・天使みたい!

「天使みたい!」「可愛すぎる!」とこの猫ちゃんを絶賛するコメントが寄せられるインスタグラムがありました。
フワフワの毛並みに、ピンと伸びた耳、口角の上がった可愛らしい口元、優しそうな右目…ウインクしているのかな?確かに天使!しかし、この猫ちゃんはよくみるとウインクをしているわけではありませんでした。

・片目を失ったネコ

実はこの子たちは片目を失った猫ちゃんでした。

「目の見えない猫たちの美しさ」

この写真を撮られているのはアメリカ・ロサンゼルスを拠点にする写真家ケイシー・クリストファーさんです。彼女は目が見えない猫など特別な支援が必要な猫たちを中心に撮影しインスタグラムに投稿し続けています。
ケイシーさんは、身体の一部が傷ついていても自分を愛している猫ちゃん達の姿を見てもらい、彼らは「美しい」のだということを伝えたいという思いがありました。

・オッドアイ

片方だけ目の色が違うオッドアイを持つ猫。神秘的な瞳の色に感動し日本でもネットを中心に話題になりました。しかし、整った顔立ち、オッドアイ、美しい毛並みを持っている猫ちゃん達が全てではありません。彼らも人間と同様に十人十色です。

ケイシーさんは貰い手がおらずシェルターという保護施設に運ばれてきた猫ちゃん達を数多く撮影されていました。やはり身体に傷を持った子たちは貰い手が見つからないという実態がありました。その結果、保護施設に入れなかった多くの猫ちゃん達は「安楽死」させられています。

ケイシーさんは、そんな彼らも問題なく家族になれるということ、そして生きて愛される価値があるということを伝えたいのです。

「猫たちに光を当てたい」

ケイシーさんはそういった待遇の猫たちに光を当て、彼らの美しさを一人でも多くの人に伝えたいと願っていました。ボールと遊ぶ猫ちゃんが写った上の写真、「彼はパーフェクト!」「かわいい!」というコメントが寄せられています。

・「何かのサインのように感じられた」

こちらは「黒猫はマジック」というメッセージと共に投稿されていたモノ。「美しい!」「月のような瞳だね」とウットリする方がたくさんいらっしゃいました。

片目が見えない猫ちゃん達を見てケイシーさんは「それが私には、何かのサインのように感じられたんです。そして、この猫たちを取りあげる写真シリーズを作ろうと思いました」と語っています。

・ハンサムボーイのトーマス君

こちらは「ハンサムボーイ!」「かっこいい」と評判のトーマス君です。本名は「トーマス・トゥルーハート卿」というようで男前すぎますね!
目が不自由なトーマス君ですが、凛々しい表情で男らしい姿に思わず目が釘付けになります。

・もう一枚

こちらもトーマス君。舌を出してやんちゃな表情を見せています。「かわいすぎるわボーイ」「ファンタスティックだ!」とトーマス君に絶賛する声が聞こえてきます。

ケイシーさんが写真を撮っている猫たちはミロズ・サンクチュアリーというシェルターで過ごしています。ケイシーさんが写真を撮らせてほしいと施設にお願いし承諾を得ているということです。アメリカでも数少ない保護施設で、彼らは一生ミロズ・サンクチュアリーで過ごすことになっており、貰い手が見つからなくても殺されるということはありません。しかし、この猫たちのように保護される猫はほんの一部でしかないのです。

・貰い手がないバー君

耳が片方ないバー君はシェルターで過ごすネコ、長い間貰い手が見つからないようです。
彼の姿を見た人たちは「彼はとってもスイートよ」「誰も彼を欲しがらないなんてウソだろ?僕が欲しい」とコメントを寄せています。

・飼い主が亡くなり独りぼっちに

両目が不自由なレージス君は飼い主が亡くなりシェルターに入ることになりました。
すると、貰い手が見つかりレージス君と彼の母親や妹も共に引き取られることになりました。しかし、レージス君は目がとても痛むようだったので手術をし瞳を取り除くことになったといいます。
「貰い手が見つかってよかった」「とてもうれしいけど悲しいストーリでもあるわね」とコメントが寄せられており、ケイシーさんの写真は一匹の猫にも人間同様に人生のドラマがあることを教えてくれます。

・みんなそれぞれ美しい

いかがでしたでしょうか。
ケイシーさんの写真を見ると、傷ついた猫ちゃんだってみんな輝いていてとても魅力的だということが伝わってきたと思います。形の整ったモノだけが美しいのではない、そんなことを教えてくれます。
これは猫だけに限ったことではありません。普段何をもって「美しい」と判断しているのか、自分の判断基準が間違っていないか改めて考えさせられますね。

・優しくしてね

最後に。人間の身勝手な理由で捨てられたり、命を落とさなければいけない動物たちがいます。「片目がないから醜い」だから「捨てる」「いらない」なんて悲しすぎます。
不幸な動物たちが生まれないように、私たち人間は動物たちにも思いやりの心を持ち接する必要があるのです。

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