記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
赤ちゃんを望んで妊活中のお母さんもいらっしゃるかと思いますが、まずは食生活から妊活をはじめてみませんか。

元気な赤ちゃんを授かるための妊娠準備として、栄養バランスのとれた食事をすることは非常に大切です。

そこで今回は栄養士の横川先生に、妊活に良い食事を解説してただきました。

妊活中の食事が身体に与える影響

私たちの体は約60兆個の細胞から成り立ち、その細胞の材料は、すべて口から入れた食べ物からできています。

その為、「何を食べるか?」を意識することは妊活に限らず、生きているうえで重要と言えます。特に妊娠を希望している場合、偏った食事では、ホルモンバランスが大きく崩れてしまい妊娠しにくい体になることも考えられます。

既に不妊の原因となる生理不順冷え性などの症状があれば、特にこのことを意識し、食事を見直してみると良いでしょう。生理不順なども食事で予防や改善することが期待できるからです。

妊娠力を高める食事

食材の「質」を意識する

質が悪いものを食卓に並べてもバランスが良いとは言えません。
妊娠力を高める為にも栄養価が高い、旬の食材を利用するようにしましょう。

カラダを温める食事

体を冷やし過ぎると、月経や排卵など本来の力を発揮できなくなってしまいます。
みそ汁やスープなど、体を温めてくれる料理を取り入れると良いでしょう。

偏らずに、いろんな食材を楽しむこと

だからといって、1日で30品目をとろうと難しく考えなくて大丈夫です。
それよりも食材の「質」を大切に、様々な食材を味合うことが大切です。

妊娠力を高める栄養素

◎葉酸
◎亜鉛
◎鉄
◎カルシウム

妊活中の方におすすめ!3つの食事メニュー

根菜類を中心とした具沢山の味噌汁やスープ

汁物は体を温めてくれるだけでなく、具沢山にすることで妊活中に必要な栄養素を摂りやすいメリットがあります。

またごぼうや人参など、根菜類を入れることで体を温めてくれる作用がアップ!

オメガ3系の油を使ったドレッシングや、料理の仕上げにかけた1品を

オメガ3系であるアマニ油はホルモンバランスの改善に役立ちます。アマニ油は加熱に弱い為、サラダのドレッシングなどとして、そのまま利用するのが良いでしょう。

アマニ油以外には、えごま油もオメガ3系の油です。

緑黄色野菜の白和えやお浸し

赤ちゃんの脳や神経を作るために欠かせない栄養素である葉酸は、菜の花や春菊などの緑黄色野菜に含まれています。

その中でも使いやすい「ほうれん草」を使ったメニューはおススメです。

妊娠力を高める飲み物

妊活中はアルコールやカフェインが含まれずに
安心して飲めるものがおススメです。

たんぽぽ茶・たんぽぽコーヒー

タンポポには内臓全体を温める作用があると言われています。冷えを予防したい妊活中は、飲み物も温まるものが良いでしょう。

ローズヒップティ

ローズヒップは、ビタミンCの爆弾と言われるほど豊富なビタミンCが含まれており、卵子や精子の老化予防にもなる抗酸化が期待できます。

麦茶

誰でも飲みやすいだけでなく、妊活中に摂取したい食物繊維やミネラルが豊富に含まれています。ただし、麦茶には体を冷やす作用もあるので、常温で飲むのがおススメです。

その他にもハーブティではラズベリーリーフ、ルイボスティなどもノンカフェインです。この機会に楽しんでみるのも良いですね!

妊活中に控えたい食べ物

トランス脂肪酸

市販のマーガリンやショートニングに多く含まれています。生殖機能を低下させるとも言われているので出来るだけ、マーガリンを使うならバターにするなど心がけると良いです。

インスタント食品

インスタント食品にもトランス脂肪酸が多く含まれているので、極力避けたい食品です。また塩分が高いため、時間がない時にたまに食べる程度が良いでしょう。

濃い味付けに慣れていると妊娠した際、妊娠高血圧症のリスクも上がるので要注意です。

甘いお菓子や飲料

甘いものは体を冷やしやすいだけでなく、血糖値が不安定になりやすく、女性ホルモンが安定しにくくなります。間食は果物などを選ぶのがおススメです。

カフェイン

カフェインは、体を冷やす働きもあり、不妊の一因として冷えが上がる以上、過剰摂取には注意が必要です。

アルコール

不眠の原因になるだけでなく、赤ちゃんを授かったことを考え、今のうちに、量を減らしておくと良いでしょう。

妊活中の食生活のコツ

3食正しい食生活

特に朝食を摂らないと自律神経のバランスが乱れやすく、女性ホルモンの乱れにも繋がってしまいます。

はじめは果物、味噌汁、おかゆ、スムージーなど、食べられるものからで良いので、何か口にできると良いでしょう。

好きな人と食べる

食事は、どんな環境で食べるか?も大切です。好きな人と食事を食べることで唾液の出がよくなったりと、消化吸収力が高まります。またストレス解消にも繋がりますよ。

パートナーと一緒に食を親しむ

妊活はどうしても女性が妊娠・出産する為、女性だけが頑張る傾向がありますが 、現在は不妊の原因は男性のケースも少なくありません。

パートナーである男性も一緒に、食事を見直すことでより妊娠しやすい体作りができると言えるでしょう。

≪まずは、自分の妊娠力を調べてみませんか?≫
1分で簡単チェック【妊娠しやすいカラダ度】を診断してみる

横川先生からのアドバイス

食事は完璧にしようと思うとストレスになります。常にベストよりもベターの選択を心がけて元氣な赤ちゃんを授かってほしいと願っております。

(監修:栄養士 横川仁美)

この記事を書いたユーザー

Doctors Me(ドクターズミー) このユーザーの他の記事を見る

Doctors Me(ドクターズミー)は、医師、薬剤師、歯科医、栄養士、カウンセラー、獣医に相談できる、ヘルスケアQ&Aサービスです。医師をはじめとする専門家が解説する人気コラム、病気・症状の体験談等を配信中!

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス