記事提供:子ある日和

いい大人がブロックを登って歩いている光景はなかなか無いと思いますが、階段の上り下りができるようになる年齢になると、ちょっとした歩道の端っこのブロックなどは、ママの手を握りながら歩きたがるということはありませんか?

急いでいる帰り道だと、おいおい、猫か?とツッコみたくなりますが、実はこれ、平衡感覚を発達させるためにもとても大切な運動なのです。

小さな子供の好奇心

よく、歩き始めた1歳過ぎの子や、おしゃべりが上手な3歳の子も、ママに手をつながれ歩いているうちに、吸い込まれるようにブロックの上を歩き出す光景を目にします。

これは、小さな子供の好奇心がそうさせています。ここを登るのが楽しそう。やってみたい。普通の道と違って楽しそう!と何か大人には理解しがたい光る道のように見えるのでしょう。

好奇心という大切な心が成長している証拠と考えて、安全を確保しながら見守ってあげたいものです。

遊びから平衡感覚を身に着ける子供たち

子供たちの大好きなブランコ。これも揺れることでバランス感覚をつかさどる骨半規管の機能強化に役立つのだそうです。

『ブロック歩き』と『ブランコ』にはバランス感覚を刺激するという共通点があります。

そう考えてみると、大人はそれほど惹かれないもので子供たちが夢中になるものには、発達すべき器官が刺激されるものが多いと思いませんか?

この、ブロックのような少し高いところを歩きたがる行動も、「いつもと違う視野が開ける」・「落ちないように歩くスリル」というご褒美と引き換えに、平衡感覚が刺激され、普段使わない筋肉を使ってバランスをとるため体が鍛えられています。

帰り道、早く帰らなければ!ということもあると思います。いつもいつも付き合うことはできないかもしれません。暗い夕方だとケガもするかもしれません。

いろいろな事情はあると思いますが、子供の好奇心を広げてあげるためにも、安全な範囲内では、少しくらい付き合ってあげるといいと思います。

外でブロック歩きの時間がとれないとき

外でそのようなブロック歩きの時間がとれないときは、家の中で似た体験をするという方法もあります。

・畳のフチを歩く
・フローリングのフチを歩く
・ひもを置いてその上を歩く

などの運動でも、普通に歩くよりもずっと子供たちのバランス感覚は刺激されるようです。

バランス感覚(平衡感覚)が運動の発達に果たす役割

バランス感覚は内耳の器官で処理されているということをご存知の方も多いと思いますが、バランス感覚は体の他の多くの感覚器官と連携することによって維持されるそうです。

ですから、バランス感覚を鍛えることが体のいろいろな感覚器官も刺激すると言えますね。

転ばないように安定して走ることや、自転車・一輪車による動作にも生かされます。
生涯にわたって健康な体をたもつためにも、幼少期のバランス感覚遊びによって得られる運動能力は重要な能力と言えるでしょう。

一度味をしめた子どもは、その道を通るたびにブロックを登ろうとするかもしれません。ちょっと面倒かもしれませんが、この時期の大切な気持ちを伸ばしてあげたいですね。

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