私は、義父母と同居しながら3人の子どもを育てています。義父が1度倒れたことから始まった同居でした。そのタイミングで3人目の妊娠がわかり、突然の環境の変化に目まぐるしく毎日を過ごしていました。

それでも我が子の誕生を今か今かと心待ちにし、着々と準備を進めていました。

出産日当日、家族総出で病院へ行き、無事に誕生した三男。本当に可愛くて、これからの生活がとても楽しみで仕方ありませんでした。ついに始まった新しい生活。しかし、想像していたものとはまるで違いました。

まず、困ったのが、小学生の長男次男と新生児の三男の生活リズムの違いです。三男が寝そうなタイミングでの帰宅や、騒がしい遊び、お風呂や宿題をやる時間など、なかなか生活リズムが掴めませんでした。

それに加えて、行動が制限されている義父と付き添っている義母とは、ほとんど顔を合わせて生活することはありませんでした。また、主人は営業として働いているため帰宅が遅く、早く帰ってくることはごく稀でした。

さらに付き合いが大好きな人で、帰宅はほぼ夜中。ひどいときは早朝帰宅し、着替えだけ済ませ出社することもありました。夜のお店で楽しく過ごしている主人を想像すると、ただただ虚しさを感じました。

それに比べて、毎日家事に追われ、長男次男の学校のこと、三男の夜泣き、時間の合わない家族。さらにはそれぞれの食事の準備など、ひとりでやるには限界を感じていました。この家には家族が多いはずなのに、と私はとてつもない孤独感に襲われていました。

夜、ふとした瞬間に涙があふれるということが毎日のようにありました。そんなある夜、静かに泣いていると、三男がパチッと目を開けたのです。

いつもは、一心不乱に泣きじゃくりながらおっぱいを探すのに、そのときは自然と目を覚ましてじーっとこちらを見ていました。まだ寝返りもできず、目もちゃんと見えているかわからないくらいの三男と見つめ合っている気がしました。

その顔を見ていたら『ひとりじゃないよ』と言われているようで、とても安心することができました。私は、この子のためにも悩んでいる場合じゃない。それからは、家事を適当に、育児のついでに考えるようにし、長男次男にもお手伝いを頼むようにしました。

すると、何も言わなくても気づいたときに手助けしてくれるようになりました。なんでもひとりでやろうとしていた私には、味方になってくれる子どもたちが3人もいたのです。私のことをママにしてくれたのは、子どもたちです。

ママがいて子どもは生まれますが、同時に子どもがいてママも成長することができます。これからも母子、家族で協力し合い、楽しく毎日を過ごしていこうと思いました。

著者:こみく
年齢:25歳
子どもの年齢:9歳 8歳 1歳

9歳 8歳 1歳の元気いっぱい男三兄弟の母です。毎日騒がしいくらい賑やかな我が家で家事に育児に奮闘中!わからないことだらけで体当たりな毎日です。いつか、子どもたち全員に私がお母さんでよかったと思ってもらえるのが夢です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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