記事提供:ガジェット通信

「一日が終わり、家路へ急ぐ人々。ただ何かやり残したような気がして、寄り道したい夜もある」ということでやって来ました、“深夜食堂”こと“めしや”。提灯の前に立つと、やっぱり腕組みしたくなりますよね!

「やって来た」と言っても、実はこの路地裏、すべて撮影のために作られたセットなんです……!

 劇場映画第2弾『続・深夜食堂』の公開、および『Netflix』にてドラマ新シリーズの配信が発表された『深夜食堂』の撮影現場を訪れて来たので、たっぷりの写真と共にレポートします。

“汚し”の技術が詰まった路地裏

『深夜食堂』の舞台が、新宿・花園界隈の路地裏にあるという設定は有名ですよね。でも、作品に登場する路地裏すべてがセットだとは思いませんでした。都内近郊にある約300坪の倉庫を借り、シリーズのたびに約1か月半を費やしてセットを設営するそうです。

聞くところによると、ゴールデン街で火災が発生した際に、「『深夜食堂』の撮影は大丈夫なの?」と配給会社に電話を掛けてきた人もいたのだとか。もはや、ゴールデン街の再建も『深夜食堂』のスタッフに任せたくなるレベルです。

看板に書かれた架空の店名は、監督と美術スタッフが実際にゴールデン街を歩きながら考えたとのこと。それぞれの店にはどんな店主がいて、どんなメニューを提供していて……と、細かい裏設定まで存在します。

最初は店先だけだった裏路地も、シリーズが進むにつれてどんどんと拡充。映画第1弾で登場した交番も健在でした。

不動産屋には不動産情報の貼り紙が。初台にある3LDKの小野パークタワー、賃料14万円/月って妙にリアルです。棟内保育園&フィットネスジム有りだと? でも1室は和室か……と、ガチでにらめっこしてしまいました。

自動販売機の横に設置されたゴミ箱。散乱したゴミは、もちろん美術スタッフ渾身の作品!

タバコの吸い殻は雨水を吸ったような褐色を帯びており、ニオイまで立ち込めてきそうな仕上がりです。

乱雑にシールが貼られた公衆便所のドア。解読が困難な落書きも“あるある”です。

スタッフ募集の貼り紙は、何年も前から貼られたような仕上がり。

黒板にチョークで書かれた「本日のメニュー」は、もう擦れて消えかかっています。朝方なのかな?

店先に古い洗濯機が置いてある光景、どこかで見たことありますよね。

新作映画『続・深夜食堂』で登場するアパートの階段。電柱に書かれた「便利大工高木」は、美術スタッフに高木さんがいることから命名されたそうですよ。

見えないところにもこだわりが詰まった店内

収録の合間を縫って、めしやの店内にもお邪魔しました。ヒャッハー!

ドラマで見た通り、マスターがひとりで切り盛りするのにはちょうどいい狭めの店内。

年期が入った壁紙や電化製品。先代の頃から長く愛されてきた店であるとひと目で分かりますね。

出演者が飲んでいる「ナデシコビール」は、『深夜食堂』のオリジナル瓶。ん~、飲んでみたいッ!

通常のシーンではなかなか映りにくいカウンターの奥には、キッチン用品や食器が各種取り揃えられていました。思い付きの注文にも対応できるように、様々なサイズのお皿がビッシリです。

マスターしか立ち入りを許されないカウンターの内側でも、バッチリと腕組みをキメる贅沢なひと時。長年の夢がかなった瞬間です。

映画『続・深夜食堂』は、11月5日(土)より劇場公開。『Netflix』にて公開されるドラマ新シリーズ『深夜食堂-Tokyo Stories-』(全10話)は、10月21日(金)より全世界190か国で同時配信されます。

エピソード毎に登場するゲストに注目するのはモチロン、そのセットの隅々にまで目を配りながら楽しみたいですね!

出典 YouTube

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