「家具屋さんで恋人探し!?」なんとも斬新な記事を見つけて筆者は思わず目をやってしまったのですが、さらに驚いた事に、「お年寄り?」「恋人探し?」のために「家具屋?」と、この3つワードを筆者の小さな脳みその中で結びつけるまで少し時間がかかってしまいました。

今、上海のIKEAが高齢者の「出会いの場」となっている

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ご存知のとおりIKEAの中には買い物客が食事をとれるようにレストランが設置されております。お値段も手ごろで味もそこそこ美味しいとあって、平日でも結構な賑わいを見せております。

しかし、中国・上海のIKEAのレストランは賑わい方が少し違うようです。ここ数年、特に火曜日と木曜日に大勢のお年寄りがIKEAのレストランに集まってくるのです。このお年寄りの大半が夫や妻に先立たれたり、離婚したりという一人暮らしをしているお年寄り達なのです。

しかし、彼らの目的は食事ではなく「出会い」を求めてやってくるのです。日本でも時々特に病気でもないけど、話相手が欲しくて病院にあつまってくるおじいちゃん、おばあちゃんがいると聞いた事があります。ここ上海ではIKEAのレストランが「お年寄りの出会いの場」と化しているのです。

さぞ、レストランもこのおかげで繁盛するだろうと思うでしょうが驚く事に、この中には食べ物を注文しないのに、広いテーブルを独占し長時間居座るうえに大声で話すというマナー違反をするお年寄り達がいて、店側が頭を痛めているそうなのです。

そしてIKEAは策を練りました。レストラン側の策として「食事の注文をしない人は入店お断り」「長時間居座りと大声で話す事を禁ずる」「合コン目的のグループは入店お断り」と記した案内看板をレストラン入口に掲げたのです。

これに対して黙って引き下がる事がないのが中国のお年寄り。入店拒否されたことに腹をたて、ツバをはいたり、レストランスタッフに喧嘩を仕掛けてくることもあるそうです。ある意味、なんとも元気なおじいちゃん、おばあちゃんだな・・・と思うのは筆者だけでしょうか。

お国柄なのでしょうか?諦めの悪いお年寄りの方たちは案内看板を無視し、普段通り蒸しパンと水を持参して性懲りもなくまたやってくるのです。中にはクロワッサン1個など安い食べ物を購入して長居する人もいるそうです。

すごい!すごすぎる!筆者は、この中国のお年寄り達の自分のしたい事を全うするためにモラルや他人の目、そして規制されている事など気にしないで突き進む姿に別の意味で、目が釘付けになってしまいそうです。

しかし、このお年寄り達をマナーが悪いと中傷する事は簡単ですが、中国ではお年寄りだけではなく欧米の家具に興味がない人たちも大勢訪れるそうです。その多くは店内にエアコンが利いていて快適に過ごせるからと言うのと、売り物のベッドやソファで昼寝をしたいと言うような人達なのです。

若い人から・・・

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ご年配の方まで

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だいぶお疲れの様子です。
今回はこの方たちは、さて置き・・・。

今回の行き場を無くしてしまいそうになるお年寄りたちは地元のニュースサイトのインタビューに訴えかけます。「ワシらだってマクドナルドはやケンタッキーに行ったんだよ!しかしそこは若者だらけでワシらにとっては異星人だらけの場所みたいだったよ!上海で年寄りが集まれる場所が他にあるんだったら、たとえ料金が2倍でも場所が遠くても、そっちに行くよ!」と話しています。料金が2倍でもいいというならIKEAでの食事代をケチっていたのは何故だったのでしょう・・・(悩)

もう一人年金生活者の女性の方が「高齢者がどれだけ孤独なのか殆どの人はわからないんだよ」「子供たちは遠くで暮らしているし会いにくるのも週末だけだ。ここは(IKEA)本当に居心地がいい。友達と話したり中には恋人が出来たりしている」と語っております。「居心地がいい店内」IKEAのCMに採用されそうですね。

私たち日本人もこの現状に笑ってはいられないのではないでしょうか?お年寄りの孤独死なども増えている昨今で、単に明日一日を迎えるだけでも不安を感じるお年寄りが多いと思われます。他人に迷惑をかけるのはもっての他ですが、もっとお年寄りが集まり活気を取り戻せるような場所を提供できる社会になるといいのですが・・・。

日本を追うように中国でも高齢化が進んでおり老人ホームが足りないそうです。しかもその大部分が国が運営しているため十分なサービスをうけられず、老人ホームに入り渋るお年寄りもいるとの事です。

よって、このような「IKEA老人合コン会」が行われてしまうのでしょう。

みなさんのおじいちゃん、おばあちゃんは寂しい思いをしてないでしょうか?
この記事で皆さんが遠く離れた祖母や両親に1本連絡を入れ、話のネタにしたくなるようになってくれたら嬉しいです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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