「野菜不足なんだろうな…」

漠然と、普段の家族の食事に野菜が不足していることを認識している人は多いのではないでしょうか。認識はしているものの、どのように野菜不足を補ったらいいかは悩みどころという人も多いはず。

野菜を使ったご飯を作りたくても残業が続いたり、出勤や登校で忙しい朝には作っても食べる暇がなかったり。

そこで生活に取り入れたいのが、朝でもおやつにでも手軽に野菜が摂れる野菜ジュース。でも、この野菜ジュースに対して、「飲む意味があるのか」疑問を持っている人もいるようです。

「栄養がないのではないか」「糖分が多すぎて…」そんな野菜ジュースへの疑問を取り上げつつ、本当にそうなのか?ホントのところを探ってみました。

このような声に代表される、野菜ジュースへの疑問について調査をしていくと、意外な結果がわかったのです!

「飲んでも意味がない!」なんて思っている人たちには目からウロコな、野菜ジュースのホントのトコロを紹介します。

1. 「野菜ジュースには栄養がない?」

野菜を、しぼったり加熱したりしてジュースにすると、ビタミンCや食物繊維など減少する成分があることは確かです。でも、カルシウムやカリウムなどのミネラルやカロテノイドなどの、加熱しても減少しない成分もあるんです。

出典 http://lo.ameba.jp

加熱しても減少しない成分の中には、トマトに多く含まれるリコピンや、人参に多く含まれるβ-カロテンのように、野菜ジュースなどに加工することで、生野菜から摂るよりも効率的に摂取できる栄養素もあるんです

栄養がないわけではなく、より効果的に摂取できる栄養素もあるとなれば、野菜摂取の補助として野菜ジュースを生活に取り入れることもアリだなと思わせてくれますね。

2. 「野菜ジュースは糖分が高いから…」

出典Africa Studio/Shutterstock.com

野菜ジュースを飲むにあたり、気にすることが多いのが糖分についてのようですね。

では、野菜ジュースに含まれる糖質とは、何を指すかご存知ですか?

糖質は三大栄養素のひとつである炭水化物から食物繊維を除いた成分の総称で、ショ糖・ブドウ糖・果糖と言った「糖類」とは意味が違います。

出典 http://www.kagome.co.jp

野菜ジュースの栄養成分表示には、糖質と表記がありますが、これは砂糖の含有量を言っているわけではありません。

野菜飲料の甘みは、野菜や果物由来のもの。人工的な甘さではないので安心して飲むことができますね。

ただ、野菜や果物由来であっても、糖質には糖類が含まれます。だから、野菜ジュースの摂り過ぎには注意が必要。美味しいし栄養もあるからと、野菜ジュースをたくさん飲めばいいというものではないことも覚えておいてください。

食事全体のバランスを整えながら、補助的に取り入れていくことが大切なんですね。

3. 「野菜ジュースを飲んでいれば生野菜は食べなくてもいいの!?」

「バランスのいい食事を心がけましょう」と言われても、どんなものをどのくらい食べればバランスがいいかわからない人も多いのではないでしょうか?

そんなときに、一つの指標にしたいのがSV(サービング)数計算。料理の主材料とその重量からおおよその目安となるサービング数を出すことができます。

「食事バランスガイド」のコマには、5つの料理グループが描かれています。コマの上から「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」となっており、上にある料理グループのものほど、しっかり食べる必要があります。

(中略)

5つの料理グループごとに「1つ」の目安となる量が決められていて、さらに一日にとる目安の量が示されています。基準となる「つ」の量を理解することで、あらゆる料理を「つ」に換算することができます。

出典 http://www.maff.go.jp

農林水産省が推奨する、バランスのいい食事(※)とは、この「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」をそれぞれの比率が整っていることを指します。

「主食(炭水化物など)」は5〜7つ。
「副菜(野菜や海藻など)」は5〜6つ。
「主菜(肉や魚など)」は3〜5つ。
「牛乳・乳製品」は2つ。
「果物」は2つ。

このようなSV数がバランスがいいとされています。

ただ、忙しかったり外食が続くと、どうしても「主食」や「主菜」ばかり食べてしまい、野菜などの「副菜」を摂ることが少なくなってしまうのではないでしょうか?

そこで補助として位置付けられているのが…

出典Aleksei Potov/Shutterstock.com

野菜ジュースなんです。農林水産省のSV数計算においても、野菜ジュースは以下のように認められています。

野菜ジュース
飲んだ重量の半分量を「野菜」として扱います。通常、1回で飲み切ることができる紙パック(200ml)が副菜「1つ(SV)」となります。

出典 http://www.maff.go.jp

とはいえ、糖分について説明したように、1日の野菜を全てジュースから摂れるわけではありません。

基本は野菜を食事から摂ることを心がけたいものですが、外食が多かったり、忙しくて手軽なメニューで食事を済ましてしまったりするときには、野菜ジュースを上手に使ってバランスのいい食生活を心がけたいですね。

野菜ジュースのホントのトコロ、それは野菜不足を補うスーパーサブ!

野菜を摂ろうと思っても、サラダにしたり料理に取り入れたりしようとすると、なかなかとれないもの。また忙しい現代人にとっては、毎日コンスタントに野菜を摂る生活習慣に急に変えるのは厳しいものがありますよね。

でも、今まで飲まなかった野菜ジュースを生活に取り入れることならできそうな気がしてきませんか?がんばりすぎないで野菜を補うとしたら、取り入れない手はありません。

効率的に摂れる栄養素もあり、飲み過ぎなければ糖分も気になるほどではなく、野菜の補助として認められている…、これが今回わかった野菜ジュースのホントのトコロ。

ランチどきや外食の帰りに、「今日はちょっと野菜が足りないな」と思ったら、まず1本。コンビニなどで手軽に買える野菜ジュースを、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

(※)1日の摂取カロリーが2200kcal±200程度の場合。

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