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「成功者になるための能力」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。

学歴?社交性?語学力? メルマガ『伝授!潜在意識浄化法』の著者・齋藤翔さんは、「成功する人は、正しいエネルギーの使い方をしている」と語り、「無駄にエネルギーを消耗していると決して成功しない」と断言しています。

確かに成功していない人に限って「疲れた顔」をしているような気もしますが、その原因は一体何なのでしょうか?

疲れやすい人のための処方箋

今日は「疲れやすい人のための処方箋」をさしあげます。といっても、前回の続きです。疲れやすい人は、うまくいきません。でもご心配なく。「そのままでは」という但し書きが付きますから。疲れやすい人は、疲れやすいタイプのままでは、うまくいきません。

だから今日の処方箋が必要です。じっくりお話ししますから、前回からの続きとして受けてください。

うまくいく人と、うまくいかない人の差はどこにあるのでしょうか。それらしい要素はいくらでも思いつきますが、果たしてそれが絶対的な条件か、と考えると、そうではないことに気づきます。

体力や健康は大事ですが、健康を損ねながらも、そんな条件をものともせず、うまくいっている人は大勢います。資金が乏しくても人脈がなくてもネット環境が貧弱でも、うまくいっている人は大勢います。

つまり、それらは「原理原則」ではないわけです。「今時Facebookぐらいみんなやっていますよ」などと言われて、やらないとまずいかなと焦る人もいますが、むしろ焦る気持ちがマイナスを生みます

わずかな反例を挙げたら、そんな“原則モドキ”は簡単に覆ってしまいます。「特定の企業が提供するサービスを利用するかどうか」で成功と失敗に分かれるわけがないのです。

こんな話があります。情報系の起業家が10人集まって話をしていました。その中の2人は誰もが羨むほどの成果を上げていて、残りの8人は鳴かず飛ばず。翌日にも会社をたたんでアルバイト先を探さなければいけないような惨状でした。

成功している2人は熱心にFacebookを使っていて、「やっぱり今はFacebookですよね」「これなしには考えられない」みたいな話で場が盛り上がり、ほかの8人に「これからFacebookを始める気になったか」と尋ねると、

なんと全員が口をそろえて「もうやっている」と答えたのでした。しかも、毎日かなりの時間を費やして「他人とつながって」いるというのです。成功している人は存在感や発言の影響力が強いので、「コレをやっている」という発言が強い説得力を持ってしまいます。

しかし、現状を別の角度から見れば、「Facebookに時間を注ぐと、8割の確率で失敗する」という言い方だってできる。

統計的に有意な人数ではないし、みんながFacebook「だけ」をしながら生きているわけではないので、実際にはなんの結論も出せるわけではありませんが、つまりは「その程度のこと」です。

流行りの投資もまったく同様ですね。「会社を辞めて投資だけで○○」「主婦が自宅にいながら月収○○」なんて本や記事が出ると、つい影響されてしまう人もいますが、そういったネタが嘘だということではなく、「同じようにやってもうまくいっていない人が、裏に何千倍もいる事実を見せていないだけ。

デタラメを並べているのではないだけに、余計にタチが悪い。勉強家で意欲的な人ほど、影響を受けてしまいます。

「タモリって九州出身なんですか」「そう、九州出身の芸能人って多いんですよ。郷ひろみとか。チェッカーズもそうですね」「へえ、確かに多いですね。土地柄が影響しているのでしょうか」

と、この会話だけを見たら、非論理的で強引な展開とは感じないでしょう。しかし、たった3人の名前だけで「土地柄」になってしまうのは、明らかに強引です。こんなのはどうですか?

「新潟って背が高い人が多いんですよね。バレーボールの川合選手とか」「ジャイアント馬場も新潟でしたね」明らかに例外的な2人を並べただけです。このような論法には気をつけましょう

適切な論理的思考ができないと、この手の論法に説得され、「原理原則っぽい、そうでないもの」が気になり、影響を受けてしまいます言葉の能力を高めるレッスンで、しっかりトレーニングしていきましょうね。

一点集中力は原理原則

では、うまくいっている人が共通して持っていて、うまくいかない人が共通して持ち合わせていないものには、どんなものがあるでしょうか。「一点集中力」がそのひとつです。一点集中ができずに、何かで成果を上げている人は、いません。

うまくいっている人は、決まって一点集中力が高い。必ずまとまった(膨大な、と言っていいでしょう)時間をそこに注いでいる。

・一点集中
・没頭
・トランス
・いつもそのことばかり考えている
・継続は力なり
・ブレない
・目の前のやるべきことにエネルギーを注ぐ

こうして並べてみると、「一点集中力」について今まで何度となく取り上げていたことが分かるでしょう。言葉は変わっても、すべて同じレッスンです。表現は違っても、根底にあるものは変わらない。時代が変わっても、変わらない。そういう原理原則を押さえておきましょう。

一点集中力が高まると、どうなるか

一点集中力が高まると、どうなるのでしょうか。答えは、「疲れない」。成功している人は、みんなパワフルで、エネルギッシュですよね。ぐったりして精気の抜けた成功者はいない。

逆に、がんばってもがんばってもうまくいっていない人ほど、疲れて気力をなくした顔をしている。あるいは、顔には出ないように必死に努力をしていても、実は疲弊しきっている。

なぜなのか。うまくいくタイプは、疲れるようなエネルギーの使い方をしないからです。「いやいや、私の知る成功者は、ものすごく精力的に動き回っている気がする」と言いたくなるかもしれません。

そのとおり、成功するには膨大なエネルギー(思考と行動)が必要ですから、精力的に動いているに決まっている。ただし、エネルギーの「無駄遣い」をしていないのです。うまくいくタイプは、「無駄に疲れない」「効果的に疲れる」。うまくいかないタイプは、「無駄に疲れる」のです。

「夜寝るときに、体力が残っているのがもったいない」と言った武道家がいます。徹底的に稽古をして、すべての体力を使い切って、バタンと倒れこむように眠るのが最高なのだそうです。

「稽古ですべての体力を使い切る」のは、成長につながります。つまり、「効果的に疲れる」典型です。「毎晩繁華街を飲み歩く」のもぐったり疲れるでしょう。しかし稽古で技量を高めるのとは違って、なんのプラスも残らないから、「効果的に疲れる」のとは違う。

「体力が残ったまま寝るのはもったいない」といっても、無駄に消費(浪費)したいわけではないのだから、「今夜はまだ体力が余っているから、飲み歩いて消費してこよう」とはならない。

また蹴りの稽古を始めるでしょう。稽古に一点集中して、ひたすら蹴りを繰り出している姿は、決して「エネルギーを無駄遣いしないようにセーブしている」様子ではない。疲れないようにと動きを減らしてダラダラ過ごすのとはまるで違う雰囲気ですね。

これが本当の一点集中です。疲れやすいなら、生活全般をチェックしてみましょう。無駄に疲れていませんか?それも、「無駄な思考によって

脳は大食漢で、思考は膨大なエネルギーを消費してしまうのでしたね。だから、せっかく考えるなら、効果的な思考をしたい。無駄な思考にエネルギーを消費するのは、本当にもったいない。

食事のときに、食べているパスタや茄子の味や食感に集中しているか。もぐもぐ食べながら、嫌な同僚のことを思い浮かべたりしていないか。言われて嫌な気分になった一言を思い出してはいないか。

「明日会うのが嫌だな」と、嫌な気分を先取りしてイメージしていないか。パスタや茄子の味や食感を感じる以外は、すべて膨大なエネルギーの無駄遣いです。だから疲れるのです。

「水を飲んでも太るんです」

「何もしていないのに疲れる」と不思議がる人がいます。「年のせいでしょうか」「体力がないのでしょうか」と弱気になりながら。でも、不思議でも何でもありません。

ダイエットがうまくいかない人で、「水を飲んでも太るんです」と困っている人がいますね。ところが、詳しくチェックしてみると、いろいろと飲み食いしていながら、なぜかノーカウントにしているらしい。

無駄な思考もノーカウントにされやすい。「何もしていないのに疲れる」とこぼす人に限って、どうでもいいことや考えてもなんにもならないことをあだこうだと考えています

音楽発表会に出場することに決めたら、「何の曲にしようかな」「衣装は何色にしようか」「とりあえず候補曲を3曲に絞って、練習を始めよう」「(歌ってみて)どうも高音がうまく出ないな」といった思考や行動で疲れきるのは、効果的なエネルギーの使い方です。

しかし、「失敗したら笑われるだろうな」「○○さんは最近すごく上達しているけど、私はぜんぜんダメだ」「才能ないのかな」みたいな思考は、すべて無駄なエネルギーの使い方です。

こういった思考や、感情の動きを、ノーカウントにしていませんか?「何もしていないのに」なんて、とんでもない。「無駄なエネルギーを使いまくっているから、疲れてしまう」と正しく把握しましょう。

「水を飲んでも太る」と言い張る人がたいていいろいろ食べているように、「何もしていないのに疲れる」人は「無駄にいろいろやっている」のです。

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