暑い夏は他国ではまだまだ続いています。車中に子供やペットを置き去りにすることがどれほど危険なことかというのは、再三ニュースでも伝えられています。しかし、死への危険を伴うのは、何も車中に限ったことではありません。

マレーシアのクアラルンプールで、先日通りがかりの人によりFacebookに投稿された一枚の写真が「ネグレクトだ」とネット上で物議を醸しています。

炎天下の駐車場で子供を一人で待たせる母親

これは、クアラルンプールの最も忙しいビジネスエリアといわれるジャラン・クチャイ・ラマ(Jalan Kuchai Lama)にある駐車場で起こった出来事だそうです。

Facebookに投稿した人物は、この少年が20分間、炎天下で焼けたコンクリートで座らされていたことを「許されるべきではない」とコメント。この母親は自分が車を持ってくるまでの間、駐車スペース確保のために子供をここで待たせていたというのです。

ネットではこの母親へ批判のコメントが相次いだ

Licensed by gettyimages ®

人の多いエリアでの駐車スペース確保は大変だというのは、きっとどこの国でも同じでしょう。だからといって、子供を20分間も放置しておくというのはあまりにも身勝手過ぎるという、母親への批判がネット上で相次ぎました。

この光景を目にした人はFacebookに写真を投稿した人だけではなかったようです。通りがかりの人は何人かが「少年は捨てられたのか」と思い、声をかけたところ「母にここで待てと言われている」という返事が返って来て驚いたとコメントしています。

子供への危険を考えない親に怒りの声

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また、あるユーザーは「この母親は感謝すべきだよ。普通ならこんなところに子供を一人で放っておいたら誘拐されたり傷つけられたりと、どんな悪い出来事に巻き込まれるかも知れないのに。無責任すぎる」と怒りの声を寄せています。

他にも「この子が駐車場で別の車に轢かれたらどうする気なの」「こういう育て方をする親は子供を産むべきじゃない」「何かあってからじゃ遅いのに、この母親はおかしいんじゃないの」「こういう種類の人間には何を言っても無駄」といった辛辣な批判がFacebookに相次いでいます。

筆者の住むイギリスでは、親がこのように子供を放っておくと間違いなく逮捕となり、親権を奪われるでしょう。マレーシアの法律は定かではありませんが、法律云々よりも子供を炎天下の焼け付くコンクリートに20分も座らせておくという行為は非人道的に当たるといっても過言ではないでしょう。

各家庭により、子育ての仕方が違うのは当然ですが親の身勝手で子供を所有物のように扱ったり、非人道的な行為をすることはもはや虐待といえるでしょう。この母親は、子供のおかげで忙しい駐車スペースを確保できたことを嬉しく思うのでしょうが、自分が子供に何をしたのかということを気付くことがあるのでしょうか。

後から何かが起こってももう遅いのです。この母親が今後誰かに注意されたり、もしくは自分で気付いて子供への接し方を改めてくれることを願うしかありません。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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