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氷に覆われた神秘の大陸、南極。あまりにも遠い地ということもあり、なかなか想像がつきませんが、私たちからは想像を絶する驚きに満ち溢れています。そんな南極の姿を紹介していきましょう。

南極の夏は1月

日本は北半球、南極は南半球にあります。そのため、日本と南極は季節が反対になります。南極では、8月が冬、1月が夏になります。

昭和基地まで約14,000キロメートル

日本の遥か彼方に位置する南極。日本は、昭和基地、ドームふじ基地、みずほ基地、あすか基地という4つの基地を持っています。この中で最も沿岸部に位置するのが昭和基地。それでも日本から約14,000キロメートル離れています。

日本からニューヨークまでが約10,000キロメートルなので、その遠さははかり知れないですね。

出典Google Earthのスクリーンショット

南極は北極より寒い

南極と同じように1年中氷に閉ざされた地域としてイメージのある北極。どちらも同じように寒いと思われがちですが、実は南極の方がぐんと寒いんです。その理由は“高さ”と“大陸”にあります。北極の氷の厚さは最大で10メートルほど。

しかし南極では平均して約2,500メートルあります。標高が高いほど寒くなるように、氷が厚く標高が高い南極の方が北極より寒くなります。そして南極が大きな大陸であることも理由です。

海辺と内陸部では、海辺の気温のほうが温暖ということが知られているように、海は温度が下がりにくいです。そのため大陸のある南極の方が寒くなります。また南極でも海の近くより内陸の方がより気温が下がります。

南極点は南極で最も寒い地域ではない

地球の最も南にあたる南緯90度の南極点。地球の最南端だから最も寒いということではないんです。標高があり海から遠いほうが気温が下がることもあり、南極点よりも高い場所にあるロシアのボストーク基地のほうが寒くなります。

南極点は標高約2,800メートル、ボストーク基地は約3,400メートルになります。過去にボストーク基地では、地球最低気温となるマイナス89.2度を記録しています。

南極に湖がある

水は全て氷と化してしまう南極。しかしそんな南極にも1年中凍らない湖が存在します。その数、現在発見されているだけでも70以上。もちろん南極の表面は氷に覆われているため、水面が表に現れてはいません。

氷の中に存在しているのです。南極の氷の下では地面からの熱と氷が動く時の熱があり、地面に近いほどあたたかくなります。そのため、厚い氷の下に湖が存在できるのです。ボストーク基地の下には琵琶湖の23倍の大きさを誇るボストーク湖が存在しています。

氷が溶けると南極大陸は上昇する

南極はとても厚い氷で覆われているため、その重さで大陸が沈んでいると考えられています。このため、南極の氷が溶けると氷に押さえつけられていた南極大陸の地面は、今よりも40mから70mぐらい上昇すると考えられているのです。

様々な南極の不思議を紹介してきましたが、実は私たちも南極に行くことが可能です。オーストラリアやニュージーランド、南米のチリなど、南極から近い国々から毎年夏にツアーが出ています。また、飛行機で行く日帰りツアーもあるほど。以外と身近な南極。機会があれば一生に一度は訪れてみたいものですね。

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