前回エピソード「VBACを選ぶのは母親失格?帝王切開のトラウマから、二人目の出産法に悩む byゆむい」からの続きです。

VBACはリスクを伴う出産方法なので、沢山の条件をクリアしなければなりません。

自分の状態と環境の両方が整った場合のみ、VBACが可能となるのですが、特にこの「環境面」が意外とハードルが高いなと実感しました。近年、医療事故などを避けるため、大きな病院でもVBACを受け入れる所が圧倒的に少なくなっているらしいのです。

私の実家が都内にあるのですが、調べてみた所、近くに受け入れ病院はありませんでした。この時点で「VABC希望なら里帰り出産は出来ない」事が決定。では、今住んでいる地域でVBAC可能な病院はあるのか?答えは考え始めてすぐに浮かびました。

当時アルバイトをしていた和菓子屋の目の前にある総合病院が、VBACを積極的に受け入れている事で有名な病院だったのです。

自宅からバイト先までの距離は車で15分程。通い慣れた道。たまたま夫の転勤で住んでいる場所で、偶然にも自分の希望を受け入れてくれる病院が目の前にあるなんて…奇跡とは言わずとも、何かのご縁?

こうして病院の条件が整ったところで、最後に重要な問題が残りました。【家族の了承】です。先にも書いたように、VBACは母子共にリスクがあるものです。まずは夫に相談しました。

実際に診察して貰ってからでないと何とも言えない段階でしたが、私の希望に賛成してくれました。そしてもう一つ、挑戦することを後押ししてくれた事が。

だからといって安心であるという根拠にはなりませんが、不思議な偶然が重なり、前向きになれました。そして通院していた個人病院から紹介状を書いてもらい、初めて訪ねた総合病院の産婦人科

個人病院とは違い、大勢の医師と大勢の患者さんで混雑していました。予約をとっても半日潰れるのが辛かったですが、そこは耐え忍びました。ここでVBACについて相談すると聞いていたとおり、すんなり受け入れて頂けました。

事前に調べていた事とほぼ同じ内容の注意事項を説明され、改めて全身の検査をしたり、内診で子宮の状態の確認をしたりしました。一人目の時はどんな切り方をしたのか、当時の記録を取り寄せるため、帝王切開をした病院名、電話番号を提示しました。

その他、基本的には普通の妊娠生活と変わりありません。妊娠後期になったあたりから、実際に子宮の厚みを調べてもらいました。

具体的に何をしているのかは分かりませんでしたが、普通の妊婦健診の内診よりも入念に調べていました。

この病院では「3mm」がOKのラインらしく、子宮の一部が薄かったらしいのですが、36週の最後の検査でギリギリ「VBACをしても大丈夫」と許可を頂きました。いよいよVBACでの出産へ…つづく

著者:ゆむい
年齢:28歳
子どもの年齢:4歳・2歳

イラストレーター。やんちゃ盛りの兄弟の様子をほのぼの漫画で描いています。
ブログ:ゆむいhPa ~過激♡でマヌケな兄弟育児~

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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