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危険日という言葉は聞いたことがある人も多いと思います。しかし、具体的にはいつのことを指すのでしょうか?

今回は危険日の計算方法や、危険日はどのくらい妊娠しやすいのかを解説したいと思います。

要チェック項目

□特に妊娠確率が高いのは排卵日を含む前後3日間
□危険日を予測するためには基礎体温を付ける
□望まない妊娠をしないために正しく避妊を行う

中々人には聞けない…危険日って何?

危険日とは妊娠する可能性が高い期間の事を指します。具体的には排卵日の約1-3日前と排卵日、そして排卵が終わった後の1日の数日間の事を言うようです。

これは精子は女性の体の中で長いと約5日間、卵子は排卵後約1日生きているからです。この期間が重なってしまうと妊娠の可能性があります。

では、危険日はどのように予測すればよいのか見ていきましょう。

危険日はいつくる? 計算方法をご紹介

危険日は生理周期の中で、排卵が起こる日の前後が危険日とされています。排卵は生理後およそ14日後に起こるとされています。では排卵の前後でいつからいつまでが危険日に当たるのか詳しく見てみましょう。

生理後9日後

精子は女性の中で長くて約5日間生きています。ですので排卵が起こると予測される5日前の生理後9日後から危険日になるようです。

生理後15日後

卵子は排卵されて約1日生きています。ですので排卵が生理後14日後であるとすれば、翌日の生理後15日後までは危険日になるようです。

上記をまとめると生理後9~15日後のようですね。また、特に妊娠の確率が高いのは排卵日の2日前から前日のようです。

排卵日当日は実は妊娠は排卵日の2日前から前日と比較し妊娠する確率は下がるようです。

それは精子が子宮頸官に入り卵子に辿り着くためには時間がかかるからです。排卵当日に性行為をしても、精子が卵子へ到着する前に排卵された卵子が死んでしまう可能性が高いため排卵日当日は妊娠する確率が下がるようです。

危険日を察知するためにまずは基礎体温を!

排卵が起こる日は個人差があります。ですので自分の危険日を把握したい場合は基礎体温を付け、いつ排卵が起こるかを予測しなければなりません。ではどの様に測定し、いつが排卵日なのか詳しく見ていきましょう。

最低測定期間

基礎体温の測定は起床後にできるだけ同じ時間に測るようにしてください。基礎体温の測定は1カ月行うだけでは生理周期が読み取りづらいです。ですので最低でも3カ月程度行うと、ある程度の周期が予測しやすくなります。

排卵日はいつ?

基礎体温の測定を続けていると、体温が低い時期と体温が高い時期がありませんか? また体温が低い時期から高い時期に変わる際は最も体温が低いと思います。

この最も体温が低い日と、前後日を含めた3日間が排卵日であると言われています。

危険日予測は絶対ではない! 望まない妊娠をしないために

危険日ではないから絶対に妊娠しないというわけではありません。排卵日がずれてしまうケースも多く存在します。望まない妊娠をしないためにも必ず避妊はしてください。

排卵日はなぜずれてしまうのでしょうか? 考えられる原因を紹介します。

過剰なダイエット

食事量を極端に減らすなど過剰なダイエットをしていませんか? 過剰なダイエットは体にも大きな負担がかかり、女性ホルモンの分泌に異常をきたし、排卵日をずらしてしまうようです。

排卵日をずらすだけではなく無排卵を引き起こしてしまう危険性があります。過剰なダイエットは避けるようにしましょう。

ストレスが溜まる

生理は脳が体に指示を出しています。ストレスが溜まると生理の支持を出す脳の視床下部、下垂体の部分の働きが低下します。その結果、排卵日がずれてしまう可能性があるようです。

危険日も避妊をすれば大丈夫?

では危険日も避妊をすれば大丈夫なのかという疑問がわくと思います。そこで、危険日の避妊についてみていきたいと思います。

コンドームを使用

コンドームを正しく使用すれば、危険日でも基本的には妊娠しないと言われています。統計的には正しく使用すれば90%以上の確率で避妊をすることができると言われています。

しかし挿入前に装着しない、射精後膣内に挿入したまま等正しく使用していないと精液が漏れ、避妊が失敗してしまう場合があります。

コンドームを使用して避妊する際は正しく使用するようにしましょう。

膣外射精

そもそも膣外射精は避妊ではありません。男性は挿入中に無意識に精子が混ざった無色透明の液体を出しています。この液体には精子量は少ないようですが、妊娠してしまうことがあるようです。

また、射精の直前にも精子が少し出てしまっている事もあります。確実な避妊を行いたいなら、避妊具を用いない膣外射精を行わないようにしましょう。

ピルの使用

低用量ピルは正しく使用すると排卵を抑制する効果があります。統計的にも正しい仕様で0.3%の妊娠確率と非常に低くなっています。ただし、飲み忘れをしてしまうと正しく避妊ができないので注意が必要です。

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望まない妊娠は絶対に避けましょう

危険日を知ることは妊娠を希望する方にとっても、妊娠を望まない方にとっても、非常に大切な事です。妊娠を希望する方は排卵日を狙い子どもを授かれるよう頑張ってください。

妊娠を望まない方は危険日には気を付けて性交を行うようにしてください。

危険日以外でも避妊は非常に大切です。望まない妊娠は絶対にしないよう正しく避妊を行ってくださいね。

(監修:Doctors Me 医師)

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