2000年代初頭、フジテレビ系のバラエティ番組『力の限りゴーゴゴー!!』内で放送されていた、アカペラ・バトル企画「ハモネプリーグ」。“ハモネプ”と呼び親しまれた同企画は、楽器を使わず声だけでハーモニーを奏で、それを競うというもの。若者を中心にヒットし、アカペラブームを巻き起こしました。

この企画で一躍人気者となったのが、男性アカペラグループ・RAG FAIR土屋礼央さん、引地洋輔さん、荒井健一さん、加藤慶之さん、奥村政佳さん、加納孝政さんの6人で2001年にデビューアルバム「I RAG YOU」でメジャーデビューすると、翌年には「紅白歌合戦」に初出場するなど、ハモネプリーグの盛り上がりとともに人気を集めていくこととなります。

2ndシングル「恋のマイレージ」& 3rdシングル「Sheサイド ストーリー」2枚同時発売。オリコン週間チャート初登場1位「恋のマイレージ」2位「Sheサイド ストーリー」。シングル同時発売で1・2位を独占したのはサザンオールスターズ、GLAYに次ぎ3組目。

出典 http://www.ragfair.jp

紅白歌手としてだけでなく、バラエティでもその名を轟かせる

バラエティ番組『おまたせ!!ラグ定食』や『ラグ&ピース』などでは「えっと、芸人さんでしたっけ…」と困惑してしまうほど“分かってる”コントを見せつけてくれました。コント中に絶妙なタイミングで始まるアカペラソングが、癖になったんだよなぁ。

そんな彼らの現在を調べると「2011年3月から休止」という文字を発見…。メディアによるアカペラブームに左右され、歩みを止めてしまったのでしょうか?

「前略、今どうしてる?」調査隊

間違いなくアカペラグループの新時代を築いた、RAG FAIRの今

ご覧ください、現在のRAG FAIRの皆さんです!活動休止を経て、無事2012年12月より活動を再開。今年のゴールデンウィークには、メンバーセルフプロデュースによるライブ公演も行われています。また、その間にもシングル「Raggage / キョンちゃんのパン」や「ボカロ / とうもころし」を定期的にリリース。その独特なタイトルにも“ラグ節”が滲み出ていますよね。

まさに“重低音”の存在感を誇った、加納さんの脱退…

とても悲しいこともありました。2013年6月、ベースパートの加納孝政さんが前年12月30日をもって脱退していたことが公式ホームページで発表に。いぶし銀のような魅力を放ち、パートだけでなくキャラクターにも“ベーシスト”としての存在感を滲ませていた加納さん。初となるメンバーの脱退、そして唯一のベースパートが消えてしまったことへの不安を、ファンのみならず胸に抱いたかもしれません。

でも…。

大丈夫!辛さを乗り越え、5人はめちゃめちゃ元気です!

ブレ芸人じゃないよ。

加納さんも元気に、元メンバーと交流♪

こないだ名古屋→保育園の合間にデートした加納くん。と、小倉トーストとバターコーヒー。元気にやっておりました(^-^)/お互いの近況報告会!

出典 https://www.facebook.com

さぁ、なんだかこちらもすっかり安心させてもらったところで、個々のメンバーの皆さんが今どうされているか、そして意外すぎる素顔をご紹介します。

ボーカルの土屋礼央さんは、“自分の名前”にちなみ…

2002年から3年間「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めたり、バラエティ番組に出演していることでも有名な土屋礼央さん。デビュー当時は、サングラス×白いファーのビジュアルでもお馴染みでした。

2016年7月にはソロプロジェクト・TTREの2年4ヶ月ぶりのアルバム『ブラーリ』を発売、ツアーも行いました。名前が「レオ」ということもあり西武ライオンズの大ファンとして有名で、2008年には西武ドームで国家独唱を行っています。

また、男女ツインボーカルのバンド「ズボンドズボン」としてはRAG FAIRでデビューする前から活動。9月には40歳を迎えられましたが、まったくビジュアルが変わっていないことにも驚愕…。

ボイパ担当・奥村政佳さんは、保育士、気象予報士、防災士としても活動!

最近、結婚を発表して話題となった「おっくん」こと奥村政佳さん。ボイスパーカッションとしてグループには欠かせない存在です。奥村さんが凄いのは、95年に高校生として当時最年少で気象予報士の資格を取得したほか、2011年には保育士の資格を取得し、現在もRAG FAIRと並行して、保育士、気象予報士、防災士としても活動していることです。

2015年からは横浜国立大学大学院教育学研究科で、未就学児童や小学生に対する気象教育の研究を行われています。

結成当初からのメンバー!グループを引っ張るリーダー・引地洋輔さんは…

RAG FAIR結成当初からのメンバーで、リーダーとしてグループを引っ張る存在なのが引地洋輔さんです。絶対音感があり、多くの曲の編曲を担当しています。以前はバリトンの役割を担っていましたが、現在ではベース担当となっていたことに驚き!どんなパートもこなせるなんて素晴らしいですよね。

福島県出身の引地さんは、2016年10月に六本木ヒルズアリーナで開催される「福島フェス」の実行委員会に名を連ねており、RAG FAIRも出演することが決定しています。

多数のグループやソロでも活躍する最年少メンバー・荒井健一さん!

メンバー最年少で、おもに洋楽カバー曲でリードボーカルを担当するのが荒井健一さんです。ジャズアカペラグループ「BROAD6」、ハモカンこと「ハモーレ・エ・カンターレ」のメンバーでもあり、「オレンジ・バズーカ」としてソロ活動するなど、多岐に渡って活躍をされ続けています。

また、2015年には「荒井健一アカペラクリニック」も開催するなど、アイデア性も抜群ですよね!

荒井健一アカペラクリニック開催!
2015年11月28日(土)29日(日)
北上さくらホール レッスンルーム2
日頃、自分たちで練習していて「どうもうまくいかないなぁ」と感じていることはありませんか!?

ネプチューン名倉さんの一言でプロに?加藤慶之さんの新たな道

結成時のメンバーの1人で、土屋礼央さんをRAG FAIRに誘ったのが加藤慶之さん。ハイテナーを担当されており、高音ボイスといったら加藤さんではないでしょうか。テレビ出演していたころ、就職内定が決まったため番組MCであるネプチューンの名倉潤さんに報告をしたところ「おまえ、就職している場合じゃないだろ」と言われたことで、プロとしてやっていく決意をしたという逸話が残っています。

また、現在はボイストレーナーとして活躍しながら、荒井健一さんとともにハモーレ・エ・カンターレでも活動を行っているんですよ。

今日は東京タワーの展望台にて、ハモカンで歌ってきました。
お客さんも沢山集まって下さり、景色も良く、最高でしたー!
有難うございました!!
実は光田さんが一緒にグループを組もうと僕を誘って下さったのが、数年前のこの場所でして、僕にとってとても思い出深い場所なのです。
ここで行われる光田さんの弾き語りLIVEを観に行った時に楽屋で誘って下さり嬉しかったなぁ。

5人5様の人生を歩みながら、RAG FAIRとしてこれからも歌い続ける

それぞれの活動をされながらも、RAG FAIRとして「月1ミーティング」をしてメンバー同士のコミュニケーションを絶やしていないことが発覚!別の道を歩むこととなった加納さんとも、お互いを応援し合い変わらぬ絆が存在していたことにもグッときてしまいます。(ちなみに、加納さんが大学卒業後、RAG FAIRに再加入するまでの間にしまむらの店長をされていたこともトリビア!)

気になる「月1ミーティング」でも、相変わらず“アレ”をしていましたよ!

仲良しブレフェア!そんな彼らは、グループとしてライブを行う機会はかなり少なくなっているため、ライブ出演が決定するとチケットは争奪戦になっているといいます。

心を揺さぶられるコーラスワークを特徴として、いまだに多くの人たちを魅了し続けているRAG FAIR。かつて「ハモネプ」で彼らの美声に心奪われた方はもちろん、なんだか彼らが気になってきた方も、ぜひライブがある機会にはその歌声に癒され、笑いを吸収しに行ってみてくださいね。

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