乳がんとの闘病を告白して、前向きに戦っていらっしゃる小林麻央さんのニュースで、乳がんの怖さを感じてる方は多いと思います。がんになりやすい年齢というのはありますが、「その年齢ではないからがんならない」というわけでもないという現状で、自分でできることと言えば「早期発見!」ですよね。

今回は、乳がんの発見に特化した検査方法「マンモグラフィ」にチャレンジ。適した服装や、実際の痛みをレポします。そして「豊胸手術とマンモグラフィ」についても聞いてきましたよ!

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こちらがマンモグラフィーさん。バシッと挟んじゃうにくいやつです。

マンモグラフィって何?

よく耳にするけれど、意外と知らないマンモグラフィのこと。胸を挟んで撮影するから痛いって話題など聞いたことありますよね?
マンモグラフィは、早期の乳がんも発見できる乳房専門のX線撮影のことです。

マンモグラフィは、乳房のX線撮影のことです。乳房はやわらない組織でできているため、専用のX線撮影装置を使用します。乳がんをはじめ乳房にできる病気をほとんど見つけることができ、しこりとして触れないごく早期の乳がんも発見できます。

出典 https://breastcare.jp

通常の検査では、立体的な乳房全体が撮影フィルムの中にも写しだせるように、一方の乳房につき2方向の撮影を行ないます。撮影は更衣から撮影終了フィルム確認まで含めて約15分から20分程度です。

出典 https://breastcare.jp

大きくやわらかい乳房を挟んで、なおかつ2方向から撮影することで、小さなしこりも発見するマンモグラフィ。「伸ばす&挟む」で痛いんだろうな―と思い今まで逃げていたのですが、受けなきゃならないことに・・・

マンモグラフィってそんなに大事?

筆者は9年ほど前に子宮頸がんを発病し、手術と抗がん剤治療を経験した元がん患者です。現在もホルモン剤を使ったホルモンコントロールを続けているので、3か月に一度ほど担当医の診察を受けています。

病院へ行く度に、採血をして色々なことを調べてもらっているので、わざわざ痛い思いをしてマンモグラフィしなくてもいいんじゃないのー?と思い、担当医へ軽く愚痴を言ったら・・・

担当医「早期発見が一番なのはわかってるよね?進行する前に見つけることが大切なんだよ。血液検査でなんでも分かるわけじゃない。痛いのが嫌なのかもしれないけど、検査はとっても大切なこと!」

と、怒られてしまい。ぐうの音も出ず。検査当日を迎えることになりました。
検査はマンモグラフィと、専門医による触診。痛いし恥ずかしいの検査になりそうです。

やらかしました。服装に要注意ですよ

検査当日、気軽にワンピースをすとーんと着て病院へ。スムーズに受付を済ませ少し待って検査室へ呼ばれました。

検査技師「では、上だけ脱いでください。メガネも外してくださいね。」

女性の技師さんはさわやかにそう告げて、着替えるコーナーへ案内してくださいました・・・が・・・

上だけ???


そうです。やらかしました。ワンピースだと上だけ脱ぐのはムリなんです。上半身裸&下半身はストッキング(透けるパンツ)という最高に情けないルックスになってしまう。一瞬にして巡る思考。この際パンツいっちょの方が潔くていいのでは?などとも考えました。でも冷静になりとりあえずワンピースを脱いで気付く。

「スリップ履いててよかったー!」

履いててよかったスリップ!これでも上半身裸で下半身はペラペラのスリップなので情けないですが、ストッキングだけよりはマシ!

マンモグラフィを予定しているみなさま、上半身だけ脱げる服装で行かれたほうがいいですよ。ここ大事。あと、髪が長い方は、プレスした胸にかかっちゃうと映り込んで再撮影になるので、撮影の間だけでもまとめたほうがいいそうですよ。

やっぱり痛いですよね・・・

さぁ、挟みましょう。ここまで来たら一気にやってくれ!って気持ちになります。ちなみにこの時点で上半身裸っていう事に関する恥ずかしさは消えてます。だって痛いの嫌じゃないですか!

技師さん「胸を横方向(水平)と斜め方向で撮影します。計4枚。おっぱいを挟んでいきますが痛くなったら言ってくださいね。でも、できるだけ薄くできた方が被曝量も少なくて済みますから。」

胸が薄くなるほどまで頑張れば被曝量が少なくなる!
これはステキな情報です。少しくらいの痛さなら耐えましょうって気持ちになれますね。

技師さん「では、始めましょう」

の号令で始まった撮影。技師さんが胸を根本からずずずぃーーーっと引っ張って行きます。その際つかまるバーがあるのでそこをつかんで、足の位置や体の位置なども指示してくれますので迷うことはなかったですよ。伸びた胸をジワジワとプレスされていき、痛みもじわじわ―っと・・・

「あー、痛いです。ごめんなさい、痛いです―!」

の、筆者の申告で技師さんが素早く撮影!すぐにプシューっとプレス解除。安堵感と、ちゃんと胸が元に戻っているかの確認で何故か自分の胸を手で確認する筆者(もみもみ)。胸はちゃんと戻ってました。伸びたままにはならないので安心してくださいね。

そうして、横方向(水平プレス)と斜め方向(縦斜め方向プレス)で4枚撮ったのですが、痛いのって意外と短い時間でした。痛くないとは言いません。でも終わってしまうと痛みを忘れるというか・・・

筆者の場合は、プレスされていくにつれ胸と首の皮がガンガン引っ張られて痛かったです。胸全体が痛いと言うより、皮が引っ張られて痛い。普段は寄せてあげてしてる胸ですもの、下方向へ引っ張らる経験なんてないですからね。でも痛みは残りませんでしたよ。

技師さん「生理の関係などで胸が張っていると痛みが多くなるようですね。あと、大きさよりも柔らかさで痛みは変わるようです。大きい小さいよりも、伸びるかどうかがポイントのようですよ。」


胸が大きいから痛い、小さいから痛いなど都市伝説がありましたが、関係しているのは胸の伸び!ぱーんと張っている中身充満の胸よりも、ちょっと中身が少なめの大人な胸の方が痛くないそうですよ。

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この画像の様な感じで検査をしましたよ。

オペで胸を大きくしたらマンモグラフィはムリ?

筆者は見逃しませんでした。脱衣コーナーに「豊胸手術を受けた方はお申し出ください」と貼ってあったのです。豊胸手術を受けている方も増えてきてるのは事実。技師さんに色々伺いました。

ーズバリ、豊胸手術をしている方ってマンモグラフィできますか?

技師さん「豊胸手術を受けた方は、検査の際には必ず伝えて欲しいです。その事実を知らないまま検査をして、胸の中のパックが破裂したりする恐れもありますから。」

ー検査は受けられるんですね。

技師さん「受けたとしても真っ白に映ると思うんですよ。なので、もしもその白く映った部分にしこりなどがあったら、発見しづらいのではないかと・・・」

ー豊胸手術って、乳がん予防の観点からいくとリスキーなんですね。

技師さん「胸の中を詳しく調べる方法が限られてしまいますから・・・」

以上は、技師さんの個人的なご意見でしたので、詳しく調べてみました。「豊胸手術を受けていてもマンモグラフィが受けられる」という情報や、「マンモグラフィをしても豊胸手術をしたとバレない手術がある」等の情報があったのですが、抜粋して紹介します。

がん2大検査であるマンモグラフィーとエコーですが、豊胸をされた方、これから考えている方で注意したい点がひとつ。シリコンバッグによる豊胸だとマンモグラフィー検査を断られる場合もあるということ。最大の理由は、胸をはさむ機器で検診するのでバッグ破損などの恐れがあるからでしょう。

出典 https://www.theclinic.jp

豊胸手術を受けたことを医師にはいいづらいかもしれません。でも、黙って検診を受けないほうがよいのです。というのも、たとえば脂肪注入では、注入した脂肪が、悪性とまぎらわしい石灰化になる場合があります。また、ヒアルロン酸を注入する方法では、真っ黒なのう胞がいっぱいあるように見えることがあります。

そのため、豊胸手術をしたことを知らないと、医師は悪性を疑って生検(しこりや石灰化に針をさして組織を行う病理検査)を行うことになります。

出典 https://www.pluswellness.com

豊胸手術の種類によっては、マンモグラフィで危険な場合もあるので、検査を予約する際に「豊胸手術済みだが検査は受けられるか」と確認したほうが良さそうです。マンモグラフィ以外にもエコーや触診などがあるので、乳がんリスクを考えたら「まずは検査!」の方がいいですよね。

マンモグラフィーだけでOKなの?

マンモグラフィの後は触診です。

診察台に横になり待機。胸にゼリー系の何かを塗られ、専門医が胸を触診していきます。この時も上半身裸です(下は履いてます)。触診って恥ずかしいんですよね。胸をガンガン触られるわけですから。医師はしこりの有無などを、指先に神経を集中させて診ていくので、こちらがくすぐったくて身をよじろうが、恥ずかしくって目が泳いでいようがお構いなしです。心を無にしてひたすら耐える数分間です・・・

触診後、専門医と問診です。
「マンモグラフィだけで大丈夫なのでは?」と、失礼な質問をぶつけてみました。

専門医「マンモグラフィで見れるものもありますが、万能ではないんですね。なので、何重にも検査をして精度を上げていくんですよ。触診に関してはご自身でもなさってください。毎月自分の胸に触れ触診をすることで、変化に気付きやすくなります。乳がんの患者さんで、自分でしこりに気付いて来院した方は多いんですよ。」

すごく丁寧に教えていただきました。一種類の検査だけに頼るよりも何種類かの検査で精度を上げてとにかく早く見つけていく。そのためのマンモグラフィであり触診なんですね。その触診、毎月自分でやること推奨なのだそうです!

今回は筆者はのマンモグラフィ体験記でした。

がんって意外と身近に存在しています。たとえ若くても、健康に気をつけていても、なってしまう人はなってしまう。それががんだと思います。

でも、今はどんどん研究が進んで、がんは「あきらめる病」ではなく「戦う病」になってきています。もちろん戦うにしても、早期発見が一番!恥ずかしいし痛そうだしで検査を見送っていた方がいらしたら、ぜひ検討してみてくださいね。

自分のためにも、自分を心配してくれる誰かのためにも、健康でいることが一番ですから!

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