいい機会です。

さて。

そもそも、今、新聞って、どれぐらいの部数が発行されているのでしょうか?

調べてみました。

トップが読売新聞の901万部。

産経新聞だと158万部。

…なるほど、これぐらいの部数なのですね。

新聞の一面を買うとなると、ものすごいお金がかかりそうですが、ちなみに僕のブログだと、バズった場合、一記事で100万pvを超えることもあります。

しかし、ブログなので掲載料金は、もちろん無料。

そうかんがえると『新聞の一面を買う』というのは、コストパフォーマンスが(僕の場合は!)少し悪そうですが、しかし、目的は「普段、ネットに触れていない人達にアプローチすること」ですし、それより何より、新聞の一面を買っちゃうのって、楽しそう!

ゴタゴタ言う前に、まずやってみましょう。

そして、やるからには広告効果の最大化を狙わねば、クラウドファンディングのパトロンの方々に示しがつきません。

そこで考える、天才・西野博士。

今の時代、もっとも広告効果があるのは、『ニュースを出す』ことではなく、『ニュースになる』ことです。

てなわけで、吉本興業と幻冬舎さんには1円も出さないように指示。

「そのかわり、企業名も出さないで!」と。

企業がニュースを出すことは至極自然で、当然ニュース性が低く、ニュースになることは滅多にありません。

なので今回は、あくまで個人で新聞の一面を買っちゃいます。

「そんなことをタレント事務所に所属している一タレントがやっていいのか?」という難癖がつきそうですが、吉本社内での私のニックネームは『会社の言うことをきかない人』なのです。

(写真:仕事を完全にサボって、パリで朝食をとる私)

私の担当マネージャーには「どうせ言ってもきかないので、事故らないようにフォローしてあげて」と社長かお達しがきている。

愛してるぜ、吉本興業。

さっそく行動開始。

お金のことや、発行部数をもろもろ照らし合わせた結果、「毎日新聞の朝刊がアツイ!」という結論が出た。

実に309万部である。

この一面を『えんとつ町のプペル』で買っちゃう。

マネージャーは、

「個展が近いので個展の情報を入れましょう!」

「絵本の値段を入れましょう!」

「『発売中』と入れましょう!」

と、やたら情報を入れたがったが、「バカじゃねーの?」と一喝。

「昔と違って、今は、新聞を読む時に、その隣にスマホがあるんだよ。気になる情報はスマホで調べられるんだから、大切なのは《気にならせること》だよ」と説得した。

今になって気がついたが、そもそもは「ネットから離れた場所にいる人達にアプローチする」が目的だったので、私の言い分は地獄的に破綻しているが、担当マネージャーはアホなので、「なるほど!」と納得した。

《気にならせる》という方向で話がまとまり、不親切なまでに情報を削ぎ落とし、一面のデザインは、これに決まりました。

絵本の活動の時にはあまり入れない『キングコング』という文字を入れたのは、今回のアプローチが絵本作家というより、芸人なので、んでもって、2016年10月24日(月)、本日の毎日新聞の朝刊が、こう。

以上、キングコング西野の【やってみたシリーズ第1弾】『新聞の一面を買ってみた』でした。

『えんとつ町のプペル』発売中です。

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