息子は一歳になって、日を追うごとに活発になっています。あちらこちらへ一人で歩いて行き、そこらじゅうにおもちゃをばらまいたり、勝手に庭へ行き、カエルを捕まえてきて家の中に持ってきたり…。

「ひょぇー」と驚く、予測不可能なことばかり。本当に目が離せなくなりました。

毎日、息子の朝ごはんの支度から、日中の面倒をみるのは、私。夕方、主人が仕事から戻ってきます。息子のご飯がまだの時には、主人があげますし、すでに食べ終わっている時もあります。主人は、息子と少し遊んでから、一緒にシャワーを浴び、息子の寝る時間になります。

主人は毎日「息子がかわいい」と言います。そりゃあ、一日に1、2時間だけ触れ合うだけなら、かわいいことでしょう。

私なんて、日中ずっと動き回る息子の後を追って、安全に遊べるように見ていなきゃいけません。危ないものがあれば何度もダメと教えますが、何度言っても近づきたがります。「はぁー」と、溜息をつきたくなることもしばしば。

たしかに息子は、かわいいです。でも、24時間毎日一緒となると、育児でくたくたになってしまうのも事実。

週末のある日、私は大胆な行動に出てみました。「疲れすぎたので、今日は、息子の面倒を一切みません」と主人に告げ、自分の部屋にこもりました。「えー?」と驚く主人。

毎日「かわいい」と言っている息子と、二人にしてあげよう、うっしっし。きっと私の日頃の大変さがわかるに違いない、と思いました。

今まで数時間、息子と二人というのは経験したことがある主人ですが、一日はありません。でも二言目には「うん、面倒見るよ。」と、あっさり承諾。

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自分の部屋にいながら、リビングで主人と息子がどんな様子か聞き耳を立てます。朝ごはんの準備もでき、食べさせているようですが、息子が泣いている様子はありません。食後は、一緒に遊んでいる声が聞こえてきました。二人とも楽しそうです。

しばらくして「おむつを変えようね」と主人がいいながら、息子の部屋へ連れて来ました。その後、息子は静かです。抜き足差し脚で、息子の部屋に見に行ってみると、すやすやとベビーベッドで寝ていました。

息子が寝ている間、主人は家事分担で担当の洗濯に取り掛かりました。洗濯の次は、家中の掃除機、モップかけ、トイレ掃除、ペットのトイレ掃除などを黙々とこなしていました。なかなか、ちゃんとやっていてびっくりです。

お昼前に息子が起きてきました。主人はランチを準備して、息子を部屋に迎えに行きます。仲良く二人でランチを食べた後、息子はまたベビーべッドに連れて来られていました。

バスルームをみてみると、主人がバスルームを掃除して、自分のひげをそっています。「息子は大丈夫か?」と息子の部屋をこっそり見てみると、ベッドの中で静かに遊んでいました。

普段は、サークルの中に入れておくだけでも「外に出してくれー」と騒いで大変なのに、今回は大丈夫なのは一体なぜなのでしょう?息子も「そういうもんだ」と思っているのでしょうか?疑問です。

午後は、二人で出かけて行きました。今まで出かけるときはいつも、私と主人と息子の3人でしたから、これまたびっくりです。

泣かれた時のためお菓子も持参していきました。2時間後、帰宅。様子を聞いてみると、お店の中でもおりこうにしていて、お菓子の出番はなかったそうです。

帰宅後は二人でおやつタイム。息子はバナナ、主人は甘いグミ。おやつの後は、家の中でシャボン玉を始めたので、外でやるように注意しました。ソファで暴れん坊ごっこをした後は、庭でボール遊びをして楽しんでいました。

16時頃、息子がぐずって泣きました。「ママに抱っこしたい」って言ってると主人が私のところに連れてきました。

軽くギブアップのようだったので、少し抱っこしてあげました。久しぶりに触る息子は、かわいさ100倍増しです。息子の機嫌が直ったので、主人の元へ。

再び、二人は庭でサッカー。息子は自分でドリブルをしながら、主人のいるゴールへ向かったり、庭の葉っぱを集めたり、ウロウロ歩き回っています。真っ黒になって戻ってきたので、着替えて夕飯です。夕飯も主人が用意して食べさせました。

いつもはシャワーだけですが、今日はお風呂も沸かして主人と息子、二人でバスタイム。お風呂の後は、息子の体を拭いて、パジャマを着せて、ベッドに寝かせるところまで主人がしました。

私は夕飯を作って、主人がリビングに来るのを待ちました。主人が来たので、すかさず「一日面倒見るのどうだった?」と聞くと、「楽しかった」とさらりと答える主人。

「大変だったでしょう?」と質問してみたら「いやぁ、別に。息子が歩くから、よく見なきゃいけないけど、大変より楽しかった。またできると思うよ」と言います。

普段から「いつも息子と一緒に過ごしたい」と言っている主人。平日は仕事でそれができないから、今日は楽しかったのだと思います。毎日「息子がかわいい」と言っていますが、本心なんだなぁ、と感じました。

子どもの面倒を見るのが楽しくて、合間に家事もこなした夫。私よりも、主夫にむいているではありませんか!

もし、一日育児を任せてみよう!という場合には、朝食、昼食、夕食、おやつなどをすべて用意しておいて、レンジでチンすればすぐに食べられるようにしておくといいです。

こうしておけば、「ごはんは何を食べさせるの?」など、パパからいちいち聞かれることはありませんし、子どももお腹がすいて泣くことがないので、機嫌よく過ごせるはずです。

仕事のある日は1、2時間しか子どもの面倒を見ない主人でも、ちょっと背中を押して(今回はちょっと強制的だったけど)、子どもと二人だけの環境になれば、結構育児をしてくれました。

今回は初めてだったので、別室で耳をダンボにして様子をうかがい、子供がダメそうなときには手を差し伸べました。

私が少し手助けをしても、主人に「一日子どもの面倒を見た!」という満足感を味わわせた方が、次につながると思ったからです。

「楽しかった」と言う主人に、私の日頃の大変さがあまり伝わらなかったのは残念ですが、「来週もお願いね」と頼むと「いいよ」と即承諾。来週もパパが一日見てくれるそうです。やったー!

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一週間のうち一日、自分の時間が持てるなんて、考えてもみないことでした。今日は、主人と息子の様子を観察して終わってしまいましたが、次回からは自分の好きなことをして、楽しみたいと思います。

著者:すーじー
年齢:34歳
子どもの年齢:11ヶ月

オランダ人と国際結婚し、オランダに暮らして5年目突入。歴史ある街並み、豊かな自然、気さくな人々に囲まれ、オランダ生活に慣れてきた今日この頃だが、妊娠・出産・子育てを通して新たなカルチャーギャップに遭遇中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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