■今年のノーベル文学賞受賞者が発表される

続々発表されている、今年の各種ノーベル賞受賞者。そんな中、昨日ノーベル文学賞の受賞者が発表され、賛否両論様々な声があがっています。

日本人にとっては、毎年のように村上春樹さんが候補に上がり「今年こそは!!」と話題になるノーベル文学賞。その今年の受賞者というのが…

アメリカのミュージシャン、ボブ・ディラン氏

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ボブ・ディランは、アメリカのミュージシャン。出生名はロバート・アレン・ツィンマーマン(Robert Allen Zimmerman)だが、後に自ら法律上の本名もボブ・ディランに改名している.

「風に吹かれて」、「時代は変る」、「ミスター・タンブリン・マン」、「ライク・ア・ローリング・ストーン」、「見張塔からずっと」、「天国への扉」他多数の楽曲により、1962年のレコードデビュー以来半世紀以上にわたり多大なる影響を人々に与えてきた。現在でも、「ネヴァー・エンディング・ツアー」と呼ばれる年間100公演ほどのライブ活動を中心にして活躍している。

出典 https://ja.wikipedia.org

様々な名曲を残し、多くのミュージシャンに影響を与えたボブ・ディラン。名前しか知らないという方も多いと思いますが、曲を聞けば「ああ!これがボブ・ディランか!」という事も多いと思います。

すでに、アメリカの音楽界でもっとも権威があるとされるグラミー賞や、アカデミー賞など数々の賞を受賞しているボブ・ディラン氏。

また、2008年には「すばらしい詩の力で音楽界とアメリカ文化に大きな影響を与えた」との理由で、優れた音楽や文学、報道などに贈られるピューリッツァー賞の特別賞を受賞しています。そんな彼を今回は「ノーベル文学賞」に選んだ選考委員会。その理由は…

彼は第2の文学の中心的な存在だ

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ノーベル賞の選考委員会は「ディラン氏が現代音楽に与えた影響は大きく彼は”第2の文学”の中心的な存在だ」と評価しています。

また、「彼は偉大な作詞家だ。すばらしい見本であり、とても独創的だ。伝統的な英語の表現をデビューから54年間、体現し続け、今なお、新たな個性を生み出し続けている」と述べました。

出典 http://www3.nhk.or.jp

このように語り、「第2の文学の中心的存在」であると、ボブ・ディランを讃えました。

■しかしながら、この受賞には文壇からも賛否両論

これはアリなの?ナシなの?

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フランスの小説家、ピエール・アスリーヌ氏はAFPに対し、「ディラン氏の名はここ数年頻繁に取り沙汰されてはいたが、私たちは冗談だと思っていた」と語り、選考委員会に対する憤りをあらわにした。

「今回の決定は、作家を侮辱するようなものだ。私もディランは好きだ。だが(文学)作品はどこにある? スウェーデン・アカデミーは自分たちに恥をかかせたと思う」

出典 http://www.afpbb.com

この様に否定的な意見を述べる小説家もいれば…

これに対し、同じくノーベル賞候補の一人と目されているインド生まれの英国人作家、サルマン・ラシュディ氏は、より寛大な姿勢を見せている。

同氏はツイッターで「素晴らしい選択」と評し、「(ギリシア神話の吟遊詩人)オルペウス(Orpheus)から(パキスタンの詩人)ファイズ(Faiz)まで、歌と詩は密接な関わりを持ってきた」と、選考委員会の声明と同様の見解を示し、「ディラン氏は吟遊詩人の伝統の優れた伝承者だ」とたたえた。

出典 http://www.afpbb.com

自身もノーベル文学賞の候補者に上がりながらも、この決定を讃える方も。

多くのネットユーザーの意見も様々

好きだけどナシという意見や…

あれは「音楽」との声。

驚きだけどアリという声も。確かに最初に聞いた時は筆者も衝撃を受けました。

アリナシ色々な意見や、そもそもとして音楽分野からのノミネート&受賞がアリだった事に驚く意見も。確かに「文学=小説」的なイメージがありますが、歌詞も立派な文学ですよね。

■そんな中、この受賞が日本の音楽界にも飛び火

▽日本のアーティスト「ホフディラン」

出典 http://www.music-lounge.jp

ホフディラン (Hoff Dylan) は、ヴォーカル・ギターの渡辺慎と、ヴォーカル・キーボードの小宮山雄飛からなる日本の2人組音楽バンド。略称は「ホフ」。

名前の由来は、メンバーの知り合いに保父がいたこと(メンバーが元保父という説は誤り)と、ボブ・ディランにちなむ。

出典 https://ja.wikipedia.org

ボブ・ディランをイメージした名前を由来とする日本のミュージシャン「ホフディラン」。何故か彼らのもとにもお祝いコメント送るというネタが多数が多数届けられ…

このようにネタツイートが多数出現。

それに対しご本人も…

ホフディランの小宮山さんのツイート。セカオワのNakajinさんとワインを酌み交わす写真を投稿。流石です。

▽小室哲哉さんによる1年前のツイートも話題に

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言わずと知れた、平成初期を代表する音楽プロデューサー。

実は小室さんが、1年前のツイートで、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞を予言していたと話題になっているんです。

そのツイートがこちら

「ノーベル文学賞、ボブディランに取って欲しい。いろんな事が起こる気がしてならない。何百万曲と風に吹かれてとか、転がる石にのようにとか。使っているけれど、なかなか、ふとは、」


と、2015年10月10日、約一年前に投稿。ご自身も多くの歌詞を書かれる小室さんだからこそ、ボブ・ディランによる言葉選びの素晴らしさを感じられているのかも知れませんね。

話題になりご自身でも引用リツイート

本当に驚きですね。

■改めて、今回の受賞には賛否両論ありますが…

選考委員会が「第2の文学」とその選考理由を語っているように、歌詞も立派な文学であり、多くの人々に多大な影響を与えているのは間違いないのですから、個人的には、「歌詞も文学」と判断された今回の判断はアリではないかと思います。

みなさんは、この受賞をどうお考えでしょうか?

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