記事提供:キングコング西野 オフィシャルダイアリー

理由は分からないが、私はすぐにチョーシに乗り、痛い目に遭う。

痛い目に遭ったことを瞬時に忘れてしまうから、またすぐにチョーシに乗るという地獄ループを、ここ36年ほど続けている。

それが西野だ。

明日(20日)放送のアメトーーク『スゴイんだぞ!西野さん』では、その辺りが余すところなく掘られ、最終的にどうなったかを7文字で表現すると『おもくそ泣いた』。

なるべく観ないでいただきたい。

最新作『えんとつ町のプペル』の発売を2日後に控えた今日、自宅に予約販売していたサイン本(サインを入れる予定の本)の第一弾が届いた。

『第一弾』と表現したのにはワケがあって、合計8000冊ものサイン本が自宅に届くことになっていたわけだけれども、重さにして4トン。

象2頭分、ゴリラだと25頭分の重さになるとのことで、建築士曰く「床が抜けて、下の階の人が死にますよ」。

発売前の大切な時期だ。

さすがに人を殺している場合ではないので、8000冊は分けて届けてもらうことにして、今日は、とりあえず1200冊が自宅に届いた。

これだ。

『えんとつ町のプペル』の装丁を担当した「鬼のメス」こと、名久井直子先生は、これを『土嚢』と表現したが、まさに。

戦地では壁になってくれそうだし、洪水時などは活躍してくれそうだ。

途方に暮れる私。

『ガリゲル』の田村Pと幻冬舎の袖山女史が手伝いに来てくださったのだが、まるでヤル気にならない。

それどころか、私が腱鞘炎になるかもしれないのに、それでもサイン本を欲しがる厚かましさに「何がファンぞ!」と、ファンに苛立ったりもした。

とは言え、書かないと終わらない。

なので、書く。

さらに書く!

一休憩して、

田村Pからもらった激うまサンドイッチを食べて…。

また書く!!

それでもいっこうに無くならないのだ。

途方に暮れた私は、サイン本を投げ捨てて、吉本興業新宿本社に打ち合わせへ。

その道すがら、フラッと寄った紀伊國屋書店新宿本店で見た光景に、腰から崩れ落ちた。

これだ。

『えんとつ町のプペル』の発売は明後日。

おもくそフライングゲットで、全国どこよりも早く置いてくださっている。

それより何より、この売り場面積よ!

芥川賞よりも、直木賞よりも、大きく取り扱ってくださっていた。

どうしてここまでしてくれるのだろう?

プレイボーイの私のこと。もしかしたら、その昔、紀伊國屋書店新宿本店の店員さんを抱いたのかもしれない。

ベッドプレイには定評があるので、とにもかくにも感謝される私。

女関係の悪い噂を聞いたことがないのは、そのせいである。

私は夜が丁寧なのだ。

その夜の恩返しかもしれないが、しかし、どれだけ記憶を遡っても書店員さんを抱いた記憶がない。

だとすると、純粋に、ただただ純粋に『えんとつ町のプペル』を応援してくれているのか、これから抱かれようと思っているのかのどちらかで、まず間違いなく、これから抱かれようと思っているに違いないのであった。

困った欲しがり屋さんである。

私は今、とても忙しいというのに。

仕方あるまい。

私の下半身のえんとつ町をプペる時が来たようだ。

とにもかくにも、紀伊國屋書店新宿本店さん、本当にありがとう。

嬉しかったです。とても。

皆さん、是非、本屋さんに足を運んでください。

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