記事提供:R25

オフィスは、会社員が一日の大半を過ごす重要な場所。最近では、イケてる企業の素敵なオフィスが注目を集めることも多い。そんな「成長企業のオフィス」に共通するポイントとはなんだろう? 自分が働く職場でも取り入れられるところがあればいいのだが…。

これまで300社以上のオフィス環境を取材し、オフィス環境紹介サイト「OFFICEMILL」を運営しているWALL白木 航さんは、ふたつのポイントを指摘する。

立派な社長室や役員室はないほうがいい!?

「社員のなにげない一言から、世の中を変えるサービスが生まれることもあります。たとえば『Google』が提供するGmailやGoogleマップのストリートビュー機能も、社員間のオフィスでの雑談から生まれたとのこと。

トレンドを作り出すような企業では、社長や役員が各部屋にこもって業務をこなし、トップダウン型の意思決定を行うことは、ほぼないと言っていいでしょう」

自社のサービスをオフィスに反映させるべき

「企業にとってオフィス環境は、社外へのブランディングツールになりつつあります。たとえば、『クックパッド』は社内にキッチンを設置。

その結果、社員はユーザー目線を意識することができるようになり、対クライアントでは、事業への信頼感アップにもつながりました。自社のサービスやメッセージを社内に体現することが、企業の成長につながるのです」


また、7社のコンサルと新規事業立ち上げに従事した経験があり、現在はオンライン接客型の賃貸仲介サービスを展開するiettyで働く内田孝輔さんは、より“社員目線”で、ふたつの点が重要だと話す。

出典(C)WALL

クックパッドのオフィスの“顔”ともいえる充実したキッチン。たしかに会社のサービスや理念がひと目で伝わってくる!

パーテーションをなくして、開放的な空間に

「デスク周りに間仕切りのないオープンなオフィスだと、一生懸命に業務をこなしているほかの社員の姿も見えるため、『自分もちゃんとやらなきゃな』という気持ちになるでしょう。また、顔を合わせる機会も増えるので、上司や部下といった関係性を超えて交流できるメリットもあるのでは」

社内では常に音楽を流すべき

「静かな社内で、物音を立てずに作業するのは、非常にストレスを感じます。ほどよい音楽や雑音は必要不可欠。音楽が流れていれば、活発に“ブレスト”などを行うのにもためらいがありませんよね」

反対に、“イケてないオフィス環境”の特徴は、以下のようなポイントが指摘された。ひとつは、「やりとりをすべてチャットで行う」など、業務がデジタル化しすぎているところ。社員同士がアイデアを交換できる場が極端に減ってしまうからだ。

もうひとつは、トイレの環境。トイレが男女兼用だと、女性社員にストレスを与えてしまうのだとか…。

やはり大切なのは、社内のコミュニケーションのよう。意見を言いやすい雰囲気なら、それだけでオフィスへ行くのが楽しくなりそうだ。音楽を流すなど、気軽なところから取り入れてみてはいかがだろうか。

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