産声

私は促進剤からの陣痛MAXを経ての緊急帝王切開でした。いわゆるほぼフルコースでした。陣痛はとんでもない痛みで、帝王切開が決まってから手術台に行くまでの距離(2メートルくらい)が永遠のように長く感じました。

陣痛が1分間隔を切ってる中、陣痛の無い瞬間に1歩、1歩、と歩く感じで肩を貸してくれている助産師さんと「はい!今歩こう!」っていう感じでリズムを合せて歩きました(笑)。

そんな感じで手術台に乗り、医師が「あっという間に出るからねー」と。局所麻酔だったので痛みは全然ありませんが意識ははっきりとしており、お腹切ってる間に、看護婦さんに「コワイから関係のない話してください」とか頼みました(笑)。

そして本当にあっという間に「はい 出るよー!」と赤ちゃん登場。ボロボロに泣きました。赤ちゃんが美しかったです。黒目がキラキラしていてすごく神秘的な感じがしました。

産声はけして大きくはない声で、オギャッ オギャッ って感じで「ほんとうにオギャアって泣くんだな」と思いました。産声は、最初に肺呼吸をするためのものなので、後にも先にもこの声が聞けるのはこの時だけなのでしょうね。

赤ちゃんの体を拭いたあと、私の顔の横に赤ちゃんを近づけてくれるんですが。赤ちゃん、まだ目があまり見えないはずなのに私をじっと見てました。ドキっとしましたね。「こんにちわ えみだよ」とか言いました。

そのすぐ後に、手術室の外で待ってる旦那さんの竜人さんに布でくるまれた赤ちゃん
手渡されました。なので、赤ちゃんを抱っこできたのは竜人さんのほうが先だったという。

私はそのまま3日ほどほぼ寝たきり生活で、赤ちゃんにほとんど会えなかったんですが、
産まれた時に一瞬見ただけのはずの赤ちゃんに、恋にでも落ちたかのようにメロメロになってました。

妊娠中もずっと、一緒にいたはずだしもちろん情は湧いていましたが、出産後は恋心のようなものが大爆発します。ふしぎですね。

著者:EMI

妊娠中のあるあるや悩み、旦那さんとの関係、子宮で起こっているだろう現象を独自の世界観で表現した漫画「子宮の中の人たち」をblogやTwitterに掲載し、他に類をみないシュールさや、その目線が人気を呼ぶ。

只今、出産を終え目下子育て邁進中。出産後の子育ての様子&漫画も日々ネットで公開!

書籍:子宮の中の人たち リアルタイム妊娠まんが(KADOKAWA)

ブログ:EMI BLOG

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