私は2年半年前に帝王切開で男児を出産しました。その時主人に言われた、未だに忘れられない悲しい言葉が2つあります。

当初、私は無痛分娩での出産を希望していました。陣痛痛みをすでに出産した友人に聞いてもどのくらいいたいのか想像がつかず不安に思ったからです。

そこで、陣痛促進剤を使わず陣痛が来るのを待ってから麻酔を施してくれる方法で、家からタクシーで行っても高額にならない範囲の病院を探しました。見つけた病院はベースの出産費用が高く、「平均より高い」と最初から文句を言われていました。

37週目の検診中、胎児の心音が異常にゆっくりだったことから「脳に酸素が回っていない時間があるかもしれないので今日中に帝王切開で取り出したい」と言われました。しかも、「急に容体が悪化してバタバタしないように2時間後には手術を開始したい。」というのです。

私は初めての大きな手術に体が震えました。手術は問題なく終了し、数時間後主人も病院に到着して「ありがとう」という言葉をかけられました。ところがその翌日、1つ目のショックな言葉が私にかけられました。

それは「お金がかかる無痛分娩を希望していたから、金があると思われて帝王切開にされたんじゃないか?」というものです。

帝王切開にしたお陰で子供は無事だったのに何故そんなことを言うのだろう、と後から思いましたが、その時は術後の痛みと疲れであまり頭が働いていませんでした。しかししっかりと記憶には残っています。

2つ目は、産後3日目くらいのまだ入院中に言われた言葉。「おまえは痛いのが苦手だから陣痛に耐えられなかっただろう。帝王切開になってよかったじゃないか」というものです。

予定外の帝王切開で、全く気持ちの準備ができないまま挑んだ手術。起き上がることも難しい術部の痛み産後の後陣痛に苦しむ中で、どうしてそのような言葉を投げかけられるのか理解に苦しみました。

おなかについた20cmになろうかという手術痕はやはりショックも大きく、そこに産後のホルモンバランスの狂いも重なって、私は精神的に不安定になっていました。夜になると涙が止まらず、眠れずにインターネットで帝王切開をした人の話を見つけては読んでいました。

この体験談を読むのはプレママが多いとは思いますが、何とかプレパパに「妊娠中や産後、とくに出産直後にかける言葉には気をつけるべき」と気づいてほしいです。ママはすでに10カ月もの間必死で頑張っているのです。

そして産んでからも休む間も無くさらに頑張らなければ赤ちゃんは育たないのですから。今、帝王切開は医者にとっては安全な出産方法とされ増えている一方で、“陣痛を乗り切ってこそお産”という神話が帝王切開ママを苦しめています。

そして帝王切開の傷跡は2年ほどの間かゆみ痛みを伴うことも多いのです。パパは自ら傷跡を綺麗に治す方法などの情報を集めて、ママが病院に行く時間を作ってあげるくらいの優しさを見せてお株を上げてください。

きっとそのあとの長い夫婦生活がとても良いものになると思います!

著者:Okimama2
年齢:34歳
子どもの年齢:2歳6カ月

つわり逆子、切迫早産で入院。緊急帝王切開も経験しました。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

赤すぐ みんなの体験記のおすすめ記事】

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス