記事提供:AbemaTIMES

27日、NASAが木星の衛星エウロパに関して「重大発表」をすると予告した。その発表の内容は、エウロパから水が噴出する“水柱”があるという可能性が、ハッブル望遠鏡のデータにより観測されたというもの。

しかも、高さ最大200kmに達する間欠泉のような水の噴出を確認したという。

水は生命が存在するための条件のひとつ。9月27日の「AbemaPrime」では、地球惑星進化学を研究する東京大学大学院准教授の関根康人氏を迎え、この「重大発表」についての専門家からの意見を聞いた。

・専門家「やっぱりそうだったか」と言いつつもテンション上がる

関根准教授は「研究者から見るとやっぱりそうだったかって感じでした」と今回の発表について口火を切った。

2012年にNASAをはじめとするアメリカのグループがエウロパから水が噴き出しているという報告をしたけれど、そのあと誰も発見できなかったので、間違いだったと思われたという経緯があったという。

ただし「テンション上がりました?」という質問に対しては「やっぱり上がりましたね」と、研究者的にも“アツい”ニュースだったようだ。

・水が噴き出したということは…生命の可能性も?

エウロパは地球よりもかなり小さい氷の星とされているが、実は氷の中に海が存在していて、海の量も地球の5倍以上あるのだという。

関根准教授は「研究者は発見のあとは『なぜか』を考える。どうやったら地球ではありえない200kmの高さにまで水が吹き出すかを考えると、おそらく中には大量のガスがとけたサイダーの海みたいなものがあって、そこに穴を開けたら吹き出すんじゃないだろうか」という予測ができると解説。

さらに海の中では火山活動の可能性もあるという、重要な糸口となる発見だそうだ。

エウロパの表面には薄い酸素の層があり、地球と同じような生き物がいる可能性も否定できないという。2020年代にはNASAが探査機をエウロパに飛ばす計画もあり、地球外生命の発見ももしかしたらそう遠くはないのかもしれない。

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