出典 http://ddnavi.com

オユシュオ? Are you sure?(まじ?)

――思わずそう言いたくなってしまうカタカナ英語の本『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネイティブも認めた画期的発音術 ネット対応版』(講談社)が人気だ。

人気の理由は、とにかく実践で役に立つ=通じるからである。著者の東京大学薬学部教授・池谷裕二氏は気鋭の脳科学者。

自身の米国留学時代に、まったく英語が通じないことに愕然とし、試行錯誤の末に、「自分が話せる英語はカタカナ発音で、アメリカでは通用しない。しかし、同じカタカナでも、耳に聞こえるままの発音を素直に置き換えたカタカナ英語は通じる」ことを発見。

カタカナ変換の法則を編み出したという。既刊は累計10万部を突破し、10月18日に、インターネットで「日本人によるカタカナ英語」と「ネイティブスピーカーによる本物の英語」を聴き比べることができる“ネット対応版”が発売となる。

日本語の環境で生まれ育った私たちが、完璧な発音で英語を話そうなんて夢のまた夢、私たちに残された道は開き直ることである――と、脳科学者である著者は言う。

自身も「別にカタカナ英語だっていいじゃないか。どうせ私たちの脳には英語を発音するための脳回路ができていないのだから」と決めた瞬間、肩の荷が下りたように気分が楽になったという。

本書で紹介されるカタカナ英語の一例を紹介しよう。animalのカタカナは「アニマル」とされているが、この本では「エネモウ」である。

なんと一文字も一致しないが、耳から聞いた音だとこうなるのだ。気取って英語っぽく発音する必要もなく、素直にカタカナの「エネモウ」を読み上げれば、それで通じるのである。

同様に、waterは「ウォーター」は「ウワラ」。ネイティブのように発音できなくても、耳で聞いた音をカタカナ英語に変換すれば、英語でコミュニケーションが取れるのである。

著者は、アメリカで英語を通じさせるのに苦労しながら、日本人にフィットして、ネイティブの英米人に通じるカタカナ変換の発音方法を、ネイティブの協力も得ながら、時間をかけて作り上げた。

この本には、その法則と、実際に使える単語や文例がたっぷり紹介されている。日本人に無理のないカタカナ発音でよいのだから、英語を話すハードルはぐっと低くなる。インターネットからダウンロードできる音声も、大きな助けになるだろう。

もうひとつうれしい効果は、たとえば、「最後のLはウ」(例:beautiful→ビューレフォウ)、「IONはシュン」(例:station→ステイシュン)というように、本書で紹介されているカタカナ英語の法則を身につけると、ヒアリング能力もアップする可能性が高いことだ。

耳に聞こえるままを法則にしているので、耳で聞いた相手の英語の意味が頭のなかで元の英文に化け、英語が聞き取れるようになるのだ。

完璧なネイティブ発音にこだわらず、開き直ってカタカナ法則をマスターして、さまざまな場所で、積極的に英語のコミュニケーションを楽しんでみよう。相手とのコミュニケーションがうまくいくなら、発音なんて完璧でなくてもぜんぜんいいのである。

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