記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
世の中には様々なお仕事がありますので、日が沈んでから仕事を始めるといった夜勤のかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、夜勤によって昼夜が逆転してしまうと、知らず知らずのうちにうつ病リスクが高まったり、体が蝕まれてしまう危険性もあるので注意が必要です。

そこで今回は「実は危ない夜勤の5つのリスク」と題し、夜勤の場合に注意したいことを医師に解説していただきました。

夜勤による睡眠障害リスク

夜勤をすることによって、夜間眠ることができず、睡眠時間が削られたりあるいは、昼夜逆転した生活やその日によって睡眠・覚醒のリズムが異なる生活を強いられることになります。

太陽が昇って覚醒し、日中太陽光を浴びながら活動し、日没後に寝るといった人間本来のリズムが失われ、不眠になったり日中眠くて思ったように活動できなくなってしまうというリスクがあります。

夜勤による肥満、糖尿病の発症リスク

夜勤を行うことによって生活リズムがくるってしまい、私たちのからだの中の代謝の状態が変わってしまい、特に運動量が少なかったり、食事量が増えたりしていなくても太ってしまったり、糖尿病を発症したりするリスクが高まる可能性が海外の研究によって示唆されています。

加えて、夜間仕事をしている間、全く何も食べないというのは難しいですし、日中も家族の食事などに合わせて3回食事をとってしまうことも多く、カロリー過多にもなりやすいですよね。

夜勤による発がんリスク

海外の研究ですが、夜勤をする方は乳がん子宮内膜がん直腸がん前立腺がんなどのリスクが高くなることがあると発表されています。

そのメカニズムとしては、本来睡眠中に働いてくれるべき、がんを予防してくれる免疫機構がうまく働かなくなってしまうことや、夜間明るい場所にいることでメラトニンと呼ばれる物質がつくられないことなどが原因と考えられています。

夜勤によるうつ病発症リスク

夜勤はうつ病の発症にも関係するといわれており、やはり私たち人間のもつ正常な生体のリズムを壊してしまうことでホルモンや自律神経のバランスも乱れ、うつ病を発症しやすくなると考えられています。

夜勤そのものが体に負担をかけてしまう上、夜勤の場合業務を行う人数が少なかったりすることも多く、仕事そのものの負担や責任も重いことが多いことも、うつ病の発症に拍車をかけている可能性がありますね。

夜勤によるお肌への影響

夜勤があることでお肌を美しく保つために必要な、正常なお肌のターンオーバーが損なわれたり、ホルモンや自律神経が乱されたりすることによってお肌の状態も悪化させてしまうことが知られています。

こちらは経験のある方もおおいのではないかと思いますが、お肌が乾燥して荒れてしまったり、ニキビができてしまったり、なんとなくどす黒くくすんでしまったりする場合がありますね。

高価な美容液をつけたりやビタミンを摂ったりしても、しっかり睡眠をとらない限り、なかなか改善されないのが睡眠不足によるお肌の不調ではないかと思います。

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医師からのアドバイス

夜勤の健康被害は非常に多岐に及びます。職業柄、夜勤はマストという方もいらっしゃると思いますが、そういった場合は特に、健康管理に気を付けていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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