記事提供:キングコング西野 オフィシャルダイアリー

4年半の歳月をかけ完成させた絵本『えんとつ町のプペル』を片手に、「反撃させていただきますよ」と宣言してから2週間が経ちました。

絵本『えんとつ町のプペル』は発売1ヶ月半前に(予約だけで)Amazon絵本売り上げランキング1位を獲得。

先月出版したビジネス書『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』は10万部を突破。

んでもって、反撃宣言と同時にスタートさせたクラウドファンディング「キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい」の今の状況は、こう。

支援総額は目標金額の1019%となる、

【1835万0287円】

支援者数は、

【3639人】

となりました。

この支援者数は国内のクラウドファンディングの歴代4位の記録らしく、そうなってくると気になるのは「歴代1位は何人なんだ?」。

調べてみると、国内のクラウドファンディングの支援者数第1位は【5188人】と途方もない数字。

トップはもちろん、ランキング上位は企業発信の企画が占めているのですが、こちとら「ウォルト・ディズニーを倒す」とか寝ボケたことを本気で言っとりますもんで、もちろん個人で企業に勝ちに行きますし、当然『クラウドファンディング歴代1位』の称号は頂きに行くしかありません。

…とは言うものの、歴代1位を頂くには、ここから1500人以上の方に支援してもらわなければならないのですが、その種となる『リターン(お礼の品)』は、もう、ある程度出し尽くしましたし(売り切れた)、イベント系(トークライブなど)も出し尽くして、売り切れてしまいました。

困りましたね。

使える『追い風』は全部使ってしまったのです。

…となると、あとは『向かい風』を使って前に進むしかありません。

ベストセラーとなったビジネス書『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』の中で、僕は、「すべての物事を【ヨット】のように捉えろ」と説きました。

ヨットは追い風で前に進みますし、向かい風でも、帆の傾け具合で前に進みます。

一番やっかいなのは『無風状態』で、こうなってくると前に進む力がないもんですから、手漕ぎでエッサホイサしなくてはなりません。

これは本当に大変です。

追い風であろうと、向かい風であろうと、どの方向からであれ、そこに風が吹いていれば全て追い風で、向かい風を消す行為は追い風を利用しないのと等しい、とてもバカげた行為なのに、僕らはバカで、感情を優先して、人生においての向かい風(嫌なこと)を消そう消そうとします。

この『ヨット理論』を実際の現場で分かりやすく表現したのが『渋谷ハロウィンのゴミ問題』。

一昨年、一晩で100万人を集めたハロウィンの翌朝の渋谷の街はヒドイ有り様で、テレビをつければ有識者の皆様による、

「ゴミを出すな!」

「大人が何をしてるんだ!」

「ハロウィンなんてやめてしまえ!」

の大合唱。

「大量のゴミが出る」というのは、ご多分に漏れず『向かい風』ですから、皆様、とにかくこれを消そうとします。潰そうとします。

せっかく『向かい風』という名の追い風が吹いているのにです。

「大量のゴミが出る…これは使わない手はない」

と西野さんは考えます。

そして、「ハロウィンの夜に『ゴミを出すな』と言うのではなく、ハロウィンの翌朝に『ゴミがないと盛り上がらないイベント』を作っちゃおう」と提案。

「仮装したオバケ達が出したゴミ…つまりオバケのカスを退治するのは、アイツらしかいないだろう」と、ボランティアスタッフ総勢600名で、ハロウィンの翌朝に、こう。

朝6時に渋谷ハチ公前に集合して、大規模なオバケ退治が行われたのです。

これには渋谷区も全面協力。

区長もキッチリと恥ずかしい格好をしています(最高!)。

ついには、本家の『ゴーストバスターズ』も。

音楽やロゴを自由に使わせてもらえたのです。

ありがたや。

集めたゴミで巨大なアート作品(「いつか枯れますように」と願いを込めた)『ゴミの木』を作ることで、目的が『ゴミ拾い』から、『アートの材料集め』に変わり、皆、ゴミを奪い合ったのでした。

(当日の様子はコチラ

「向かい風を消すのではなく、使う」というのは、つまり、こういうこと。

しかし、ここで黙っちゃいないのが2ちゃんねらーの皆様。

『西野の企画を潰そう』というスレッドが立ち上がり、なんと、ボランティアスタッフが集合する朝6時の、さらに2~3時間前に渋谷ハチ公前に集合し、西野の企画を邪魔する為に渋谷のゴミを拾ったのです。

2ちゃんねらーの皆さんがハチ公前のゴミを拾ってくださったので、我々は「ごっつぁんです」とばかりに、他の場所へ向かうことができて、作業時間もかなり短縮することができました。

後日、『キンコン西野の企画で渋谷が綺麗に』というニュースが流れると、「俺たちの手柄を横取りしやがった!」とブチ切れる2ちゃんねらーの皆様。

平和なアニメの悪者みたいで素敵です。

さて、ずいぶんと長くなってしまいました。

もうお忘れかもしれませんが、この記事の本題は、

「クラウドファンディングの支援者数を増やす為のリターンが何かないかしら?」

です。

ムフフ…。

あったのです。

またもや、2ちゃんねらーの皆様が力を貸してくださったのです。

先日、鳥取で一般の方が僕のトークショーを企画してくださいました。

僕のあとにミュージシャンの方の出番が控えていて、照明やら何やらがミュージシャン対応になっていたので、会場の雰囲気は、こう。

舞台に登場した僕の第一声は

「新興宗教の集会じゃん。『ともだち』じゃん!」

です。

写真撮影は禁止だったのですが、

「せっかく、こんな雰囲気だし、トークショーの前に教祖っぽく写真を撮ろう!」

と盛り上がり、撮った写真がコチラ。

伊勢谷友介を意識したオールバックも相まってか、実に教祖っぽく、少しムーディー勝山っぽいです。

お客さんが、この写真をSNSにアップしたところ、右から左へ受け流さないのが、2ちゃんねらーの皆様。

「キンコン西野」でエゴサーチをかけたところ(2~3時間おきにエゴサーチをかける私)、タイムラインを埋めつくした投稿がコチラ。

…いただいたぁぁ!!

これは使えるぞぉぉ!!

さっそく、クラウドファンディングのリターンで、こんなものを用意しました。

【限定100名】

『キンコン西野の完全に怪しい交流会』

(※11月20日開催。子供は入場無料)

おかげさまで、『2ちゃんねらーの正しい使い方』という完全にムカつくタイトルを付けることができたので、このブログ記事は、そこそこの人数に届くことでしょう。

クラウドファンディングの支援者数歴代1位は2ちゃんねらーの皆様の力も使って、完全に狙いにいきます。

「なんで『1位』にこだわるか」って?

ニュースにする為です。

「なんでニュースになりたいか」って?

えんとつ町のプペル』を一人でも多くの人に届ける為です。

僕は、この作品の親なので育児放棄はしません。

一生懸命育てます。

11月20日は『キンコン西野の完全に怪しすぎる交流会』でお待ちしております。

イベントに参加される方はコチラ↓

キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい

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